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公開番号
2025079195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191732
出願日
2023-11-09
発明の名称
レール積み下ろし装置
出願人
昭栄工業株式会社
,
シーエヌ建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01B
29/16 20060101AFI20250514BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】本発明は、レール積み下ろし作業の作業性を高めることができるレール積み下ろし装置を提供する。
【解決手段】レール積み下ろし装置20は、第1,第2支柱部23A,23Bに支持される桁部24と、第1,第2支柱部23A,23Bを回動させて倒した状態にする第1,第2支柱回動機構55A,55Bと、第1,第2支柱部23A,23Bの上端部と桁部24とを連結する第1,第2連結機構60A,60Bと、を備える。各連結機構60A,60Bにおいて、桁側ジョイント部70には、桁側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凸となる桁側円弧面が形成されており、柱側ジョイント部80には、柱側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凹む柱側円弧面が形成されている。桁側円弧面の曲率半径と、柱側円弧面の曲率半径とは同等である。各連結機構60A,60Bは、桁側円弧面と柱側円弧面とが当接した状態で、各貫通孔に挿通されるピン部材90を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
レール(15)を走行するレール運搬車(10)に備えられるレール積み下ろし装置(20)において、
前記レール運搬車の車幅方向の両端部にそれぞれ設けられた土台部(22A,22B)と、
前記各土台部から上方に延びる支柱部(23A,23B)と、
前記各支柱部に支持されるとともに、前記車幅方向に延びる桁部(24)と、
前記桁部の長手方向に沿って移動可能に前記桁部に設けられ、レールを吊り下げる吊り下げ装置(30)と、
前記各支柱部に対応して個別に設けられ、前記支柱部を回動させて倒した状態にする支柱回動機構(55A,55B)と、
前記各支柱部に対応して個別に設けられ、前記各支柱部の上端部と前記桁部とを連結する連結機構(60A,60B)と、
を備え、
前記各連結機構は、
前記支柱部の上端部に設けられ、前記桁部の長手方向と直交する水平方向に貫通する柱側貫通孔(82)が形成された柱側ジョイント部(80)と、
前記桁部に設けられ、前記桁部の長手方向と直交する水平方向に貫通する桁側貫通孔(71)が形成された桁側ジョイント部(70)と、
を有し、
前記桁側ジョイント部には、前記桁側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凸となる桁側円弧面(72)が形成されており、
前記柱側ジョイント部には、前記柱側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凹む柱側円弧面(83)が形成されており、
前記桁側円弧面の曲率半径と、前記柱側円弧面の曲率半径とは同等であり、
前記各連結機構は、前記桁側円弧面と前記柱側円弧面とが当接した状態で、前記桁側貫通孔及び前記柱側貫通孔に挿通されるピン部材(90)を有する、レール積み下ろし装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記柱側ジョイント部のうち、前記柱側円弧面の周方向において前記柱側円弧面に隣接する部分には、前記柱側円弧面の周方向端部の接線方向に延びる柱側傾斜面(84)が形成されており、
前記桁側ジョイント部のうち、前記桁側円弧面の周方向において前記桁側円弧面に隣接する部分には、前記桁側円弧面の周方向端部の接線方向に延びる傾斜面であって、前記柱側傾斜面が当接する桁側傾斜面(73)が形成されており、
前記桁側傾斜面が前記柱側傾斜面に当接した状態において、水平方向に対する前記桁部の傾斜角度(θ)が所定角度に制限される、請求項1に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項3】
前記桁部は、前記車幅方向の両側において前記支柱部よりも外側まで延びており、
前記桁部の長手方向における端部と、前記土台部又は前記支柱部とを連結するとともに、長さを調整可能な伸縮部(40A,40B)を備え、
前記伸縮部の長手方向における前記桁部側の端部は、前記桁部の長手方向と直交する水平方向まわりに回動可能に前記桁部に連結されており、
前記伸縮部の長手方向における前記土台部側の端部は、前記桁部の長手方向と直交する水平方向まわりに回動可能に前記土台部に連結されている、請求項2に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項4】
前記伸縮部は、作業者により長さを調整可能なターンバックル(41A,41B)を有する、請求項3に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項5】
