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公開番号
2025079564
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192322
出願日
2023-11-10
発明の名称
発光エンブレム
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
43/31 20180101AFI20250515BHJP(照明)
要約
【課題】部品点数を少なくしつつ、カバーを効率よく発光させることができる発光エンブレムを提供する。
【解決手段】発光エンブレム10は、反射面60を有するハウジング20と、可視光を透過する透過部36,37を有するカバー30と、反射面60に向けて可視光を出射する光源51が実装された基板40とを備えている。ハウジング20は、底壁部22と、外周壁部27と、連結壁部26とを備えている。底壁部22には、突出部が設けられている。突出部は、第1平板部23と、内周壁部24とを有している。反射面60は、第1平板部23の周縁23a及び内周壁部24のいずれか一方に設けられ、可視光をハウジング20の外周側に向けて反射する1次反射面61と、連結壁部26を構成する部分に設けられ、入射した可視光をカバー30の透過部37に向けて反射する2次反射面65とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の外方に向かって開口する開口部を有するとともに、可視光を反射する反射面を有するハウジングと、
前記開口部を塞ぐとともに、前記可視光を透過する透過部を有するカバーと、
前記ハウジングと前記カバーとの間に収容され、前記反射面に向けて前記可視光を出射する光源が実装された基板と、を備え、
前記ハウジングから前記カバーに向けて反射された前記可視光が前記透過部を透過することで前記カバーが発光する発光エンブレムであって、
前記ハウジングは、底壁部と、前記開口部を構成する外周壁部と、前記底壁部と前記外周壁部とを連結する連結壁部と、を備え、
前記底壁部には、前記カバーに向けて突出する突出部が設けられており、
前記突出部は、前記基板が取り付けられる平板部と、前記平板部を囲う内周壁部と、を有しており、
前記反射面は、
前記平板部の周縁及び前記内周壁部のいずれか一方に設けられ、前記光源の光軸に対して傾斜するとともに前記可視光を前記ハウジングの外周側に向けて反射する1次反射面と、
前記連結壁部を構成する部分に設けられ、前記光軸に対して傾斜するとともに、入射した前記可視光を前記カバーの外縁部に設けられた前記透過部に向けて反射する2次反射面と、を含む、
発光エンブレム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記1次反射面は、前記光軸に対する傾斜角度が互いに異なる第1傾斜面及び第2傾斜面を有しており、
前記第1傾斜面は、前記平板部の周縁に設けられ、前記光軸が延びる軸線方向において前記光源と対向するとともに、前記光軸に沿って前記光源から出射された前記可視光を前記2次反射面に向けて反射し、
前記第2傾斜面は、前記内周壁部に設けられ、前記光軸に対して第1角度傾斜した出射角度にて前記光源から出射された前記可視光を前記2次反射面に向けて反射する、
請求項1に記載の発光エンブレム。
【請求項3】
前記ハウジングの外周側を単に外周側とするとき、
前記1次反射面は、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面とは、前記光軸に対する傾斜角度が異なる第3傾斜面を有しており、
前記第3傾斜面は、前記内周壁部のうち前記第2傾斜面よりも外周側に設けられ、前記光軸に対して前記第1角度よりも大きい第2角度傾斜した出射角度にて前記光源から出射された前記可視光を前記2次反射面に向けて反射する、
請求項2に記載の発光エンブレム。
【請求項4】
前記ハウジングの外周側を単に外周側とするとき、
前記基板は、前記光軸の軸線方向において前記平板部と対向する対向部と、前記対向部から前記平板部よりも外周側に延出する延出部と、を有しており、
前記光源を第1光源とするとき、
前記第1光源は、前記延出部に取り付けられており、
前記対向部には、前記カバーの中央部に設けられた前記透過部に向けて前記可視光を直接出射する第2光源が取り付けられている、
請求項1に記載の発光エンブレム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光エンブレムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エンブレム発光装置が記載されている。このエンブレム発光装置は、ハウジングと、ハウジングの開口部を覆うとともに、表面にエンブレムが取り付けられたアウタレンズとを備えている。ハウジングとアウタレンズとによって画成される空間内には、基板と、基板のうちハウジング側の面に実装された光源と、基板とハウジングとの間に設けられ、基板と光源とを覆うインナレンズとが収容されている。
