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公開番号2025079584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192352
出願日2023-11-10
発明の名称通信装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250515BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数種の電子機器に対してファームウェアを送信可能な通信装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】通信手段を有し、通信手段を通じて通信可能な電子機器のファームウェア更新機能を提供する通信装置は、電子機器にインストールされているファームウェアの情報を取得し、ファームウェアが最新でない場合、電子機器に最新のファームウェアを送信する。また、通信装置は、電子機器が、2つ以上の独立した入力デバイスを備えるか又は2つ以上の独立した入力領域を提供可能な入力デバイスを備える第1のタイプであれば、最新のファームウェアの送信が完了すると電子機器との通信接続を切断し、電子機器が入力デバイスとして1つのハードウェアキー、ボタン又はスイッチを有する第2のタイプであれば、最新のファームウェアの送信が完了したのち、電子機器におけるファームウェア更新が実行されるか又はキャンセルされるまで通信接続を維持する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
通信手段と、
前記通信手段を通じて通信可能な電子機器のファームウェア更新に関する機能を提供する制御手段と、を有する通信装置であって、
前記制御手段は、
前記電子機器にインストールされているファームウェアの情報を取得し、
前記ファームウェアが最新でない場合、前記電子機器に最新のファームウェアを送信し、
前記電子機器が、2つ以上の独立した入力デバイスを備えるか、2つ以上の独立した入力領域を提供可能な入力デバイスを備える第1のタイプであれば、前記最新のファームウェアの送信が完了すると前記電子機器との通信接続を切断し、
前記電子機器が入力デバイスとして1つのハードウェアキー、ボタン、またはスイッチを有する第2のタイプであれば、前記最新のファームウェアの送信が完了したのち、前記電子機器におけるファームウェア更新が実行されるかキャンセルされるまで前記通信接続を維持する、ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記電子機器が前記第2のタイプの場合、前記電子機器のファームウェア更新のキャンセルを指示するためのユーザインタフェースを提供することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記ユーザインタフェースを通じて前記電子機器のファームウェア更新のキャンセルが指示された場合、ファームウェア更新のキャンセルの通知として前記通信接続を切断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記ユーザインタフェースが、ユーザに前記電子機器を操作するように促すメッセージ画面に設けられることを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記電子機器が前記第2のタイプの場合、前記電子機器からファームウェア更新の実行を通知されると前記通信接続を切断することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記電子機器とは異なる外部装置から前記最新のファームウェアを取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
前記1つのハードウェアキー、ボタン、またはスイッチが、前記電子機器の電源をオンオフするためのものである、請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記電子機器が、予め登録されている複数の電子機器からユーザによって選択されたものであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
通信手段を有する通信装置が実行する制御方法であって、
前記通信手段を通じて通信可能な電子機器にインストールされているファームウェアの情報を取得することと、
前記ファームウェアが最新でない場合、前記電子機器に最新のファームウェアを送信することと、
前記電子機器が、2つ以上の独立した入力デバイスを備えるか、2つ以上の独立した入力領域を提供可能な入力デバイスを備える第1のタイプであれば、前記最新のファームウェアの送信が完了すると前記電子機器との通信接続を切断することと、
前記電子機器が入力デバイスとして1つのハードウェアキー、ボタン、またはスイッチを有する第2のタイプであれば、前記最新のファームウェアの送信が完了したのち、前記電子機器におけるファームウェア更新が実行されるかキャンセルされるまで前記通信接続を維持することと、を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置が有する制御手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置およびその制御方法に関し、特に外部機器に更新プログラムを送信可能な通信装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、撮像装置のファームウェアをサーバ装置から取得し、撮像装置と通信可能な状態になると撮像装置のファームウェアを更新するクライアント端末が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-22361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ファームウェアは機器の動作に直接影響するソフトウェアであるため、ユーザの確認を得てから更新を実行することが望ましい。特に、同一のクライアント端末で異なる種類の機器についてファームウェアの更新が可能な場合には、ファームウェアの更新がどの機器に対して行われるかをユーザに認識させる必要がある。しかしながら、1つの機種に対する更新を前提とした特許文献1では、ファームウェアの更新がどの機器に対して行われるかをユーザに認識させる手段は提供されていない。
【0005】
このような従来技術の課題に鑑み、本発明はその一態様において、複数種の電子機器に対してファームウェアを送信可能な通信装置であって、意図しない機器のファームウェアの更新を抑制することが可能な通信装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る通信装置は、通信手段と、通信手段を通じて通信可能な電子機器のファームウェア更新に関する機能を提供する制御手段と、を有する通信装置であって、制御手段は、電子機器にインストールされているファームウェアの情報を取得し、ファームウェアが最新でない場合、電子機器に最新のファームウェアを送信し、電子機器が、2つ以上の独立した入力デバイスを備えるか、2つ以上の独立した入力領域を提供可能な入力デバイスを備える第1のタイプであれば、最新のファームウェアの送信が完了すると電子機器との通信接続を切断し、電子機器が入力デバイスとして1つのハードウェアキー、ボタン、またはスイッチを有する第2のタイプであれば、最新のファームウェアの送信が完了したのち、電子機器におけるファームウェア更新が実行されるかキャンセルされるまで通信接続を維持する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数種の電子機器にファームウェアを送信可能な通信装置であって、意図しない機器のファームウェアの更新を抑制することが可能な通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る通信装置の一例としてのモバイルデバイスに関する図
実施形態におけるタイプAの電子機器としてのプリンタに関する図
実施形態におけるタイプBの電子機器としてのプリンタに関する図
実施形態に係るモバイルデバイスを用いたファームウェア更新処理の模式図
実施形態に係るモバイルデバイスの表示画面の例を示す図
実施形態における、タイプAのプリンタを対象としたファームウェア更新処理に関するシーケンス図
実施形態におけるタイプAのプリンタにおける表示画面の例を示す図
実施形態における、タイプBのプリンタを対象としたファームウェア更新処理に関するシーケンス図
実施形態におけるタイプBのプリンタでのインジケータの点灯パターンの模式図
実施形態におけるモバイルデバイスの動作に関するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
なお、図面においてブロックとして表現されている構成は、ASICやFPGAのような集積回路(IC)によって、ディスクリート回路によって、あるいは、メモリと、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサとの組み合わせによって実現されうる。また、1つのブロックが複数の集積回路パッケージによって実現されてもよいし、複数のブロックが1つの集積回路パッケージによって実現されてもよい。また、同一のブロックが動作環境や要求される能力などに応じて異なる構成で実施されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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