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公開番号
2025079196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191733
出願日
2023-11-09
発明の名称
レール積み下ろし装置
出願人
昭栄工業株式会社
,
シーエヌ建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01B
29/16 20060101AFI20250514BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】本発明は、レール積み下ろし作業の作業性を高めることができるレール積み下ろし装置を提供する。
【解決手段】レール積み下ろし装置は、レール運搬車に取り付けられるベース部と、ベース部に設けられた土台部22Aと、平行に延びる2つの桁部と、各桁部に対応して個別に設けられるとともに土台部22Aから上方に延び、桁部を片持ち支持する支柱部23Aと、各桁部を跨いだ状態で桁部の長手方向に沿って移動可能に設けられた吊り下げ装置と、上下方向に延びる軸線を回動中心としてベース部に対して土台部22Aを回動させる土台回動機構100とを備える。
【選択図】 図18
特許請求の範囲
【請求項1】
レール(15)を走行するレール運搬車(10)に備えられるレール積み下ろし装置(20)において、
前記レール運搬車に取り付けられるベース部(21)と、
前記ベース部に設けられた土台部(22A,22B)と、
前記レール運搬車の進行方向に並び、前記レール運搬車の車幅方向へ平行に延びる2つの桁部(25A,25B)と、
前記進行方向に並んで前記各桁部に対応して個別に設けられるとともに前記土台部から上方に延び、前記各桁部を片持ち支持する2つの支柱部(23A,23B)と、
前記各桁部を跨いだ状態で前記桁部の長手方向に沿って移動可能に前記各桁部の上部に設けられ、レール吊り下げ用のフック(35)を前記各桁部の間を通って下方に垂らす吊り下げ装置(30)と、
上下方向に延びる軸線を回動中心として前記ベース部に対して前記土台部を回動させることにより、前記各支柱部をまとめて回動させる土台回動機構(100)と、
を備える、レール積み下ろし装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記各桁部は、前記車幅方向において前記各支柱部との連結部分よりも外側まで延びており、
前記吊り下げ装置は、前記各桁部において前記各支柱部との連結部分よりも前記車幅方向の外側まで移動可能に設けられている、請求項1に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項3】
前記土台部には、上下方向に貫通する貫通孔(101)が形成されており、
前記土台回動機構は、
前記ベース部に設けられ、前記土台部が載置される載置部(102)と、
前記載置部から下方に延びる円筒状の空間が形成された軸受支持部(104)と、
前記土台部の前記貫通孔に挿通されるとともに前記土台部から下方に延びる円筒状をなし、前記軸受支持部の内周面の内径寸法よりも小さい外径寸法を有する筒状部(110)と、
前記筒状部の外周面及び前記軸受支持部の内周面に当接するとともに、円環状をなす軸受(120)と、
雄ネジが形成されたネジ部材(130)と、
下端支持部(150,160,170,180)と、
を有し、
前記筒状部には、上下方向に貫通する雌ネジ孔(113)が形成されており、
前記ネジ部材の雄ネジが前記筒状部の雌ネジと噛み合った状態で、前記筒状部に前記ネジ部材が挿通されており、
前記下端支持部は、前記ネジ部材の上下方向位置を変化させずに前記ネジ部材が回転可能なように、前記ネジ部材の下端部を支持する、請求項2に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項4】
前記ネジ部材の下端部は、前記筒状部から下方に突出しており、
前記ネジ部材の下端側は、前記ネジ部材が回転可能なように、直径が同等の多数の鋼球(180)によって支持されている、請求項3に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項5】
前記下端支持部は、
下側軸受(150)と、
荷重受け部(160)と、
を有し、
前記下側軸受は、
前記ネジ部材の下端部に固定された下側内輪(151)と、
下側外輪(152)と、
前記下側内輪及び前記下側外輪の間に設けられた下側転動体(153)と、
を有する転がり軸受であり、
前記荷重受け部は、外形が円形状をなすとともに、前記下側外輪を下側から支持し、
前記荷重受け部の下部には、水平方向に延びる平坦面が形成されており、
前記荷重受け部の前記平坦面は、多数の前記鋼球により支持されている、請求項4に記載のレール積み下ろし装置。
【請求項6】
前記各支柱部として、
