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公開番号
2025077761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190209
出願日
2023-11-07
発明の名称
排気部品
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F01N
13/10 20100101AFI20250512BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排ガスの圧力損失を低減する。
【解決手段】排気部品は、第1部材と、第2部材と、を備える。第1部材は、排ガスの流路である第1流路を形成する。第2部材は、第1流路よりも流路の断面積が小さい流路である第2流路を形成する。第1部材は、貫通孔を形成する部位である孔形成部を有する。孔形成部の先端部分は、貫通孔の周囲から湾曲して第1部材の外側に突出し、貫通孔を周回する部位である。第2部材における第2流路の上流側の端部である上流端部は、孔形成部の外周面を覆うように孔形成部と接合される。第2流路は、排ガスが貫通孔を通過して上流端部から流入する流路である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
排気部品であって、
排ガスの流路である第1流路を形成する第1部材と、
前記第1流路よりも流路の断面積が小さい流路である第2流路を形成する第2部材と、
を備え、
前記第1部材は、貫通孔を形成する部位である孔形成部を有し、
前記孔形成部の先端部分は、前記貫通孔の周囲から湾曲して前記第1部材の外側に突出し、前記貫通孔を周回する部位であり、
前記第2部材における前記第2流路の上流側の端部である上流端部は、前記孔形成部の外周面を覆うように前記孔形成部と接合され、
前記第2流路は、前記排ガスが前記貫通孔を通過して前記上流端部から流入する流路である、
排気部品。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の排気部品であって、
前記上流端部の端面は、前記孔形成部の外周面となす角度が鈍角になるように形成されている、
排気部品。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の排気部品であって、
前記上流端部の内周面は、前記第2流路の下流側から上流側に向かうにつれて径方向外側に広がるように形成されている、
排気部品。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の排気部品であって、
前記孔形成部は、前記第1部材の外側に向かって、0度よりも大きく、かつ、90度以下の角度で湾曲している、
排気部品。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の排気部品であって、
前記第1部材は、内部に触媒を備えるケースとして構成され、
前記第2部材は、センサに接続されるパイプ又はEGRパイプとして構成される、
排気部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は排気部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関で発生した排ガスが流れる流路から排ガスを取り出す技術が知られている。例えば、特許文献1には、排ガスの流路を形成するケースに設けられた孔にEGR(Exaust Gas Recirculation)パイプを挿入し、EGRパイプを通じてケースから取り出した排ガスを内燃機関に循環させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-092066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関の排気系統には、排ガスに含まれる排気微粒子を捕集するフィルタ機能を有する触媒が搭載されている場合がある。この触媒は、使用に伴いフィルタが目詰まりする。このため、フィルタの目詰まりを検知することが行われている。フィルタの目詰まりは、例えば、排ガスの流路から排ガスを取り出して排ガスの圧力を測定することによって検知することができる。このとき、従来技術では、パイプの端部が孔に挿入されており、ケース内における排ガスの流路径に対してパイプの内径が急激に細くなっているため、ケースからパイプに排ガスを取り出す際の排ガスの圧力損失(換言すれば、入口損失)が大きくなる問題があった。
【0005】
本開示の一局面は、排ガスの圧力損失を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、排気部品であって、第1部材と、第2部材と、を備える。第1部材は、排ガスの流路である第1流路を形成する。第2部材は、第1流路よりも流路の断面積が小さい流路である第2流路を形成する。第1部材は、貫通孔を形成する部位である孔形成部を有する。
【0007】
孔形成部の先端部分は、貫通孔の周囲から湾曲して第1部材の外側に突出し、貫通孔を周回する部位である。
第2部材における第2流路の上流側の端部である上流端部は、孔形成部の外周面を覆うように孔形成部と接合される。第2流路は、排ガスが貫通孔を通過して上流端部から流入する流路である。
【0008】
このような構成によれば、排ガスの圧力損失を低減することができる。
本開示の一態様では、上流端部の端面は、孔形成部の外周面となす角度が鈍角になるように形成されていてもよい。
【0009】
このような構成によれば、第2部材の上流端部を第1部材の孔形成部に接合する際の接合の安定性を向上させることができる。
本開示の一態様では、上流端部の内周面は、第2流路の下流側から上流側に向かうにつれて径方向外側に広がるように形成されていてもよい。
【0010】
このような構成によれば、第2部材の上流端部を第1部材の孔形成部に接合する際の精度を向上することができる。
本開示の一態様では、孔形成部は、第1部材の外側に向かって、0度よりも大きく、かつ、90度以下の角度で湾曲していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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