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公開番号2025082154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195437
出願日2023-11-16
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G11B 27/00 20060101AFI20250521BHJP(情報記憶)
要約【課題】データの取得要求に応答する際に必要な記憶容量およびコストを削減する。
【解決手段】情報処理装置は、車両200によって収集されたログデータに関する情報インデックスおよび情報インデックスに紐づけられたログデータの格納先を記憶部120に記憶させることと、記憶部120を参照して、情報インデックスに基づいて、取得対象のログデータである第1ログデータの格納先である第1ストレージを抽出することと、第1ストレージを有する装置に対して第1ログデータを要求することと、を実行する制御部110を備え、情報インデックスは、ログデータが収集された位置を示す情報を含み、ログデータが収集された位置を示す情報は、空間充填曲線に基づくビット列により表現される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両によって収集されたログデータに関する情報インデックスおよび前記情報インデックスに紐づけられた前記ログデータの格納先を記憶部に記憶させることと、
前記記憶部を参照して、前記情報インデックスに基づいて、取得対象の前記ログデータである第1ログデータの格納先である第1ストレージを抽出することと、
前記第1ストレージを有する装置に対して前記第1ログデータを要求することと、
を実行する制御部を備え、
前記情報インデックスは、前記ログデータが収集された位置を示す情報を含み、
前記ログデータが収集された位置を示す情報は、空間充填曲線に基づくビット列により表現される、
情報処理装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記ログデータが収集された位置を示す情報は、ヒルベルト曲線またはZ階数曲線に基づくビット列により表現される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
外部装置から、所定の領域の指定を含む所定の条件に適合する前記第1ログデータの取得を要求する取得要求を受信し、
前記所定の領域を表す空間充填曲線に基づくビット列と、前記情報インデックスに含まれる前記位置を示す情報のビット列を比較し、
前記位置が前記所定の領域内である場合に、前記位置を示す情報を含む前記情報インデックスに対応する前記ログデータを前記第1ログデータとして前記第1ストレージから取得し、
取得した前記第1ログデータを前記外部装置に送信する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報インデックスは、前記第1ログデータを指定するための条件に含まれるパラメータとして、前記車両の走行速度、前記車両の走行状態に関わる事象である車両安全イベントの発生の有無を示す情報、および、前記ログデータが表す内容の重大度を示すログレベルの少なくともいずれかをさらに含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記記憶部に、前記ログデータの格納先を示す情報として、前記第1ログデータを指定するための条件に含まれるパラメータである車両識別番号(VIN)を記憶させる、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、データログを取得する装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両からクラウドサーバに対して、通信品質を示すデータログ等の各種データを送信し、クラウドサーバ上のストレージに保存する技術が知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、取得データと保存データとの間の類似度に基づいた取得データと保存データとを関連付けるリンクと、保存データの読み出しが行われた場合に生成される保存データを関連付けるリンクとを生成し、保存データの将来の要求を推定し、保存データの保存期限をリンク単位で決定する情報収集装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/220630号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、データの取得要求に応答する際に必要な記憶容量およびコストを削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
車両によって収集されたログデータに関する情報インデックスおよび前記情報インデックスに紐づけられた前記ログデータの格納先を記憶部に記憶させることと、前記記憶部を参照して、前記情報インデックスに基づいて、取得対象の前記ログデータである第1ログデータの格納先である第1ストレージを抽出することと、前記第1ストレージを有する装置に対して前記第1ログデータを要求することと、を実行する制御部を備え、前記情報インデックスは、前記ログデータが収集された位置を示す情報を含み、前記ログデータが収集された位置を示す情報は、空間充填曲線に基づくビット列により表現される、
情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、データの取得要求に応答する際に必要な記憶容量およびコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るサーバ装置が実行する処理の概要を示す図。
実施形態に係るサーバ装置を含むシステムが有する構成要素を説明する図。
実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
空間充填曲線に基づく位置情報のコード表現を説明する図。
空間充填曲線に基づくコード表現での任意形状の領域指定を説明する図。
実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する第1ログデータを特定する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
移動通信端末である車両から、通信品質を示すデータログ等の各種データを取得し、各種サービスにおいて当該データを解析して利用することが想定される。このようなシステムにおいては、車両から当該システムのクラウドサーバに対して各種データが送信され、保存される。しかしながら、このような構成とすると、当該データの保存のために大容量のストレージが必要となり、莫大なコストがかかる。そこで、当該システムは、当該データそのものではなく、当該データを参照するためのインデックス等のみを記憶することが好ましい。そして、当該システムは、車両または車両の内部もしくは近傍に設置された記憶装置から、当該データそのものを、需要に応じて、その都度取得することが望ましい。
【0010】
本開示の一態様に係るシステムは、
車両によって収集されたログデータに関する情報インデックスおよび前記情報インデックスに紐づけられた前記ログデータの格納先を記憶部に記憶させることと、前記記憶部を参照して、前記情報インデックスに基づいて、取得対象の前記ログデータである第1ログデータの格納先である第1ストレージを抽出することと、前記第1ストレージを有する装置に対して前記第1ログデータを要求することと、を実行する制御部を備え、前記情報インデックスは、前記ログデータが収集された位置を示す情報を含み、前記ログデータが収集された位置を示す情報は、空間充填曲線に基づくビット列により表現される。
(【0011】以降は省略されています)

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