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公開番号
2025080621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193896
出願日
2023-11-14
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H01M
10/6566 20140101AFI20250519BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】吸気チャンバの下流側における渦の発生を抑制して冷却風の温度上昇を抑制する。
【解決手段】電池パックは、電池スタックと、電池スタックを収容する電池ケースと、吸気チャンバと、排気チャンバと、吸気チャンバ内に設けられた複数の整流板とを備える。電池スタックは、複数の電池セルを積層して構成され、隣り合う電池セルの間に冷却風通路を有する。吸気チャンバは、電池ケース内において電池スタックの下方に位置し、冷却風通路と連通し、複数の電池セルの積層方向の一端に形成された吸気口から積層方向の他端に向けて流れる冷却風の供給を受ける。排気チャンバは、電池ケース内において電池スタックの上方に位置し、冷却風通路と連通している。複数の整流板は、冷却風の下流側に位置し、積層方向に沿って延びるようにそれぞれ形成され、電池スタックの上面視において積層方向と直交する直交方向に間隔を空けて並んで配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルを積層して構成され、隣り合う電池セルの間に冷却風通路を有する電池スタックと、
前記電池スタックを収容する電池ケースと、
前記電池ケース内において前記電池スタックの下方に位置し、前記冷却風通路と連通し、前記複数の電池セルの積層方向の一端に形成された吸気口から前記積層方向の他端に向けて流れる冷却風の供給を受ける吸気チャンバと、
前記電池ケース内において前記電池スタックの上方に位置し、前記冷却風通路と連通する排気チャンバと、
前記吸気チャンバ内に設けられた複数の整流板と、
を備え、
前記複数の整流板は、
前記冷却風の下流側に位置し、
前記積層方向に沿って延びるようにそれぞれ形成され、
前記電池スタックの上面視において、前記積層方向と直交する直交方向に間隔を空けて並んで配置されている
ことを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電池パックであって、
前記間隔は一定である
ことを特徴とする電池パック。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電池パックであって、
前記複数の整流板は、前記吸気チャンバの底面を形成する前記電池ケースの壁面から上方に突出する複数のリブである
ことを特徴とする電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックを冷却する構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、バッテリ冷却システムを開示している。このバッテリ冷却システムは、電池モジュールの間に冷却風通路が設けられている電池スタックと、電池スタックを間に挟むように配置された吸気チャンバ及び排気チャンバとを含む。排気チャンバは、冷却風を外部に流出するための通気部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-097964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の吸気チャンバは、複数の電池セルの積層方向の一端に形成された吸気口から当該積層方向の他端に向けて流れる冷却風の供給を受けるように構成されている。このため、吸気チャンバの下流側の壁面に冷却風が当たることで渦が発生し得る。この渦の発生により、冷却風が滞留し、冷却風温度が上昇する可能性がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、吸気チャンバの下流側における渦の発生を抑制して冷却風の温度上昇を抑制することができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池パックは、電池スタックと、電池ケースと、吸気チャンバと、排気チャンバと、複数の整流板とを備える。電池スタックは、複数の電池セルを積層して構成され、隣り合う電池セルの間に冷却風通路を有する。電池ケースは、電池スタックを収容する。吸気チャンバは、電池ケース内において電池スタックの下方に位置し、冷却風通路と連通し、複数の電池セルの積層方向の一端に形成された吸気口から積層方向の他端に向けて流れる冷却風の供給を受ける。排気チャンバは、電池ケース内において電池スタックの上方に位置し、冷却風通路と連通している。複数の整流板は、吸気チャンバ内に設けられている。複数の整流板は、冷却風の下流側に位置し、積層方向に沿って延びるようにそれぞれ形成され、電池スタックの上面視において積層方向と直交する直交方向に間隔を空けて並んで配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、上述の複数の整流板を備えたことにより、吸気チャンバの下流側における渦の発生を抑制し、冷却風の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る電池パックの構成を概略的に示す図である。
比較例に係る電池パックの構成を概略的に示す図である。
図1に示す電池パックのA-A線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.電池パックの構成
図1は、実施の形態に係る電池パック1の構成を概略的に示す図である。電池パック1は、ハイブリッド車(HEV)又はバッテリ電気自動車(BEV)等の電動車両に搭載されている。
【0010】
電池パック1は、電池スタック10と、電池ケース20とを備えている。電池ケース20は、電池スタック10を収容している。電池スタック10は、複数の電池セル12を積層して構成されている。複数の電池セル12の積層方向D1は、電池スタック10の長手方向と一致している。例えば、各電池セル12は角型セルであり、電池スタック10は略直方体形状を有する。そして、電池ケース20は、電池スタック10の形状に沿って略直方体形状を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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