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公開番号2025076767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188602
出願日2023-11-02
発明の名称通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、及び通信制御システム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 45/24 20220101AFI20250509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信ネットワークの冗長化を容易に実現すること。
【解決手段】第1の有線通信部511は、有線接続機能を有する。第2の有線通信部512は、有線接続機能を有する。第3の有線通信部513は、有線接続機能を有しノード21と接続される。無線通信部514は、複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する。特定部5161は、有線ネットワークを介して第1の有線通信部511又は第2の有線通信部512に接続される隣り合う機器が同一の機能を有する通信制御装置であるかどうかを特定する。通信制御部5162は、他の通信制御装置との間で、無線ネットワークを介した通信を確立し、更に第1の有線通信部511、第2の有線通信部512、第3の有線通信部513、及び無線通信部514の間で適切な宛先へ通信フレームの転送を行うブリッジ機能を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
有線接続機能を有する第1の有線通信部と、
有線接続機能を有する第2の有線通信部と、
有線接続機能を有しノードと接続される第3の有線通信部と、
複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する無線通信部と、
前記第1の有線通信部又は前記第2の有線通信部と有線ネットワークを介して接続される隣り合う機器が同一の機能を有する通信制御装置であるかどうかを特定する特定部と、
他の通信制御装置との間で、無線ネットワークを介した通信を確立し、更に前記第1の有線通信部、前記第2の有線通信部、前記第3の有線通信部、及び前記無線通信部の間で適切な宛先へ通信フレームの転送を行うブリッジ機能を有する通信制御部と、
を有することを特徴とする通信制御装置。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記特定部は、あらかじめ定められた識別情報によって隣り合う機器が同一の機能を有する通信制御装置であるかどうかを特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記特定部は、特定の値で始まるMACアドレスを有する他の通信制御装置、又は特定のパターンを有する機器IDを持つ他の通信制御装置を同一の機能を有する通信制御装置であると特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記通信制御部は、前記有線ネットワーク及び前記無線ネットワークの両方を介して他の通信制御装置から同じフレームを受信した場合、先に受信した方のフレームを適切な宛先に転送し、後に受信した方のフレームを破棄する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項5】
前記通信制御部は、前記第2の有線通信部と前記有線ネットワークを介して接続された第2の通信制御装置との間で、前記無線ネットワークを介した通信が確立された後、前記第2の有線通信部と第3の通信制御装置が接続され、前記特定部が前記第3の通信制御装置を特定した場合、前記第3の通信制御装置との間で前記無線ネットワークを介した通信を確立する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項6】
前記通信制御部は、前記第2の有線通信部と前記第3の通信制御装置が接続された後、前記第3の通信制御装置との間で前記無線ネットワークを介した通信を確立する前に、前記第2の通信制御装置との間で確立した前記無線ネットワークを介した通信を切断する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
【請求項7】
有線通信機能を有する第1の有線通信部と、
有線通信機能を有する第2の有線通信部と、
有線通信機能を有しノードと接続される第3の有線通信部と、
複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する無線通信部と、
を有する通信制御装置によって実行される通信制御方法であって、
前記第1の有線通信部又は前記第2の有線通信部と有線ネットワークを介して接続される隣り合う機器が同一の機能を有する通信制御装置であるかどうかを特定する特定工程と、
他の通信制御装置との間で、無線ネットワークを介した通信を確立し、更に前記第1の有線通信部、前記第2の有線通信部、前記第3の有線通信部、及び前記無線通信部の間で適切な宛先へ通信フレームの転送を行うブリッジ機能を実行する通信制御工程と、
