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公開番号2025091538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206794
出願日2023-12-07
発明の名称クッションフレーム
出願人トヨタ紡織株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B60N 2/68 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】 クッションフレームに荷重が入力された際の当該荷重のボディへの伝達効率を向上させることが可能なクッションフレームの一例を開示する。
【解決手段】 サブマリンパイプ22の延び方向一端側及び他端側には、ボディパネルに固定される固定用ブラケット部26、27が設けられている。これにより、当該クッションフレーム2では、サブマリンパイプ22が直接的にボディパネルに固定される構成となる。したがって、クッションフレーム2に荷重が入力された際の当該荷重のボディパネルへの伝達効率を向上させることが可能となり得る。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
乗物用シートのクッションフレームにおいて、
シート前後方向中央より前方側、かつ、シート前端より後方側に配置された強度部材であって、シート幅方向全域に亘ってシート幅方向に延びる強度部材と、
前記強度部材の延び方向一端側及び他端側に設けられたブラケット部であって、乗物に固定されるブラケット部と
を備えるクッションフレーム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記強度部材を第1強度部材としたとき、当該第1強度部材より前方側に配置され、少なくともシート前端側においてシート幅方向全域に亘って設けられた第2強度部材を備え、
前記第2強度部材のシート幅方向一端側及び他端側は、乗物に固定される請求項1に記載のクッションフレーム。
【請求項3】
前記第2強度部材は、前記第1強度部材を介して乗物に固定される請求項2に記載のクッションフレーム。
【請求項4】
前記第2強度部材のシート幅方向一端側及び他端側には、後方側に延びた側部が設けられており、
さらに、前記側部と前記第1強度部材とを連結する連結ブラケットを備え、当該側部は当該連結ブラケットを介して前記第1強度部材に連結固定されている請求項3に記載のクッションフレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物用シートのクッションフレームに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のクッションフレームでは、第二構成フレーム36の長手方向の端部44が第一構成フレーム34に固定され、当該第一構成フレーム34には、複数の第四構成フレーム40の上端が接合され、かつ、それら第四構成フレーム40の下端が乗物のボディに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-109617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
つまり、特許文献1に係るクッションフレームの第二構成フレーム36は、第一構成フレーム34及び第四構成フレーム40を介して間接的に乗物のボディに固定される構成である。
【0005】
このため、特許文献1に係るクッションフレームでは、クッションフレームに入力された荷重を効率よく乗物へ伝達することが難しい。本開示は、当該点に鑑みたクッションフレームの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
乗物用シートのクッションフレームは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、シート前後方向中央より前方側、かつ、シート前端より後方側に配置された強度部材(22)であって、シート幅方向全域に亘ってシート幅方向に延びる強度部材(22)と、強度部材(22)の延び方向一端側及び他端側に設けられたブラケット部(26、27)であって、乗物に固定されるブラケット部(26、27)とである。
【0007】
これにより、当該クッションフレームでは、強度部材(22)が直接的に乗物のボディに固定可能な構成となり得る。したがって、当該クッションフレームでは、クッションフレームに入力された荷重の乗物への伝達効率を向上させることが可能となる。
【0008】
なお、当該クッションフレームは、例えば、以下の構成であってもよい。
すなわち、上記強度部材(22)を第1強度部材(22)としたとき、当該第1強度部材(22)より前方側に配置され、少なくともシート前端側においてシート幅方向全域に亘って設けられた第2強度部材(21)を備え、第2強度部材(21)のシート幅方向一端側及び他端側は、乗物に固定されることが望ましい。
【0009】
これにより、当該クッションフレームでは、第1強度部材(22)及び第2強度部材(21)に入力された荷重を乗物のボディに伝達することができ得る。したがって、当該クッションフレームでは、クッションフレームに入力された荷重の乗物への伝達効率を更に向上させることが可能となる。
【0010】
なお、第2強度部材(21)は、第1強度部材(22)を介して乗物に固定されることが望ましい。また、第2強度部材(21)のシート幅方向一端側及び他端側には、後方側に延びた側部(21A、21B)が設けられており、さらに、側部(21A、21B)は、連結ブラケット(28、29)を介して第1強度部材(22)に連結固定されていることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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