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公開番号
2025097641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213946
出願日
2023-12-19
発明の名称
液面検出装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G01F
23/38 20060101AFI20250624BHJP(測定;試験)
要約
【課題】アームをホルダに容易に取り付け可能な液面検出装置を提供する。
【解決手段】液面検出装置は、フロートと、磁石を保持するホルダ22を有する回転部20と、フロートと回転部20とを連結するアーム11と、を備える。アーム11は、直線状に延びるストレート部11cと、ストレート部11cから折れ曲がった部分の端部であって、ホルダ22に挿入される被挿入端部11aと、を有する。ホルダ22は、被挿入端部11aが挿入可能な第1アーム挿入孔24aと、ストレート部11cを押さえる第1アーム押さえ25aと、ストレート部11cに掛けられるアームフック26と、を有する。ストレート部11cは、第1アーム押さえ25aとアームフック26の間に挟み込まれる。アームフック26は、第1アーム挿入孔24aと第1アーム押さえ25aの間に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
液体に浮き、前記液体の液面の位置に応じて変位するフロートと、
磁石、及び、前記磁石を保持するホルダを有し、軸線を中心に回転可能な回転部と、
前記回転部の回転に伴う磁場の変化を検出する磁気検出素子と、
前記フロートと前記回転部とを連結し、前記フロートの変位に応じて前記回転部を回転させるアームと、を備え、
前記アームは、直線状に延びるストレート部と、前記ストレート部から折れ曲がった部分の端部であって、前記ホルダに挿入される被挿入端部と、を有し、
前記ホルダは、
前記被挿入端部が挿入可能なアーム挿入孔と、
前記ストレート部を押さえるアーム押さえと、
前記ストレート部に掛けられるアームフックと、を有し、
前記ストレート部は、前記アーム押さえと前記アームフックの間に挟み込まれ、
前記アームフックは、前記アーム挿入孔と前記アーム押さえの間に位置する、
液面検出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ホルダは、
前記アーム挿入孔である第1アーム挿入孔に加え、前記被挿入端部が挿入可能な第2アーム挿入孔と、
前記アーム押さえである第1アーム押さえに加え、前記ストレート部を押さえる第2アーム押さえと、を有し、
前記アームフックは、前記第1アーム押さえと前記第2アーム押さえの間に位置し、
前記第1アーム挿入孔と前記第2アーム挿入孔の間に、前記第2アーム押さえ、前記アームフック、及び、前記第1アーム押さえが位置する、
請求項1に記載の液面検出装置。
【請求項3】
前記ホルダは、前記第1アーム挿入孔または前記第2アーム挿入孔を中心として回転可能な方向であって、前記第1アーム押さえ及び前記第2アーム押さえから離れる方向の前記アームの動きを規制する壁部を有する、
請求項2に記載の液面位置検出装置。
【請求項4】
前記ホルダにおける前記アームフックの両脇にはスリットが形成されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載の液面検出装置。
【請求項5】
前記ホルダは、前記磁石を収容する窪み部を有し、
前記窪み部の内周には、前記軸線に沿って設けられ、前記磁石の外周に当接するクラッシュリブが形成されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載の液面検出装置。
【請求項6】
前記回転部を回転可能に支持する支持部材をさらに備え、
前記支持部材は、前記軸線に沿って延びる軸部を有し、
前記磁気検出素子は、前記軸部に設けられた空間部に配置され、
前記ホルダには、前記軸部が貫通可能な貫通部が設けられ、
前記軸部は、前記空間部を囲む囲み部を有し、
前記囲み部の内周には、前記軸線に沿って設けられ、前記磁気検出素子の外周に当接するクラッシュリブが形成されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載の液面検出装置。
【請求項7】
前記窪み部は、その底に相当する底部を有し、
前記底部の一部であって、前記窪み部の内周に形成されたクラッシュリブに対応する部分には、溝が形成されている、
請求項5に記載の液面検出装置。
【請求項8】
前記軸部は、前記軸線が延びる方向において前記磁気検出素子と対向する対向部を有し、
前記対向部の一部であって、前記囲み部の内周に形成されたクラッシュリブに対応する部分には、溝が形成されている、
請求項6に記載の液面検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液面検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の液面検出装置は、液体に浮くフロートと、本体フレームに対して回転可能に設けられたホルダと、フロートの変位に応じてホルダを回転させるアームと、を備える。この液面検出装置において、アームホルダにはアームの端部が貫通する軸孔が設けられ、本体フレームには軸孔を貫通したアームの端部を受ける軸受部が設けられている。この軸受部をさらに貫通するアームの端部には、プッシュナットが圧入嵌合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-160134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構造では、アームがホルダから抜けることを防止する機構としてプッシュナットを用いる分、アームの取り付け工程が複雑化する虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、アームをホルダに容易に取り付け可能な液面検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る液面検出装置は、
液体に浮き、前記液体の液面の位置に応じて変位するフロートと、
磁石、及び、前記磁石を保持するホルダを有し、軸線を中心に回転可能な回転部と、
前記回転部の回転に伴う磁場の変化を検出する磁気検出素子と、
前記フロートと前記回転部とを連結し、前記フロートの変位に応じて前記回転部を回転させるアームと、を備え、
前記アームは、直線状に延びるストレート部と、前記ストレート部から折れ曲がった部分の端部であって、前記ホルダに挿入される被挿入端部と、を有し、
前記ホルダは、
前記被挿入端部が挿入可能なアーム挿入孔と、
前記ストレート部を押さえるアーム押さえと、
前記ストレート部に掛けられるアームフックと、を有し、
前記ストレート部は、前記アーム押さえと前記アームフックの間に挟み込まれ、
前記アームフックは、前記アーム挿入孔と前記アーム押さえの間に位置する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、アームをホルダに容易に取り付け可能な液面検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る液面検出装置の斜視図。
同上実施形態に係る液面検出装置の分解斜視図。
同上実施形態に係る液面検出装置の回転部近傍の斜視図。
同上実施形態に係るホルダの背面側斜視図。
同上実施形態に係る液面検出装置におけるケース近傍の背面側斜視図。
変形例に係るケースを説明するための液面検出装置におけるケース近傍の背面側斜視図。
同上実施形態に係るケースの軸部近傍の背面側斜視図。
同上実施形態に係る軸部の一部背面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示す液面検出装置1は、図示せぬタンク内に収容された液体の液面の位置(液位)を検出する。例えば、液面検出装置1は、車両の燃料タンクに取り付けられ、液体としてガソリンの量に応じた液位を検出する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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