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公開番号2025084365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198214
出願日2023-11-22
発明の名称投影装置および投影方法
出願人国立大学法人電気通信大学
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20250527BHJP(光学)
要約【課題】装着違和感を緩和し、視野制限に縛られない視覚拡張技術を提供する。
【解決手段】投影システムは、映像を瞼に投影するプロジェクタ30と、瞬きを検出するためのセンサ20と、センサ20が瞬きを検出したタイミング映像を瞼に投影する制御装置10を備える。センサ20は赤外線を瞼に照射して反射した赤外線を検出するフォトリフレクタであり、センサ20の測定値の変化に基づいて瞬きを検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
映像を瞼に投影する投影部と、
瞬きを検出するためのセンサと、
前記センサが瞬きを検出したタイミングで映像を瞼に投影する制御部を備える
投影装置。
続きを表示（約 560 文字）【請求項２】
請求項１に記載の投影装置であって、
前記センサは赤外線を瞼に照射して反射した赤外線を検出するフォトリフレクタであり、
前記センサの測定値の変化に基づいて瞬きを検出する
投影装置。
【請求項３】
請求項２に記載の投影装置であって、
前記センサの測定値が第１閾値を超えたときに瞼を閉じたときのブラックアウト期間の開始と判定し、第２閾値を下回ったときにブラックアウト期間の終了と判定し、
ブラックアウト期間に映像を瞼に投影する
投影装置。
【請求項４】
瞬きを検出し、
瞬きを検出したタイミングで映像を瞼に投影する
投影方法。
【請求項５】
請求項４に記載の投影方法であって、
赤外線を瞼に照射して反射した赤外線を検出するフォトリフレクタを用いて瞬きを検出する
投影方法。
【請求項６】
請求項５に記載の投影方法であって、
前記フォトリフレクタの測定値が第１閾値を超えたときに瞼を閉じたときのブラックアウト期間の開始と判定し、第２閾値を下回ったときにブラックアウト期間の終了と判定し、
ブラックアウト期間に映像を瞼に投影する
投影方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、投影装置および投影方法に関する。
続きを表示（約 900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、拡張現実（ＡＲ）の研究が盛んに進められている。ＡＲを利用するためには、ヘッドマウントディスプレイ（ＨＭＤ）やＡＲグラスを装着することが一般的である。また、網膜内に映像を直接投影する方式も存在する。
【０００３】
他方、非特許文献１では、自身の瞼をスクリーンとして利用する投影装置が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
村本剛毅、外２名、「瞼内映像投影装置」、第２５回日本バーチャルリアリティ学会大会論文集、日本バーチャルリアリティ学会、2020年9月、3B3-7
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ＨＭＤやＡＲグラスは小型化や軽量化が進んでいるが、目の前を覆うという違和感があり、利用者の負担を完全に取り除くことは難しい。網膜内に映像を投影する方式は瞳孔を通しての映像投影となるため、眼球の向きに制約が生じる。
【０００６】
非特許文献１の技術は、自身の瞼を閉じた状態で光ファイバを瞼に押し付けることによって瞼をスクリーンとして利用するものであり、実世界に画像を重畳することはできない。
【０００７】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、装着違和感を緩和し、視野制限に縛られない視覚拡張技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の一態様の投影装置は、映像を瞼に投影する投影部と、瞬きを検出するためのセンサと、前記センサが瞬きを検出したタイミングで前記投影部を制御し、映像を瞼に投影する制御部を備える。
【０００９】
本開示の一態様の投影方法は、瞬きを検出し、瞬きを検出したタイミングで映像を瞼に投影する。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、装着違和感を緩和し、視野制限に縛られない視覚拡張技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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