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公開番号
2025085277
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199045
出願日
2023-11-24
発明の名称
測定温度の設定方法、及び、残余双極子相互作用定数の測定方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G01N
24/08 20060101AFI20250529BHJP(測定;試験)
要約
【課題】熱劣化の影響を低減できる残余双極子相互作用定数の測定温度の設定方法、及び、残余双極子相互作用定数の測定方法を提供する。
【解決手段】ジエン系加硫ゴム組成物の残余双極子相互作用定数の測定において、当該組成物の熱劣化のしやすさに基づいて測定温度を設定する、測定温度の設定方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ジエン系加硫ゴム組成物の残余双極子相互作用定数の測定において、当該組成物の熱劣化のしやすさに基づいて測定温度を設定する、測定温度の設定方法。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記組成物の膨潤度に基づいて測定温度を設定する請求項1記載の設定方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載の方法により設定された測定温度でジエン系加硫ゴム組成物の残余双極子相互作用定数を測定する、残余双極子相互作用定数の測定方法。
【請求項4】
前記組成物に用いられるジエン系ゴムのガラス転移点が-60℃未満であり、測定温度が30℃以上、100℃以下である請求項3記載の測定方法。
【請求項5】
前記組成物に用いられるジエン系ゴムのガラス転移点が-60℃以上であり、測定温度が50℃以上、120℃以下である請求項3記載の測定方法。
【請求項6】
測定時間が1.5時間以下である請求項3記載の測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定温度の設定方法、及び、残余双極子相互作用定数の測定方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
NRやSBR等のジエン系加硫ゴムについて、架橋密度の評価指標である残余双極子相互作用定数(D
res
)の測定を一律の測定温度のもとで行う手法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Macromolecules,(米),2020,53,p.11166-11177
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献では測定原理的に、高温で測定することにより、ポリマーそのものの運動性の影響を受けずに架橋の束縛による運動性低下の効果を抽出し、架橋密度指標であるD
res
値として評価することができるため、高温での測定が望ましいとされている。
【0005】
しかしながら、高温での測定はサンプルの熱劣化により架橋構造自体が変化してしまい、本来分析したいサンプル状態での評価ができない恐れ等がある。このため、サンプル毎に、ポリマー種等に応じた熱劣化を受けにくい測定温度を設定することが望ましい。
【0006】
本発明は、前記課題を解決し、熱劣化の影響を低減できる残余双極子相互作用定数の測定温度の設定方法、及び、残余双極子相互作用定数の測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ジエン系加硫ゴム組成物の残余双極子相互作用定数の測定において、当該組成物の熱劣化のしやすさに基づいて測定温度を設定する、測定温度の設定方法に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、サンプル毎に、熱劣化の影響を低減できる測定温度を設定し、残余双極子相互作用定数を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
1
H多量子NMR法で得られた多量子増大曲線を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<測定温度の設定方法>
本開示の設定方法では、ジエン系加硫ゴム組成物の残余双極子相互作用定数(D
res
)の測定において、当該組成物の熱劣化のしやすさに基づいて測定温度を設定する。これにより、ジエン系加硫ゴム組成物毎に、熱劣化の影響を低減できる測定温度を設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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