を含むことを特徴とする通信制御方法。
【請求項8】
有線通信機能を有する第1の有線通信部と、
有線通信機能を有する第2の有線通信部と、
有線通信機能を有しノードと接続される第3の有線通信部と、
複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する無線通信部と、
を有する通信制御装置に、
前記第1の有線通信部又は前記第2の有線通信部と有線ネットワークを介して接続される隣り合う機器が同一の機能を有する通信制御装置であるかどうかを特定し、
他の通信制御装置との間で、無線ネットワークを介した通信を確立し、更に前記第1の有線通信部、前記第2の有線通信部、前記第3の有線通信部、及び前記無線通信部の間で適切な宛先へ通信フレームの転送を行うブリッジ機能を実行する
処理を実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
【請求項9】
第1のノードと、第1の通信制御装置と、第2のノードと、第2の通信制御装置と、を有する通信制御システムであって、
前記第1の通信制御装置は、
有線通信機能を有する第1の有線通信部と、
有線通信機能を有する第2の有線通信部と、
有線通信機能を有し前記第1のノードと接続される第3の有線通信部と、
複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する第1の無線通信部と、
前記第1の有線通信部又は前記第2の有線通信部が有線ネットワークを介して前記第2の通信制御装置に接続されている場合に、前記第2の通信制御装置との間で、無線ネットワークを介した通信を確立し、前記第1の通信制御装置から前記第2の通信制御装置に送信されるフレームを、前記有線ネットワークと前記無線ネットワークの両方を介して前記第2の通信制御装置に送信する第1の通信制御部と、
を有し、
前記第2の通信制御装置は、
有線通信機能を有する第4の有線通信部と、
有線通信機能を有する第5の有線通信部と、
有線通信機能を有し前記第2のノードと接続される第6の有線通信部と、
複数の無線ネットワークと接続可能な無線通信機能を有する第2の無線通信部と、
前記第4の有線通信部又は前記第5の有線通信部が前記有線ネットワークを介して前記第1の通信制御装置に接続されている場合に、前記第1の通信制御装置との間で、前記無線ネットワークを介した通信を確立し、前記第2の通信制御装置から前記第1の通信制御装置に送信されるフレームを、前記有線ネットワークと前記無線ネットワークの両方を介して前記第1の通信制御装置に送信する第2の通信制御部と、
を有することを特徴とする通信制御システム。
【請求項10】
前記第1の通信制御部は、前記有線ネットワーク及び前記無線ネットワークの両方を介して前記第2の通信制御装置から同じフレームを受信した場合、先に受信した方のフレームを適切な宛先に転送し、後に受信した方のフレームを破棄し、
前記第2の通信制御部は、前記有線ネットワーク及び前記無線ネットワークの両方を介して前記第1の通信制御装置から同じフレームを受信した場合、先に受信した方のフレームを適切な宛先に転送し、後に受信した方のフレームを破棄する
ことを特徴とする請求項9に記載の通信制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、及び通信制御システムに関する。
続きを表示(約 800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数のノードを有する通信ネットワークを冗長化するために、各ノードを複数の経路に有線で接続させる方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-112977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術には、通信ネットワークの冗長化を容易に実現できない場合があるという問題がある。
【0005】
例えば、従来の技術では、接続される経路の数と同数の物理的な通信ポートが各ノードに設けられる必要がある。一方で、ノードの小型化等の理由から、複数の通信ポートを設けることが困難な場合がある。
【0006】
図9を用いて、従来の通信制御システムを説明する。図9は、従来の通信制御システムを示す図である。
【0007】
図9に示すように、通信制御システム1aは、スイッチ11、ノード21a、ノード22a、ノード23a、ノード24aを有する。
【0008】
ここで、ノードは、情報処理及び通信を行う機器である。ノードは、コンピュータ等と言い換えられてもよい。また、有線通信部は通信ポートである。
【0009】
ノード21aは、有線通信部211a及び有線通信部212aを備える。有線通信部211aは、スイッチ11に接続される。有線通信部212aは、ノード22aに接続される。
【0010】
ノード22aは、有線通信部221a及び有線通信部222aを備える。有線通信部221aは、ノード21aに接続される。有線通信部222aは、ノード23aに接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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