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公開番号
2025074775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185806
出願日
2023-10-30
発明の名称
圧力センサ
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01L
19/04 20060101AFI20250507BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ダイヤフラムの高強度化、耐摩耗性の向上、耐腐食性の向上等を図りつつ、分解能の向上も図ることができる温度特性の優れた圧力センサを得ること。
【解決手段】圧力センサ1は、受圧面41に圧力を受けて変形するダイヤフラム部4と、ダイヤフラム部4の外周に一体に形成されてダイヤフラム部4よりも厚く形成されたリム部5と、を有する受圧体2と、受圧面41の裏面42に接合されてダイヤフラム部4のひずみを振動式ひずみゲージで検知する半導体基板3と、を備え、受圧体2はセラミックで形成されており、半導体基板3は、裏面42に対向して設けられた基部6と、基部6から裏面42に向けて突出するとともに裏面42に接合される接合面71を有する接合部7と、を有し、裏面42に垂直な方向から見た場合に基部6の面積よりも接合部7の面積のほうが小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受圧面に圧力を受けて変形するダイヤフラム部と、前記ダイヤフラム部の外周に一体に形成されて前記ダイヤフラム部よりも厚く形成されたリム部と、を有する受圧体と、
前記受圧面の裏面に接合されて前記ダイヤフラム部のひずみを検知する半導体基板と、を備え、
前記受圧体はセラミックで形成されており、
前記半導体基板は、前記裏面に対向して設けられた基部と、前記基部から前記裏面に向けて突出するとともに前記裏面に接合される接合面を有する接合部と、を有し、
前記半導体基板上に、少なくとも1つの振動式ひずみゲージが設けられており、
前記裏面に垂直な方向から見た場合に前記基部の面積よりも前記接合部の面積のほうが小さい圧力センサ。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記基部および前記接合部はシリコンで形成されており、
前記基部および前記接合部の熱膨脹係数と前記受圧体の熱膨張係数との差が0℃から200℃の範囲で2ppm/℃以下である請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項3】
前記接合面の全体が前記ダイヤフラム部に接している請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項4】
前記接合面の一部が前記リム部に接している請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項5】
前記接合面は、直接接合か、または金属膜を介して前記裏面に接合されている請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項6】
前記受圧体は、前記ダイヤフラム部が設けられた領域において前記受圧面側が凹んでいる請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項7】
前記受圧体は、前記ダイヤフラム部が設けられた領域において前記裏面側が凹んでいる請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項8】
前記裏面に垂直な方向から見た場合に前記基部の形状が正方形である請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項9】
前記基部の辺長が前記ダイヤフラム部の外径よりも大きい請求項8に記載の圧力センサ。
【請求項10】
前記裏面に垂直な方向から見た場合に前記基部の形状が円形である請求項1に記載の圧力センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイヤフラムの受圧面に加わる圧力を測定する圧力センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
主に流体である被測定体の圧力を測定する圧力センサが知られている。圧力センサは、ダイヤフラムを備える。ダイヤフラムは、被測定体から圧力が加えられる受圧面を有する。圧力センサは、受圧面に加えられた圧力によるダイヤフラムの変形量に基づいて圧力を測定する。このような圧力センサには、例えば特許文献1に示すように、金属でダイヤフラムが形成され、ダイヤフラムにピエゾ抵抗式のひずみゲージが貼り付けられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-94666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金属で形成されたダイヤフラムは、被測定体に異物が含まれていると、異物の衝突によって塑性変形してしまう。また、被測定体が酸性またはアルカリ性といった腐食性の流体であった場合には、金属で形成されたダイヤフラムが腐食してしまう場合がある。また、被測定体が水素である場合には、金属で形成されたダイヤフラムを透過したり、水素脆化によってダイヤフラムが脆くなったりしてしまう場合がある。
【0005】
本発明は、ダイヤフラムの高強度化、耐摩耗性の向上、耐腐食性の向上等を図りつつ、分解能の向上も図ることができる圧力センサを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる圧力センサは、受圧面に圧力を受けて変形するダイヤフラム部と、ダイヤフラム部の外周に一体に形成されてダイヤフラム部よりも厚く形成されたリム部と、を有する受圧体と、受圧面の裏面に接合されてダイヤフラム部のひずみを振動式ひずみゲージで検知する半導体基板と、を備え、受圧体はセラミックで形成されており、半導体基板は、裏面に対向して設けられた基部と、基部から裏面に向けて突出するとともに裏面に接合される接合面を有する接合部と、を有し、半導体基板上に、少なくとも1つの振動式ひずみゲージが設けられており、裏面に垂直な方向から見た場合に基部の面積よりも接合部の面積のほうが小さい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の圧力センサによれば、ダイヤフラムの高強度化、耐摩耗性の向上、耐腐食性の向上等を図りつつ、分解能の向上も図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1にかかる圧力センサの断面図である。
図1に示す圧力センサを半導体基板側から見た図である。
実施形態1の第1の変形例にかかる圧力センサを半導体基板側から見た図である。
実施形態1の第2の変形例にかかる圧力センサを半導体基板側から見た図である。
実施形態1の第3の変形例にかかる圧力センサの断面図である。
図5に示す圧力センサを半導体基板側から見た図である。
実施形態1の第4の変形例にかかる圧力センサの断面図である。
実施形態1の第5の変形例にかかる圧力センサの断面図である。
実施形態1の第6の変形例にかかる圧力センサの断面図である。
実施形態1の第7の変形例にかかる圧力センサの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態にかかる圧力センサを、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
【0010】
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1にかかる圧力センサの断面図である。図2は、図1に示す圧力センサを半導体基板側から見た図である。圧力センサ1は、受圧体2と、半導体基板3と、を備える。圧力センサ1は、主に流体である被測定体の圧力を測定する。
(【0011】以降は省略されています)
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