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公開番号
2025084034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2024074249
出願日
2024-05-01
発明の名称
撮像光学レンズ
出願人
エーエーシー オプティクス (チャンジョウ)カンパニーリミテッド
代理人
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250526BHJP(光学)
要約
【課題】光学性能に優れ、大口径、広角化、超薄型の設計要求を満たす撮像光学レンズを提供する。
【解決手段】物体側から結像側に正の第1レンズ、負の第2レンズ、正の第3レンズ、負の第4レンズ、正の第5レンズ及び負の第6レンズからなり、撮像光学レンズの焦点距離はf、第3レンズの焦点距離はf3、第5レンズの焦点距離はf5、第6レンズの焦点距離はf6、第4レンズの物体側面の中心曲率半径はR7、第4レンズの結像側面の中心曲率半径はR8、第5レンズの物体側面の中心曲率半径はR9、第5レンズの結像側面の中心曲率半径はR10、第1レンズの結像側面から第2レンズの物体側面までの光軸上距離はd2、第2レンズの光軸上厚みはd3であり、以下の関係式を満たす。
2.00≦f3/f≦6.00
-2.00≦f5/f6≦-0.79
-5.00≦R7/R8≦-1.00
-0.90≦R9/R10≦-0.20
0.25≦d2/d3≦1.00
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像光学レンズであって、
物体側から結像側に向かって順に配列された正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズと、からなり、
前記撮像光学レンズの焦点距離は、fであり、前記第3レンズの焦点距離は、f3であり、前記第5レンズの焦点距離は、f5であり、前記第6レンズの焦点距離は、f6であり、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径は、R7であり、前記第4レンズの結像側面の中心曲率半径は、R8であり、前記第5レンズの物体側面の中心曲率半径は、R9であり、前記第5レンズの結像側面の中心曲率半径は、R10であり、前記第1レンズの結像側面から前記第2レンズの物体側面までの光軸上距離は、d2であり、前記第2レンズの光軸上厚みは、d3であり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
2.00≦f3/f≦6.00
-2.00≦f5/f6≦-0.79
-5.00≦R7/R8≦-1.00
-0.90≦R9/R10≦-0.20
0.25≦d2/d3≦1.00
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第1レンズの光軸上厚みは、d1であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
0.09≦d1/TTL≦0.15
【請求項3】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第4レンズの焦点距離は、f4であり、前記第4レンズの光軸上厚みは、d7であり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-80.00≦f4/d7≦-25.00
【請求項4】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第1レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第1レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凹面であって、
前記第1レンズの焦点距離は、f1であり、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径は、R1であり、前記第1レンズの結像側面の中心曲率半径は、R2であり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
0.48≦f1/f≦1.52
-3.55≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.09
【請求項5】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第2レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第2レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凹面であり、
前記第2レンズの焦点距離は、f2であり、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径は、R3であり、前記第2レンズの結像側面の中心曲率半径は、R4であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-4.90≦f2/f≦-1.24
1.36≦(R3+R4)/(R3-R4)≦5.66
0.02≦d3/TTL≦0.09
【請求項6】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第3レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、
前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径は、R5であり、前記第3レンズの結像側面の中心曲率半径は、R6であり、前記第3レンズの光軸上厚みは、d5であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-2.65≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.51
0.03≦d5/TTL≦0.16
【請求項7】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第4レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凹面であり、前記第4レンズの結像側面光軸に近い箇所は、凹面であり、
前記第4レンズの焦点距離は、f4であり、前記第4レンズの光軸上厚みは、d7であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-15.45≦f4/f≦-1.66
0.00≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.00
0.04≦d7/TTL≦0.13
【請求項8】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第5レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第5レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、
