TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025081640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025028490,2023143409
出願日
2025-02-26,2011-12-20
発明の名称
通信システム、基地局装置および通信端末装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
48/10 20090101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局装置が特定の通信端末装置によって占有されることを防ぎ、他の通信端末装置を収容できなくなることを防ぐ。
【解決手段】通信システムは、基地局装置と、基地局装置との間で無線通信可能な複数の通信端末装置とを備える。基地局装置は、通信可能な範囲内に存在する通信端末装置に対して、複数の通信端末装置のうち動作が制限された一部の通信端末装置である制限端末装置の制限される動作に関する動作制限情報をシステム情報として通知する。動作制限情報を通知された通信端末装置は、自装置が制限端末装置であると判断した場合は動作制限情報に従って動作する。動作制限情報を変更する情報は、ページングメッセージを用いて通知される。動作制限情報は、RRC(Radio Resource Control)接続要求信号を制限端末装置から基地局装置に送信することを制限するための情報である。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
基地局装置と、前記基地局装置との間で無線通信可能な複数の通信端末装置とを備えた通信システムであって、
前記基地局装置は、通信可能な範囲内に存在する通信端末装置に対して、前記複数の通信端末装置のうち動作が制限された一部の通信端末装置である制限端末装置の制限される動作に関する動作制限情報をシステム情報として通知し、
前記動作制限情報を通知された通信端末装置は、SIM(Subscriber Identity Module)に格納されている情報に基づき自装置が制限端末装置であるか否かを判断し、制限端末装置であると判断した場合は前記動作制限情報に従って動作し、
前記動作制限情報を変更する情報は、ページングメッセージを用いて通知され、
前記動作制限情報は、RRC(Radio Resource Control)接続要求信号を前記制限端末装置から前記基地局装置に送信することを制限するための情報であることを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記動作制限情報は、前記制限端末装置による前記基地局装置へのアクセスを制限するための情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
複数の通信端末装置との間で無線通信可能な基地局装置であって、
通信可能な範囲内に存在する通信端末装置に対して、前記複数の通信端末装置のうち動作が制限された一部の通信端末装置である制限端末装置の制限される動作に関する動作制限情報をシステム情報として通知し、
前記動作制限情報を変更する情報は、ページングメッセージを用いて通知し、
前記動作制限情報は、RRC(Radio Resource Control)接続要求信号を前記制限端末装置から前記基地局装置に送信することを制限するための情報であることを特徴とする基地局装置。
【請求項4】
基地局装置との間で無線通信可能な通信端末装置であって、
SIM(Subscriber Identity Module)に格納されている情報に基づき自装置が制限端末装置であるか否かを判断し、制限端末装置であると判断した場合は前記基地局装置によってシステム情報として通知された動作制限情報に基づいて動作し、
前記動作制限情報を変更する情報は、ページングメッセージを用いて通知され、
前記動作制限情報は、RRC(Radio Resource Control)接続要求信号を前記制限端末装置から前記基地局装置に送信することを制限するための情報であることを特徴とする通信端末装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の通信端末装置と基地局装置との間で無線通信を実施する通信システム、ならびに前記通信システムに含まれる基地局装置および通信端末装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
第3世代と呼ばれる通信方式のうち、W-CDMA(Wideband Code division Multiple Access)方式が2001年から日本で商用サービスが開始されている。また、下りリンク(個別データチャネル、個別制御チャネル)にパケット伝送用のチャネル(High Speed-Downlink Shared Channel:HS-DSCH)を追加することにより、下りリンクを用いたデータ送信の更なる高速化を実現するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)のサービスが開始されている。さらに、上り方向のデータ送信をより高速化するために、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)方式についてもサービスが開始されている。W-CDMAは、移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により定められた通信方式であり、リリース8版の規格書がとりまとめられている。
【0003】
また、3GPPにおいて、W-CDMAとは別の通信方式として、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)、コアネットワーク(単にネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される新たな通信方式が検討されている。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0004】
LTEでは、アクセス方式、無線のチャネル構成やプロトコルが、現在のW-CDMA(HSDPA/HSUPA)とは全く異なるものになる。例えば、アクセス方式は、W-CDMAが符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)を用いているのに対して、LTEは下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Career Frequency Division Multiple Access)を用いる。また、帯域幅は、W-CDMAが5MHzであるのに対し、LTEでは1.4MHz,3MHz,5MHz,10MHz,15MHz,20MHzの中で基地局毎に選択可能となっている。また、LTEでは、W-CDMAのように回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0005】