前記各桁部の長手方向における一方側を支持する第1支柱部(23A)と、
前記各桁部の長手方向における他方側を支持する第2支柱部(23B)と、
を備え、
前記第1支柱部と前記各桁部との連結、及び前記第2支柱部と前記各桁部との連結を行う連結機構(60A,60B)を備え、
前記第1支柱部及び前記第2支柱部のうち、一方の支柱部と前記各桁部との前記連結機構による連結が解除された状態で、他方の支柱部により前記各桁部が片持ち支持される、請求項1~5のいずれか1項に記載のレール積み下ろし装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レールを走行するレール運搬車に備えられるレール積み下ろし装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置としては、特許文献1に記載されているように、レールを走行する台車と、台車に設けられた支柱と、支柱に片持ち支持されるとともに車幅方向に延びるアームとを備えるものが知られている。アームには、レールを吊り下げるクレーンが、アームの長手方向に沿って移動可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6621090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された装置では、レール運搬車の車幅方向にアームが延びているため、アームがレール積み下ろし作業の支障になることがある。この場合、レール積み下ろし作業の作業性が低下し得る。
【0005】
本発明は、レール積み下ろし作業の作業性を高めることができるレール積み下ろし装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、レールを走行するレール運搬車に備えられるレール積み下ろし装置において、
前記レール運搬車に取り付けられるベース部と、
前記ベース部に設けられた土台部と、
前記レール運搬車の進行方向に並び、前記レール運搬車の車幅方向へ平行に延びる2つの桁部と、
前記進行方向に並んで前記各桁部に対応して個別に設けられるとともに前記土台部から上方に延び、前記各桁部を片持ち支持する2つの支柱部と、
前記各桁部を跨いだ状態で前記桁部の長手方向に沿って移動可能に前記各桁部の上部に設けられ、レール吊り下げ用のフックを前記各桁部の間を通って下方に垂らす吊り下げ装置と、
上下方向に延びる軸線を回動中心として前記ベース部に対して前記土台部を回動させることにより、前記各支柱部をまとめて回動させる土台回動機構と、
を備える。
【0007】
各桁部を跨いだ状態で吊り下げ装置が各桁部の上部に設けられている。このため、平行に延びる各桁部の相対位置関係を保った状態で、レール運搬車に対する桁部の延びる向きを変える必要がある。そこで、本発明では、土台回動機構により、土台部とともに各支柱部及び各桁部をまとめて回動させる。これにより、レール運搬車に対する桁部の延びる向きを変えることができ、レール積み下ろし作業の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
レール運搬車の側面図。
レール運搬車の正面図。
桁部の上面図。
支柱回動機構により直立状態にされた支柱部の側面図。
支柱回動機構により倒された状態にされた支柱部の側面図。
桁側ジョイント部を示す図。
柱側ジョイント部を示す図。
桁側ジョイント部及び柱側ジョイント部がピン部材により連結された状態を示す図。
図8の9-9線断面図。
桁部が傾斜状態の場合における各ジョイント部及びピン部材の断面図。
第1サイド支持部による連結を解除した状態のレール運搬車の正面図。
桁部の第1支柱部側を持ち上げた状態のレール運搬車の正面図。
第1支柱部側からレールを積み込む場合のレール運搬車の正面図。
第2サイド支持部による連結を解除した状態のレール運搬車の正面図。
桁部の第2支柱部側を持ち上げた状態のレール運搬車の正面図。
第2支柱部側からレールを積み下ろす場合のレール運搬車の正面図。
土台回動機構の平面図。
図17の18-18線断面図。
玉配置部の平面図。
載置部に対して土台部が離間した状態を示す土台回動機構の断面図。
土台部及び桁部の回動態様の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るレール積み下ろし装置を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。レール積み下ろし装置は、軌道を走行するレール運搬車に備えられている。
【0010】
図1及び図2に示すように、レール運搬車10は、台車11と、台車11の下部に設けられた車輪12とを備えている。レール運搬車10は、鉄道車両が走行するための一対のレール15を走行する。
(【0011】以降は省略されています)
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