【0003】
インナレンズは、光源から出射された光の反射方向を制御することにより、上記光をアウタレンズに向けて出射する。
こうしたエンブレム発光装置によれば、上記光がアウタレンズを透過することによって、エンブレムの周縁が発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-141197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、こうしたエンブレム発光装置を含む従来の発光エンブレムにおいては、光の反射方向を制御するためにインナレンズを要する。このため、インナレンズの分だけ部品点数が増加するといった問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための発光エンブレムの各態様を記載する。
[態様1]車両の外方に向かって開口する開口部を有するとともに、可視光を反射する反射面を有するハウジングと、前記開口部を塞ぐとともに、前記可視光を透過する透過部を有するカバーと、前記ハウジングと前記カバーとの間に収容され、前記反射面に向けて前記可視光を出射する光源が実装された基板と、を備え、前記ハウジングから前記カバーに向けて反射された前記可視光が前記透過部を透過することで前記カバーが発光する発光エンブレムであって、前記ハウジングは、底壁部と、前記開口部を構成する外周壁部と、前記底壁部と前記外周壁部とを連結する連結壁部と、を備え、前記底壁部には、前記カバーに向けて突出する突出部が設けられており、前記突出部は、前記基板が取り付けられる平板部と、前記平板部を囲う内周壁部と、を有しており、前記反射面は、前記平板部の周縁及び前記内周壁部のいずれか一方に設けられ、前記光源の光軸に対して傾斜するとともに前記可視光を前記ハウジングの外周側に向けて反射する1次反射面と、前記連結壁部を構成する部分に設けられ、前記光軸に対して傾斜するとともに、入射した前記可視光を前記カバーの外縁部に設けられた前記透過部に向けて反射する2次反射面と、を含む、発光エンブレム。
【0007】
光源から出射された可視光(以下、光)は、ハウジングの反射面によってカバーに向けて反射される。そして、カバーに入射した上記光は、透過部を透過することで車両の外方に向けて照射される。これにより、カバーが発光する。ここで、上記構成によれば、光源から出射された光の一部は、2次反射面によってカバーの外縁部に設けられた透過部に向けて反射される。これにより、外縁部の透過部に光源からの光を効率よく透過させることができる。
【0008】
ところで、光源から出射される光は、光軸に対する出射角度によってはハウジングによる複数回の反射を経て2次反射面に入射する場合がある。このため、外縁部の透過部に光源からの光を効率よく透過させる点で、未だ改善の余地がある。この点、上記構成によれば、ハウジングの底壁部には、基板が取り付けられる突出部が設けられている。そして、突出部には、光軸に対して傾斜する1次反射面が設けられている。このため、光源から出射された光の一部は、1次反射面によって外周側に向けて反射される。これにより、上記光が2次反射面に入射しやすくなる。その結果、インナレンズ等の光の反射方向を制御する部材を別途設けることなく、外縁部の透過部に光源からの光をより効率よく透過させることができる。
【0009】
したがって、部品点数を少なくしつつ、カバーを効率よく発光させることができる。
[態様2]前記1次反射面は、前記光軸に対する傾斜角度が互いに異なる第1傾斜面及び第2傾斜面を有しており、前記第1傾斜面は、前記平板部の周縁に設けられ、前記光軸が延びる軸線方向において前記光源と対向するとともに、前記光軸に沿って前記光源から出射された前記可視光を前記2次反射面に向けて反射し、前記第2傾斜面は、前記内周壁部に設けられ、前記光軸に対して第1角度傾斜した出射角度にて前記光源から出射された前記可視光を前記2次反射面に向けて反射する、[態様1]に記載の発光エンブレム。
【0010】
上記構成によれば、平板部の周縁に設けられた第1傾斜面と、内周壁部に設けられた第2傾斜面との2箇所の1次反射面によって、光源からの出射角度が互いに異なる2つの光が、2次反射面に向けて反射される。そして、各々の光は、2次反射面によって外縁部の透過部に向けて反射される。このため、1次反射面が第1傾斜面及び第2傾斜面のいずれか一方のみの場合に比べて、外縁部の透過部に光源からの光を一層効率よく透過させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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