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公開番号2025103068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220151
出願日2023-12-27
発明の名称遮蔽装置
出願人立川ブラインド工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/322 20060101AFI20250702BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】ボールチェーンの操作に伴う異音の発生を抑制可能とした遮蔽装置を提供する。
【解決手段】横型ブラインドは、スラットを吊下支持するヘッドボックス11に配置される操作ユニット20を備える。操作ユニット20は、プーリ22と、プーリ22に掛け合わされるボールチェーン21と、ハウジング23と、を備える。ハウジング23は、ボールチェーン21をヘッドボックス11の前方に引き出すための上側開口24A及び下側開口24Bと、プーリ22の下端と下側開口24Bとの間においてボールチェーン21をガイドする下側ガイド面26Aと、を備える。ボールチェーン21は、互いに隣接する第1ボール部21A1及び第2ボール部21A2を含む。ボールチェーン21の操作時において、第1ボール部21A1がプーリ22に接するときに、第2ボール部21A2が下側ガイド面26Aに接する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遮蔽材と、前記遮蔽材を吊下支持するヘッド部と、を備え、
前記ヘッド部は、前記遮蔽材を操作するための操作ユニットを備え、
前記操作ユニットは、回転によって前記遮蔽材を操作するプーリと、前記プーリに掛け合わされるボールチェーンと、前記ボールチェーンを前記ヘッド部の前方に引き出すための上側開口及び下側開口を備えるガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材は、前記ボールチェーンにおける前記プーリの下端と前記下側開口との間の移動経路において、前記下側開口側が前記プーリの下端側よりも高くなる部分を含むように、前記ボールチェーンをガイドするガイド面を備え、
前記ボールチェーンは、連結部を介して連結される複数のボール部を備え、
前記複数のボール部は、互いに隣接する第1ボール部及び第2ボール部を含み、
前記ボールチェーンの操作時において、前記第1ボール部が前記プーリに接するときに、前記第2ボール部が前記ガイド面に接する
遮蔽装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記ボールチェーンの操作時において、前記プーリ及び前記ガイド面の両方に同時に接する前記ボール部を含む
請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項3】
前記ガイド面は、下側ガイド面であり、
前記ガイド部材は、前記ボールチェーンのなかで前記プーリの上端と前記上側開口との間に位置する部分をガイドする上側ガイド面を備え、
前記上側ガイド面は、前記ヘッド部のなかで前方に面する外面よりも前方に向かって突出している
請求項1または2に記載の遮蔽装置。
【請求項4】
前記ガイド面は、前記プーリの下端側から前記下側開口側に向かって上方に延びる曲面部分を含む
請求項1または2に記載の遮蔽装置。
【請求項5】
前記遮蔽材は、上下方向に並ぶスラットである
請求項1または2に記載の遮蔽装置。
【請求項6】
前記ボールチェーンのなかで前記プーリの上端から前記プーリの後端までの間に位置する部分を覆う円弧状の後方ガイド面を備える
請求項1または2に記載の遮蔽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮蔽装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
遮蔽装置の一例である横型ブラインドでは、ヘッドボックスから吊下支持される遮蔽材の下部に設けられたボトムレールに昇降コードが取り付けられる。横型ブラインドは、昇降コードの巻取り及び巻戻しを行う巻取軸と、ユーザの操作によって巻取軸を回転させる操作ユニットと、を備える。操作ユニットは、巻取軸に回転力を伝えるプーリと、プーリを回転させる操作コードと、操作コードをヘッドボックスから引き出すコードゲートと、を備える。例えば、特許文献1には、操作コードとしてボールチェーンを用いる遮蔽装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/209259号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような遮蔽装置では、ボールチェーンの操作時にボールチェーンが意図せず上下に振れることがある。この場合、ボールチェーンがコードゲートに接触することによって異音が発生することがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための遮蔽装置は、遮蔽材と、前記遮蔽材を吊下支持するヘッド部と、を備え、前記ヘッド部は、前記遮蔽材を操作するための操作ユニットを備え、前記操作ユニットは、回転によって前記遮蔽材を操作するプーリと、前記プーリに掛け合わされるボールチェーンと、前記ボールチェーンを前記ヘッド部の前方に引き出すための上側開口及び下側開口を備えるガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、前記ボールチェーンにおける前記プーリの下端と前記下側開口との間の移動経路において、前記下側開口側が前記プーリの下端側よりも高くなる部分を含むように、前記ボールチェーンをガイドするガイド面を備え、前記ボールチェーンは、連結部を介して連結される複数のボール部を備え、前記複数のボール部は、互いに隣接する第1ボール部及び第2ボール部を含み、前記ボールチェーンの操作時において、前記第1ボール部が前記プーリに接するときに、前記第2ボール部が前記ガイド面に接する。
【0006】
上記遮蔽装置において、前記ボールチェーンの操作時において、前記プーリ及び前記ガイド面の両方に同時に接する前記ボール部を含むように構成してもよい。
上記遮蔽装置において、前記ガイド面は、下側ガイド面であり、前記ガイド部材は、前記ボールチェーンのなかで前記プーリの上端と前記上側開口との間に位置する部分をガイドする上側ガイド面を備え、前記上側ガイド面は、前記ヘッド部のなかで前方に面する外面よりも前方に向かって突出するように構成してもよい。
【0007】
上記遮蔽装置において、前記ガイド面は、前記プーリの下端側から前記下側開口側に向かって上方に延びる曲面部分を含むように構成してもよい。
上記遮蔽装置において、前記遮蔽材は、上下方向に並ぶスラットであってもよい。
【0008】
上記遮蔽装置において、前記ボールチェーンのなかで前記プーリの上端から前記プーリの後端までの間に位置する部分を覆う円弧状の後方ガイド面を備えるように構成してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ボールチェーンの操作に伴う異音の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、遮蔽装置の一例である横型ブラインドの正面図である。
図2は、横型ブラインドが備える操作ユニットの断面図である。
図3は、横型ブラインドが備える操作ユニットの断面図である。
図4は、ヘッドボックスが備える収容部の断面図である。
図5は、スラットをチルトした状態の横型ブラインドの断面図である。
図6は、スラットを図5とは反対側にチルトした状態の横型ブラインドの断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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