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公開番号
2025098829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215219
出願日
2023-12-20
発明の名称
流体殺菌装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】光源部の汚れが抑制された流体殺菌装置を提供する。
【解決手段】流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路部と、流路空間に配置され、流路空間内に紫外光を放射する光源部と、を有した流体殺菌装置であって、光源部は、紫外光を放射する紫外発光素子と、紫外発光素子を収容する収納部と、収納部を封止し、紫外発光素子からの紫外光を透過する窓部と、を有し、収納部のうち流体と接触する表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する紫外光触媒膜が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路部と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光を放射する光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
前記紫外発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光を透過する窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する紫外光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路部と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光と可視光を放射する光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
可視光を放射する可視発光素子と、
前記紫外発光素子および前記可視発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光および前記可視発光素子からの可視光を透過する窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する可視光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置。
【請求項3】
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路管と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光を放射する光源部と、前記流路空間内に可視光を放射する第2光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
前記紫外発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光を透過する窓部と、を有し、
前記第2光源部は、
可視光を放射する可視発光素子と、
前記可視発光素子を収容する第2収納部と、
前記第2収納部を封止し、前記可視発光素子からの可視光を透過する第2窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する可視光触媒膜が設けられ、
前記第2収納部のうち前記流体と接触する表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する紫外光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置。
【請求項4】
前記流路空間に、紫外光を反射させて前記紫外光触媒膜に照射する紫外光反射膜を有する、請求項1または請求項3に記載の流体殺菌装置。
【請求項5】
前記流路空間に、可視光を反射させて前記可視光触媒膜に照射する可視光反射膜を有する、請求項2または請求項3に記載の流体殺菌装置。
【請求項6】
前記流路空間に、紫外光と可視光を反射させて前記可視光触媒膜に照射する反射膜を有する、請求項2または請求項3に記載の流体殺菌装置。
【請求項7】
前記紫外光反射膜の表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する第2紫外光触媒膜が設けられている、請求項4に記載の流体殺菌装置。
【請求項8】
前記可視光反射膜の表面に、紫外光または可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する光触媒膜が設けられている、請求項5に記載の流体殺菌装置。
【請求項9】
前記反射膜の表面に、紫外光または可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する光触媒膜が設けられている、請求項6に記載の流体殺菌装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
紫外光の照射によって流水中の細菌やウイルスを殺菌、不活化する殺菌装置が知られている。光源には水銀ランプが広く用いられている。水銀ランプは水銀を用いているため毒性が強く、環境負荷が大きいという問題がある。また、水銀ランプを用いると殺菌装置が大型になる問題もある。そこで水銀ランプの紫外LEDへの置き換えが進められている。
【0003】
紫外LEDを用いた流体殺菌装置として、特許文献1、2がある。特許文献1、2には、流路管の一端から他端側に向かって突出する柱状の光源部を設けた構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-173327号公報
特開2019-18198号公報
特開2020-44301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1、2のように光源部が殺菌対象の流体と接触する構成では、光源部に汚れが付着してしまう。
【0006】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、光源部の汚れが抑制された流体殺菌装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路部と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光を放射する光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
前記紫外発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光を透過する窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する紫外光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置にある。
【0008】
本発明の他態様は、
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路部と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光と可視光を放射する光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
可視光を放射する可視発光素子と、
前記紫外発光素子および前記可視発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光および前記可視発光素子からの可視光を透過する窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する可視光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置にある。
【0009】
本発明の他態様は、
流体を流す流路空間を形成し、流入口と流出口が形成された流路管と、前記流路空間に配置され、前記流路空間内に紫外光を放射する光源部と、前記流路空間内に可視光を放射する第2光源部と、を有した流体殺菌装置であって、
前記光源部は、
紫外光を放射する紫外発光素子と、
前記紫外発光素子を収容する収納部と、
前記収納部を封止し、前記紫外発光素子からの紫外光を透過する窓部と、を有し、
前記第2光源部は、
可視光を放射する可視発光素子と、
前記可視発光素子を収容する第2収納部と、
前記第2収納部を封止し、前記可視発光素子からの可視光を透過する第2窓部と、を有し、
前記収納部のうち前記流体と接触する表面に、可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する可視光触媒膜が設けられ、
前記第2収納部のうち前記流体と接触する表面に、紫外光によって励起されて光触媒効果を発揮する紫外光触媒膜が設けられている、流体殺菌装置にある。
【発明の効果】
【0010】
上記態様では、収納部のうち流体と接触する表面に光触媒膜が設けられており、紫外光や可視光によって励起されて光触媒効果を発揮する。そのため、収納部への汚れの付着を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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