駆動回転体(37)が取り付けられた回転軸を有し、前記桁部の長手方向の一端部に設けられたモータ(36)と、
前記桁部の長手方向の他端部に設けられた従動回転体(38)と、
前記駆動回転体と前記従動回転体とに巻き掛けられた伝動無端帯(39)と、
を備え、
前記駆動回転体及び前記従動回転体は、前記桁部の長手方向と直交する水平方向を回転中心として回転可能に構成されており、
前記吊り下げ装置は、前記駆動回転体の回転による前記伝動無端帯の移動に伴って移動するように構成されている、請求項2~4のいずれか1項に記載のレール積み下ろし装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レールを走行するレール運搬車に備えられるレール積み下ろし装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置としては、特許文献1に記載されているように、レールを走行する台車と、台車のうち車幅方向の端部に設けられた支柱と、支柱の上端部から車幅方向に延びるアームとを備えるものが知られている。アームには、アームの長手方向に沿って移動可能に設けられ、レールを吊り下げるクレーンが設けられている。この装置によれば、台車の車幅方向の一方側からレールを積み下ろしできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6621090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レールの積み下ろし作業の作業性を高める上では、レール積み下ろし装置の改善の余地がある。
【0005】
本発明は、レール積み下ろし作業の作業性を高めることができるレール積み下ろし装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、レールを走行するレール運搬車に備えられるレール積み下ろし装置において、
前記レール運搬車の車幅方向の両端部にそれぞれ設けられた土台部と、
前記各土台部から上方に延びる支柱部と、
前記各支柱部に支持されるとともに、前記車幅方向に延びる桁部と、
前記桁部の長手方向に沿って移動可能に前記桁部に設けられ、レールを吊り下げる吊り下げ装置と、
前記各支柱部に対応して個別に設けられ、前記支柱部を回動させて倒した状態にする支柱回動機構と、
前記各支柱部に対応して個別に設けられ、前記各支柱部の上端部と前記桁部とを連結する連結機構と、
を備え、
前記各連結機構は、
前記支柱部の上端部に設けられ、前記桁部の長手方向と直交する水平方向に貫通する柱側貫通孔が形成された柱側ジョイント部と、
前記桁部に設けられ、前記桁部の長手方向と直交する水平方向に貫通する桁側貫通孔が形成された桁側ジョイント部と、
を有し、
前記桁側ジョイント部には、前記桁側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凸となる桁側円弧面が形成されており、
前記柱側ジョイント部には、前記柱側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凹む柱側円弧面が形成されており、
前記桁側円弧面の曲率半径と、前記柱側円弧面の曲率半径とは同等であり、
前記各連結機構は、前記桁側円弧面と前記柱側円弧面とが当接した状態で、前記桁側貫通孔及び前記柱側貫通孔に挿通されるピン部材を有する。
【0007】
支柱部の上端部に設けられた柱側ジョイント部には、柱側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凹む柱側円弧面が形成されている。桁部に設けられた桁側ジョイント部には、桁側貫通孔を円弧中心とし、下向きに凸となる桁側円弧面が形成されている。
【0008】
ここで、桁側円弧面の曲率半径と、柱側円弧面の曲率半径とは同等である。このため、桁側円弧面を柱側円弧面に当接させることによって桁側貫通孔の中心と柱側貫通孔の中心とが同軸上に位置するようになる。これにより、桁側貫通孔と柱側貫通孔との位置決め精度を高めることができる。その結果、桁側円弧面を柱側円弧面に当接させた状態で、桁側貫通孔及び柱側貫通孔にピン部材を挿通しやすくできる。
【0009】
以上説明した構成は、レール運搬車の車幅方向のどちら側からでもレールの積み下ろしをできるようにするためのものである。ここで、2つの支柱部のうち、一方を第1支柱部(23A)と称し、他方を第2支柱部(23B)と称すこととする。また、第1支柱部に対応して設けられた連結機構を第1連結機構(60A)と称し、第2支柱部に対応して設けられた連結機構を第2連結機構(60B)と称すこととする。以下では、まず、レール運搬車の車幅方向において第1支柱部側をレール積み下ろし側とする場合について説明し、その後、レール積み下ろし側を第1支柱部側から第2支柱部側に切り替える場合について説明する。
【0010】
まず、第1支柱部側をレール積み下ろし側とする場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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