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公開番号2025082430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195741
出願日2023-11-17
発明の名称シートバック
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/68 20060101AFI20250522BHJP(車両一般)
要約【課題】シートフレームのフレーム形状の自由度を確保しつつシートパッドの支持を適切に行えるシートバックを提供すること。
【解決手段】シートバック1は、そのシートパッド3をパッド裏側から支持するシートフレーム2が、シートパッド3のパッド下部3Aをパッド裏側から支持するワイヤフレーム2Cを有する。シートパッド3は、パッド下部3Aからワイヤフレーム2Cをシート下側から巻き込むようにシート後ろ上方に延びるパッド曲返し部3Bを有する。ワイヤフレーム2Cは、パッド下部3Aをシート後側から支持するようにシート幅方向に延びる第1ワイヤC1と、第1ワイヤC1からシート後側に離れた位置でパッド曲返し部3Bをパッド裏側となるシート前側から支持するようにシート幅方向に延びる第2ワイヤC2と、を有する。シートパッド3が、パッド曲返し部3Bのパッド裏面に、第1ワイヤC1にシート後側から当接する第1凸部B1を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートパッドと、該シートパッドをパッド裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックであって、
前記シートフレームが、前記シートパッドのパッド下部をパッド裏側から支持するワイヤフレームを有し、
前記シートパッドが、前記パッド下部から前記ワイヤフレームをシート下側から巻き込むようにシート後ろ上方に延びるパッド曲返し部を有し、
前記ワイヤフレームが、前記パッド下部をシート後側から支持するようにシート幅方向に延びる第1ワイヤと、該第1ワイヤからシート後側に離れた位置で前記パッド曲返し部をパッド裏側となるシート前側から支持するようにシート幅方向に延びる第2ワイヤと、を有し、
前記シートパッドが、前記パッド曲返し部のパッド裏面に、前記第1ワイヤにシート後側から当接する第1当接部を更に有するシートバック。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートバックであって、
前記パッド曲返し部が、前記第1ワイヤにシート下側から当接するように巻き込まれる構成とされ、かつ、前記第2ワイヤにシート下側から当接する第2当接部を更に有するシートバック。
【請求項3】
請求項2に記載のシートバックであって、
前記パッド曲返し部が、前記第1当接部と前記第2当接部との間にパッド裏側からシート幅方向に延びるように凹む筋状のパッド溝部を有するシートバック。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートバックであって、
前記第1当接部が、前記第1ワイヤと前記第2ワイヤとに接するシート下側の共通外接線をシート上方に越えるように突出する突出部とされるシートバック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックに関する。詳しくは、シートパッドと、シートパッドをパッド裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックにおいて、シートパッドが、パッド下部からシートフレームのロアフレームをシート下側から巻き込むように後方に曲げ返されるパッド曲返し部を備えた構成が開示されている。それにより、パッド下部とパッド曲返し部とが、ロアフレームによってパッド裏側から支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-107410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、ロアフレームをパッド下部やパッド曲返し部を適切に支持できるように配設しなければならず、フレーム形状の自由度が損なわれやすい。そこで、本発明は、シートフレームのフレーム形状の自由度を確保しつつシートパッドの支持を適切に行うことが可能なシートバックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートバックは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートパッドと、該シートパッドをパッド裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックであって、前記シートフレームが、前記シートパッドのパッド下部をパッド裏側から支持するワイヤフレームを有し、前記シートパッドが、前記パッド下部から前記ワイヤフレームをシート下側から巻き込むようにシート後ろ上方に延びるパッド曲返し部を有し、前記ワイヤフレームが、前記パッド下部をシート後側から支持するようにシート幅方向に延びる第1ワイヤと、該第1ワイヤからシート後側に離れた位置で前記パッド曲返し部をパッド裏側となるシート前側から支持するようにシート幅方向に延びる第2ワイヤと、を有し、前記シートパッドが、前記パッド曲返し部のパッド裏面に、前記第1ワイヤにシート後側から当接する第1当接部を更に有するシートバックである。
【0007】
第1の発明によれば、シートパッドを、パッド下部とパッド曲返し部とが第1ワイヤと第2ワイヤとによりパッド裏側から支持されるようにワイヤフレームに組み付けることができる。なおかつ、シートパッドを、パッド下部と第1当接部との間に第1ワイヤをシート前後方向に挟み込むようにワイヤフレームに組み付けることができる。したがって、パッド下部及びパッド曲返し部を支持するフレーム構造を第1ワイヤと第2ワイヤとを含む簡素なワイヤ構造で構成しても、これらの支持を適切に行うことができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記パッド曲返し部が、前記第1ワイヤにシート下側から当接するように巻き込まれる構成とされ、かつ、前記第2ワイヤにシート下側から当接する第2当接部を更に有するシートバックである。
【0009】
第2の発明によれば、パッド曲返し部をシート下方からの押し込み力に対して凹ませにくくすることができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記パッド曲返し部が、前記第1当接部と前記第2当接部との間にパッド裏側からシート幅方向に延びるように凹む筋状のパッド溝部を有するシートバックである。
(【0011】以降は省略されています)

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