前記第5レンズの光軸上厚みは、d9であり、前記撮像光学レンズの光学全長はTTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
0.44≦f5/f≦1.95;
-1.32≦(R9+R10)/(R9-R10)≦-0.04;
0.05≦d9/TTL≦0.17
【請求項9】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記第6レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第6レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凹面であり、
前記第6レンズの物体側面の中心曲率半径は、R11であり、前記第6レンズの結像側面の中心曲率半径は、R12であり、前記第6レンズの光軸上厚みは、d11であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-2.21≦f6/f≦-0.44
0.50≦(R11+R12)/(R11-R12)≦3.53
0.04≦d11/TTL≦0.15
【請求項10】
請求項1に記載の撮像光学レンズであって、
前記撮像光学レンズの画角は、FOVであり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
FOV≧76.44°
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズの分野に関し、特に、スマートフォンやデジタルカメラなどのモバイル端末機器や、監視カメラ、PCカメラ、車載カメラ、ドローンなどの撮像機能を有するデバイスに適用可能な撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、様々なスマートデバイスの台頭により、小型撮像光学レンズの需要が増加している。感光素子の画素サイズが小さくなり、今日の電子製品は、機能に優れ、薄く、軽量で持ち運びしやすくなる傾向にあるため、市場では良好な撮像画質を持つ小型化撮像光学レンズが主流となっている。より良い撮像画質を得るために、マルチレンズ構造が多く採用される。また、技術の発展と多様化ユーザーニーズの増加と伴い、感光素子の画素面積が縮小しており、システムの撮像品質に対する要求も高まり続けているため、レンズ設計において、6枚式レンズ構造が次第に現れてきた。光学性能に優れ、大口径、広角化、超薄型の撮像光学レンズが求められている。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、上記問題に鑑み、光学性能に優れ、大口径、広角化、超薄型の設計要求を満たすことができる撮像光学レンズを提供することを目的とする。
【0004】
上記技術的課題を解決するために、本発明の第1実施形態によれば、撮像光学レンズであって、物体側から結像側に向かって順に配列された正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズと、からなり、前記撮像光学レンズの焦点距離は、fであり、前記第3レンズの焦点距離は、f3であり、前記第5レンズの焦点距離は、f5であり、前記第6レンズの焦点距離は、f6であり、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径は、R7であり、前記第4レンズの結像側面の中心曲率半径は、R8であり、前記第5レンズの物体側面の中心曲率半径は、R9であり、前記第5レンズの結像側面の中心曲率半径は、R10であり、前記第1レンズの結像側面から前記第2レンズの物体側面までの光軸上距離は、d2であり、前記第2レンズの光軸上厚みは、d3であり、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズが提供される。2.00≦f3/f≦6.00、-2.00≦f5/f6≦-0.79、-5.00≦R7/R8≦-1.00、-0.90≦R9/R10≦-0.20、0.25≦d2/d3≦1.00
【0005】
好ましくは、前記第1レンズの光軸上厚みは、d1であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たす。0.09≦d1/TTL≦0.15
【0006】
好ましくは、前記第4レンズの焦点距離は、f4であり、前記第4レンズの光軸上厚みは、d7であり、以下の関係式を満たす。-80.00≦f4/d7≦-25.00
【0007】
好ましくは、前記第1レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第1レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凹面であって、前記第1レンズの焦点距離は、f1であり、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径は、R1であり、前記第1レンズの結像側面の中心曲率半径は、R2であり、以下の関係式を満たす。0.48≦f1/f≦1.52、-3.55≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.09
【0008】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、前記第2レンズの結像側面の光軸に近い箇所は、凹面であり、前記第2レンズの焦点距離は、f2であり、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径は、R3であり、前記第2レンズの結像側面の中心曲率半径は、R4であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たす。-4.90≦f2/f≦-1.24、1.36≦(R3+R4)/(R3-R4)≦5.66、0.02≦d3/TTL≦0.09
【0009】
好ましくは、前記第3レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凸面であり、 前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径は、R5であり、前記第3レンズの結像側面の中心曲率半径は、R6であり、前記第3レンズの光軸上厚みは、d5であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たす。-2.65≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.51、0.03≦d5/TTL≦0.16
【0010】
好ましくは、前記第4レンズの物体側面の光軸に近い箇所は、凹面であり、前記第4レンズの結像側面光軸に近い箇所は、凹面であり、前記第4レンズの焦点距離は、f4であり、前記第4レンズの光軸上厚みは、d7であり、前記撮像光学レンズの光学全長は、TTLであり、以下の関係式を満たす。-15.45≦f4/f≦-1.66、0.00≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.00、0.04≦d7/TTL≦0.13
(【0011】以降は省略されています)
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