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公開番号
2025071964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182414
出願日
2023-10-24
発明の名称
液体吐出ヘッド、液体吐出装置、液体吐出ヘッドの製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250430BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】素子基板と電気配線基板との接続部における信頼性を向上することが可能な液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】液体を吐出する液体吐出ヘッドは、端子を有する素子基板と、端子に当接して接続された配線部を含む配線基板と、を備えている。素子基板における端子が設けられた面と垂直な方向における、端子が設けられた面と、配線部の端子に対向する部分と、の第1の距離よりも、素子基板の端部と、配線部と、の第2の距離の方が大きい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出ヘッドであって、
端子を有する素子基板と、
前記端子に当接して接続された配線部を含む配線基板と、
を備え、
前記素子基板における前記端子が設けられた面と垂直な方向における、前記端子が設けられた面と、前記配線部の前記端子に対向する部分と、の第1の距離よりも、前記素子基板の端部と、前記配線部と、の第2の距離の方が大きい、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記配線基板は、前記素子基板における前記端子が設けられた面に対して離れる方向に傾く傾斜部を有する、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記傾斜部の角度は、前記配線部の水平部に対して160度以上である、
請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記配線部は、前記素子基板における前記端子が設けられた面に対して離れる方向に凹む凹部を有する、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記素子基板は、前記端子が設けられた面よりも前記配線部に対して離れる段差を有する、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記素子基板と前記配線部との間に塗布された非導電性樹脂を更に備え、
前記配線部と前記端子との接続は、前記非導電性樹脂によって、維持されている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記素子基板は、液体を吐出する吐出口と、前記吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生させる素子と、を有する、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記素子はピエゾ素子である、
請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドを備える、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
端子を有する素子基板と、前記端子に対して当接して接続された配線部を含む配線基板と、を備える液体吐出ヘッドの製造方法であって、
前記端子と前記配線部との接続を維持する非導電性樹脂を塗布する塗布工程と、
前記端子と前記配線部とを接続する接続工程と、
を含み、
前記接続工程において、前記素子基板における前記端子が設けられた面と垂直な方向における、前記端子が設けられた面と、前記配線部の前記端子に対向する部分と、の第1の距離よりも、前記素子基板の端部と、前記配線部と、の第2の距離の方が大きい状態で前記端子に前記配線部を接続する、
ことを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、液体吐出ヘッドの製造方法に関し、詳しくは、基板上の端子と配線基板の配線部とを接続する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、特許文献1には、素子基板の電極端子と配線基板(電気配線基板)の配線部とを直接接続させる工程を含む液体吐出ヘッドの製造方法が記載されている。具体的には、素子基板に設けられた電極端子に対し、電気配線基板の配線部を近づけ、その後、当接もしくは金属結合させた後、例えば封止剤の様な樹脂層により電極部を保護する。これにより、ワイヤボンディングの様に、接続する際のワイヤ配置等に伴う操作を必要とせず、液体吐出ヘッドの生産性が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-54066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、基板の端子に配線部を接続する工程は、端子と配線部とが対向した状態で行われる。このため、例えば、意図せず配線基板が傾くと、配線部の端子と対向する領域以外が素子基板に接触してしまうことがある。その結果、電気接続不良等の不具合を招く虞がある。
【0005】
そこで、本開示は、素子基板と電気配線基板との接続部における信頼性を向上することが可能な液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の液体吐出ヘッドは、端子を有する素子基板と、前記端子に当接して接続された配線部を含む配線基板と、を備え、前記素子基板における前記端子が設けられた面と垂直な方向における、前記端子が設けられた面と、前記配線部の前記端子に対向する部分と、の第1の距離よりも、前記素子基板の端部と、前記配線部と、の第2の距離の方が大きい、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、素子基板と電気配線基板との接続部における信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る液体吐出装置の構成を示す図である。
一実施形態に係るヘッド部の一つを示す斜視図である。
一実施形態に係る液体吐出ユニットの構成を示す斜視図である。
一実施形態に係る液体吐出ユニットの分解斜視図である。
一実施形態に係る接続のための構成を説明するための図である。
一実施形態に係る液体吐出ユニットを模式的に示す断面図である。
一実施形態に係る素子基板と電気配線基板との位置関係を説明する図である。
一実施形態に係る液体吐出装置の製造工程を示すフローチャートである。
一実施形態に係る製造工程の説明図である。
比較例を示す図である。
一実施形態に係る液体吐出ユニットを模式的に示す断面図である。
一実施形態に係る液体吐出ユニットを模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施形態]
図1は、本開示の一実施形態に係る液体吐出装置100の構成を示す図である。
【0010】
先ず、本明細書で参照する図に示す座標系について説明する。図1に示す様に、-Y方向は、記録媒体101が搬送される方向であり、+Y方向は、搬送方向の上流側である。また、X方向は、液体吐出ヘッド103の長手方向(幅方向)であり、このとき、液体吐出ヘッド103の短手方向(奥行き方向)はY方向に沿った方向である。Z方向は、液体吐出ヘッド103の高さ方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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