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公開番号
2025079237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191809
出願日
2023-11-09
発明の名称
通気パイプ構造体
出願人
株式会社カネカ
,
カネカフォームプラスチックス株式会社
,
城東テクノ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
E04B
1/70 20060101AFI20250514BHJP(建築物)
要約
【課題】傾斜型の通気パイプの壁への取り付けを容易にし、かつ建物の壁の開口部における傾斜型の通気パイプと壁との断熱欠損を低減する。
【解決手段】通気パイプ構造体(10)は、壁(20)の開口部(23)に挿入されるものであって、傾斜型の通気パイプ(1)の外側面(1a)を覆う断熱材(2)を備え、壁(20)の厚さ方向において、断熱材(2)の内径(D2)は、通気パイプ(1)の外側面(1a)の傾斜に合わせて設定されており、断熱材(2)の外径(D3)は、断熱材(2)の外側面(2b)が開口部(23)の内面(23a)と合うように設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外壁材と内壁材とを有する壁の開口部に挿入された通気パイプ構造体であって、
壁面に対して傾斜して設置される傾斜型の通気パイプと、
前記通気パイプの外側面を覆う断熱材と、を備え、
前記壁の厚さ方向において、
前記断熱材の内径は、前記通気パイプの外側面の傾斜に合わせて設定されており、
前記断熱材の外径は、前記断熱材の外側面が前記開口部の内面と合うように設定されている、通気パイプ構造体。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記断熱材は、周方向に分割された複数の分割断熱材から構成されている、請求項1に記載の通気パイプ構造体。
【請求項3】
前記開口部は、開口に沿って配置された矩形状の固定枠を備え、
前記断熱材の外周寸法は、前記固定枠の内周寸法に適合している、請求項1または2に記載の通気パイプ構造体。
【請求項4】
前記断熱材は、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、およびポリ塩化ビニル系樹脂からなる群より選択される樹脂を基材樹脂とした樹脂発泡成形体である、請求項1または2に記載の通気パイプ構造体。
【請求項5】
前記断熱材は、熱伝導率が0.042W/m・K以下の樹脂発泡成形体である、請求項1または2に記載の通気パイプ構造体。
【請求項6】
前記断熱材は、筒状の樹脂発泡成形体であり、
前記断熱材の内側面は、前記通気パイプの外側面に沿った面であり、
前記断熱材の外側面は、前記開口部の内面に沿った面である、請求項1または2に記載の通気パイプ構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通気パイプ構造体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
建物では、壁を構築する際に、壁に対して、換気や排気に用いる通気パイプを貫通させて固定する。通気パイプには、壁面に対して円筒部の軸線が傾斜している傾斜型通気パイプが存在する。例えば特許文献1には、外周にフランジを備えた傾斜型通気パイプを備えた通気パイプ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-61080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の通気パイプ装置では、通気パイプにフランジを設け、フランジで建物の壁に固定し、通気パイプの傾斜姿勢を固定している。特許文献1の通気パイプ装置では、通気パイプの取付けに際して、建物の壁に対して、井桁に組んだ下地材などで構成された開口部を設ける必要がない。それゆえ、特許文献1の技術は、井桁に組んだ下地材などで構成された開口部に、傾斜型の通気パイプを挿入する場合に対応していない。
【0005】
建物の壁に形成された開口部に傾斜型の通気パイプを挿入する場合、(1)通気パイプの壁面への取り付けが容易ではない、(2)開口部における傾斜型通気パイプと壁との断熱性が欠損する点で、改善の余地があった。
【0006】
本発明の一態様は、傾斜型の通気パイプの壁への取り付けが容易であり、かつ建物の壁の開口部における傾斜型の通気パイプと壁との断熱欠損を低減し得る通気パイプ構造体を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、以下の通りである。
【0008】
〔1〕外壁材と内壁材とを有する壁の開口部に挿入された通気パイプ構造体であって、壁面に対して傾斜して設置される傾斜型の通気パイプと、前記通気パイプの外側面を覆う断熱材と、を備え、前記壁の厚さ方向において、前記断熱材の内径は、前記通気パイプの外側面の傾斜に合わせて設定されており、前記断熱材の外径は、前記断熱材の外側面が前記開口部の内面と合うように設定されている、通気パイプ構造体。
【0009】
〔2〕前記断熱材は、周方向に分割された複数の分割断熱材から構成されている、〔1〕の通気パイプ構造体。
【0010】
〔3〕前記開口部は、開口に沿って配置された矩形状の固定枠を備え、前記断熱材の外周寸法は、前記固定枠の内周寸法に適合している、〔1〕または〔2〕の通気パイプ構造体。
(【0011】以降は省略されています)
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