特許ウォッチ

公開番号2025073835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184943
出願日2023-10-27
発明の名称試料容器保持装置
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 35/04 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約【課題】第1水平方向及び第2水平方向の位置と上面視での回転位置とを定める位置決めを安定して実現できる試料容器保持装置を提供する。
【解決手段】第1側面、第1コーナー部、第2側面、第2コーナー部、第3側面、第3コーナー部、第4側面、第4コーナー部を上面視で時計回りにこの順に有する長方形状をなす試料容器を保持する試料容器保持装置であって、前記第1側面における第1水平方向の位置及び回転位置を規制する第1規制部と、前記第2側面における第2水平方向の位置及び回転位置を規制する第2規制部と、前記第3側面を押すことで前記第1側面を前記第1規制部に押し付ける第1押し付け部と、前記第4側面を押すことで前記第2側面を前記第2規制部に押し付ける第2押し付け部とを有する、試料容器保持装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１側面、第１コーナー部、第２側面、第２コーナー部、第３側面、第３コーナー部、第４側面、第４コーナー部を上面視で時計回りにこの順に有する長方形状をなす試料容器を保持する試料容器保持装置であって、
前記試料容器が載置される載置部と、
前記第１側面への接触によって前記第１側面における第１水平方向の位置及び前記上面視での回転位置を規制する第１規制部と、
前記第２側面への接触によって前記第２側面における前記第１水平方向に垂直な第２水平方向の位置及び前記上面視での回転位置を規制する第２規制部と、
前記第３側面を押すことで前記第１側面を前記第１規制部に押し付ける第１押し付け部と、
前記第４側面を押すことで前記第２側面を前記第２規制部に押し付ける第２押し付け部とを有する、試料容器保持装置。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
前記第１押し付け部及び前記第２押し付け部はそれぞれ直動装置で構成される、請求項１に記載の試料容器保持装置。
【請求項３】
前記第１押し付け部は、前記第２水平方向において前記第１規制部の両端間に位置し、
前記第２押し付け部は、前記第１水平方向において前記第２規制部の両端間に位置する、請求項１に記載の試料容器保持装置。
【請求項４】
前記第１規制部は、前記第２水平方向に沿い前記第１側面に接する基準面を有し、
前記第２規制部は、前記第１水平方向に沿い前記第２側面に接する基準面を有する、請求項１に記載の試料容器保持装置。
【請求項５】
前記載置部は、下方に開放された開放部の４つのコーナーにそれぞれ位置する棚部で構成される、請求項１に記載の試料容器保持装置。
【請求項６】
請求項１に記載の試料容器保持装置を有する試料分析装置。
【請求項７】
前記試料容器を保持した前記試料容器保持装置を移動する移動部を有する請求項６に記載の試料分析装置。
【請求項８】
前記試料容器を保持した前記試料容器保持装置を前記移動部によって移動することによって、前記試料容器に収容された試料を分析する分析部を有する請求項７に記載の試料分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は試料容器保持装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
試料容器を保持する試料容器保持装置が知られている（例えば特許文献１～５参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６０５０５４６号公報
特開２０１５－９９２５６号公報
特開２００９－１９２７６３号公報
特開２００６－９８２８６号公報
特開２０１１－１８０４１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示の目的は、第１水平方向及び第２水平方向の位置と上面視での回転位置とを定める位置決めを安定して実現できる試料容器保持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【０００６】
［１］
第１側面、第１コーナー部、第２側面、第２コーナー部、第３側面、第３コーナー部、第４側面、第４コーナー部を上面視で時計回りにこの順に有する長方形状をなす試料容器を保持する試料容器保持装置であって、
前記試料容器が載置される載置部と、
前記第１側面への接触によって前記第１側面における第１水平方向の位置及び前記上面視での回転位置を規制する第１規制部と、
前記第２側面への接触によって前記第２側面における前記第１水平方向に垂直な第２水平方向の位置及び前記上面視での回転位置を規制する第２規制部と、
前記第３側面を押すことで前記第１側面を前記第１規制部に押し付ける第１押し付け部と、
前記第４側面を押すことで前記第２側面を前記第２規制部に押し付ける第２押し付け部とを有する、試料容器保持装置。
【０００７】
［２］
前記第１押し付け部及び前記第２押し付け部はそれぞれ直動装置で構成される、［１］に記載の試料容器保持装置。
【０００８】
［３］
前記第１押し付け部は、前記第２水平方向において前記第１規制部の両端間に位置し、
前記第２押し付け部は、前記第１水平方向において前記第２規制部の両端間に位置する、［１］又は［２］に記載の試料容器保持装置。
【０００９】
［４］
前記第１規制部は、前記第２水平方向に沿い前記第１側面に接する基準面を有し、
前記第２規制部は、前記第１水平方向に沿い前記第２側面に接する基準面を有する、［１］～［３］の何れか１項に記載の試料容器保持装置。
【００１０】
［５］
前記載置部は、下方に開放された開放部の４つのコーナーにそれぞれ位置する棚部で構成される、［１］～［４］の何れか１項に記載の試料容器保持装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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