LTEは、W-CDMAのコアネットワーク(General Packet Radio Service:GPRS)とは異なる新たなコアネットワークを用いて通信システムが構成されるため、W-CDMA網とは別の独立した無線アクセス網として定義される。したがって、W-CDMAの通信システムと区別するため、LTEの通信システムでは、移動端末(User Equipment:UE)と通信を行う基地局(Base station)はeNB(E-UTRAN NodeB)と称され、複数の基地局と制御データやユーザデータのやり取りを行う基地局制御装置(Radio Network Controller)は、EPC(Evolved Packet Core)またはaGW(Access Gateway)と称される。
【0006】
このLTEの通信システムでは、ユニキャスト(Unicast)サービスとE-MBMSサービス(Evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)とが提供される。E-MBMSサービスとは、放送型マルチメディアサービスであり、単にMBMSと称される場合もある。複数の移動端末に対してニュースや天気予報、モバイル放送などの大容量放送コンテンツが送信される。これを1対多(Point to Multipoint)サービスともいう。
【0007】
3GPPでの、LTEシステムにおける全体的なアーキテクチャ(Architecture)に関する現在の決定事項が、非特許文献1(4章)に記載されている。全体的なアーキテクチャについて図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムの構成を示す説明図である。図1において、移動端末101に対する制御プロトコル、例えばRRC(Radio Resource Control)と、ユーザプレイン、例えばPDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)、PHY(Physical layer)とが基地局102で終端するならば、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は1つあるいは複数の基地局102によって構成される。
【0008】
基地局102は、MME(Mobility Management Entity)103から通知されるページング信号(Paging Signal、ページングメッセージ(paging messages)とも称される)のスケジューリング(Scheduling)および送信を行う。基地局102は、X2インタフェースにより、互いに接続される。また基地局102は、S1インタフェースによりEPC(Evolved Packet Core)に接続される。より明確には、基地局102は、S1_MMEインタフェースによりMME(Mobility Management Entity)103に接続され、S1_UインタフェースによりS-GW(Serving Gateway)104に接続される。
【0009】
MME103は、複数あるいは単数の基地局102へのページング信号の分配を行う。また、MME103は待受け状態(Idle State)のモビリティ制御(Mobility control)を行う。MME103は、移動端末が待ち受け状態および、アクティブ状態(Active State)の際に、トラッキングエリア(Tracking Area)リストの管理を行う。
【0010】
S-GW104は、ひとつまたは複数の基地局102とユーザデータの送受信を行う。S-GW104は、基地局間のハンドオーバの際、ローカルな移動性のアンカーポイント(Mobility Anchor Point)となる。EPCには、さらにP-GW(PDN Gateway)が存在し、ユーザ毎のパケットフィルタリングやUE-IDアドレスの割当などを行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱電機株式会社
冷蔵庫
5日前
三菱電機株式会社
送風機
1か月前
三菱電機株式会社
吸音体
19日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
23日前
三菱電機株式会社
梱包装置
2日前
三菱電機株式会社
照明装置
10日前
三菱電機株式会社
電子機器
6日前
三菱電機株式会社
照明装置
6日前
三菱電機株式会社
送風装置
17日前
三菱電機株式会社
照明器具
26日前
三菱電機株式会社
電子機器
1か月前
三菱電機株式会社
半導体装置
26日前
三菱電機株式会社
加熱調理器
20日前
三菱電機株式会社
遠心送風機
19日前
三菱電機株式会社
半導体装置
9日前
三菱電機株式会社
飛しょう体
19日前
三菱電機株式会社
半導体装置
26日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
三菱電機株式会社
半導体装置
25日前
三菱電機株式会社
電気掃除機
20日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
27日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
3日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
13日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
9日前
三菱電機株式会社
制御システム
5日前
三菱電機株式会社
給湯システム
27日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
9日前
三菱電機株式会社
照明システム
10日前
三菱電機株式会社
照明システム
25日前
三菱電機株式会社
空調システム
1か月前
三菱電機株式会社
給湯システム
3日前
三菱電機株式会社
見守りシステム
26日前
三菱電機株式会社
誘導加熱調理器
19日前
三菱電機株式会社
非可逆回路素子
20日前
三菱電機株式会社
電磁ピンセット
5日前
三菱電機株式会社
自動運転システム
27日前
続きを見る
他の特許を見る