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公開番号2025082228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2024059174
出願日2024-04-01
発明の名称風向調整装置
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人
主分類B60H 1/34 20060101AFI20250521BHJP(車両一般)
要約【課題】省スペースで多様な風向に調整可能な風向調整装置を提供する。
【解決手段】風向調整装置1は、回動可能な一のフィン15aと、回動可能な他のフィン15bと、一のカム溝26aを有し、回動可能な一のギヤ22aと、他のカム溝26bを有し、回動可能な他のギヤ22bと、一のギヤ22aと他のギヤ22bとのいずれか一方を回動させる駆動手段と、一のギヤ22aの回動により一のカム溝25aの形状に応じて一のフィン15aを回動させる一のリンク34aと、他のギヤ22bの回動により他のカム溝26bの形状に応じて他のフィン15bを回動させる他のリンク34bと、を備える。一のギヤ22aと他のギヤ22bとは、一方の回動に連動して他方が回動し、歯数、及び、一のカム溝26aと他のカム溝26bとの形状が、それぞれ異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回動可能な一のフィンと、
回動可能な他のフィンと、
一のカム溝を有し、回動可能な一のギヤと、
他のカム溝を有し、回動可能な他のギヤと、
前記一のギヤと前記他のギヤとのいずれか一方を回動させる駆動手段と、
前記一のギヤの回動により前記一のカム溝の形状に応じて前記一のフィンを回動させる一のリンクと、
前記他のギヤの回動により前記他のカム溝の形状に応じて前記他のフィンを回動させる他のリンクと、を備え、
前記一のギヤと前記他のギヤとは、一方の回動に連動して他方が回動し、歯数、及び、前記一のカム溝と前記他のカム溝との形状が、それぞれ異なる
ことを特徴とする風向調整装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
一及び他のギヤの一方と他方とのギヤ比は、1:2である
ことを特徴とする請求項1記載の風向調整装置。
【請求項3】
一のフィンと他のフィンとは、同一方向に回動可能であり、
駆動手段は、前記一のフィンと前記他のフィンとの間に位置する
ことを特徴とする請求項1または2記載の風向調整装置。
【請求項4】
一のフィンと他のフィンとは、互いに交差する方向に回動可能であり、
駆動手段は、前記一のフィンと前記他のフィンとに対して、前記一のフィンと前記他のフィンとのいずれかの回動軸線方向側に位置する
ことを特徴とする請求項1または2記載の風向調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のフィンを備える風向調整装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に用いられる空調装置において、吹き出す風向を調整する風向調整装置がある。風向調整装置は、空調風吹出装置、エアアウトレット、ベンチレータ、レジスタ等とも呼ばれ、例えばインストルメントパネルやセンタコンソール部等の車両の各部に設置されて、冷暖房による快適性能の向上に寄与している。
【0003】
風向調整装置を電動化するにあたり、モータなどの駆動手段を用いてフィンを回動させるものがある。風向調整装置、すなわちフィン群が複数ある場合、特に二連の風向調整装置の各フィンをそれぞれ異なる方向に向ける場合においては、風向調整装置毎に一つの駆動手段が必要であり、部品点数及びコスト増を招く。
【0004】
例えば、第一フィン群を連結する第一リンク部の端部と、第二フィン群を連結する第二リンク部の端部と、が、互いに対向配置された回動円盤体に設定されたカム溝にそれぞれ摺接され、回動円盤体が駆動機構から駆動力を受けることで各フィン群が回動するものが知られている。この構成では、各カム溝の形状をそれぞれ異ならせることにより、第一フィン群と第二フィン群との回動速度を異ならせ、また、一つの駆動機構を用いて、一方のフィン群が車両進行方向から見て右方に回動するとき、他方のフィン群が左方に回動するなど、多様な風向を実現可能となる(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特開第114834217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
風向調整装置の風向については、気温状況や乗員の数、体格、好みなどに合わせて調整することが想定される。上記の構成の場合、より細かく各フィン群の風向を調整するためには、カム溝をより複雑かつ大型にする必要がある。そこで、より小さいスペースで多様な風向を実現できる構成が望まれている。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、省スペースで多様な風向に調整可能な風向調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の風向調整装置は、回動可能な一のフィンと、回動可能な他のフィンと、一のカム溝を有し、回動可能な一のギヤと、他のカム溝を有し、回動可能な他のギヤと、前記一のギヤと前記他のギヤとのいずれか一方を回動させる駆動手段と、前記一のギヤの回動により前記一のカム溝の形状に応じて前記一のフィンを回動させる一のリンクと、前記他のギヤの回動により前記他のカム溝の形状に応じて前記他のフィンを回動させる他のリンクと、を備え、前記一のギヤと前記他のギヤとは、一方の回動に連動して他方が回動し、歯数、及び、前記一のカム溝と前記他のカム溝との形状が、それぞれ異なるものである。
【0009】
請求項2記載の風向調整装置は、請求項1記載の風向調整装置において、一及び他のギヤの一方と他方とのギヤ比は、1:2であるものである。
【0010】
請求項3記載の風向調整装置は、請求項1または2記載の風向調整装置において、一のフィンと他のフィンとは、同一方向に回動可能であり、駆動手段は、前記一のフィンと前記他のフィンとの間に位置するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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