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公開番号
2025103268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220547
出願日
2023-12-27
発明の名称
表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御プログラム、及び車両用表示システム
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】 重畳対象と重畳対象に関連するコンテンツが奥行き方向に関して離れすぎている場合であってもそのコンテンツが提示する情報を認識し易く表示する。
【解決手段】 車両1の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、車両1の前方に仮想的に設定される結像領域に画像を結像する車両用表示装置10を制御する表示制御装置60であって、特定の対象に関して車両との相対位置関係情報を取得し、結像領域内における特定の対象に重畳される第1の態様画像を車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、結像領域外における特定の対象に非重畳の第2の態様画像を車両の前方に第1の距離、または第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御部61、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、前記車両の前方に仮想的に設定される結像領域に前記画像を結像する車両用表示装置を制御する表示制御装置であって、
前記特定の対象に関して前記車両との相対位置関係情報を取得し、
結像領域内における前記特定の対象に重畳される第1の態様画像を前記車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、
結像領域外における前記特定の対象に非重畳の第2の態様画像を前記車両の前方に前記第1の距離、または前記第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御部、を有する表示制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記第2の態様画像を、取得した前記車両との前記相対位置関係情報に関する所定の視野範囲から乖離の度合いが大きいほど前記第2の距離を短く設定して前記結像領域に結像する制御を行う、請求項1記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第2の態様画像の結像位置が前記特定の対象に対して所定の視野範囲にあると判定された場合は、前記画像を前記車両の前方に前記第1の距離だけ向かった位置に結像する制御を行ない、前記第2の態様画像の結像位置が前記特定の対象に対して所定の視野範囲にないと判定された場合は、前記画像を前記車両の前方に前記第2の距離だけ向かった位置に結像する制御を行う、請求項1または2記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第2の態様画像の結像位置が前記特定の対象に対して所定の視野範囲にないと判定された場合は、前記車両の前後方向に対して前方に傾けて設置される斜め像面を有する前記結像領域の手前側に結像し、前記第2の態様画像の結像位置が前記特定の対象に対して所定の視野範囲にあると判定された場合は、前記結像領域の奥側に結像する制御を行う、請求項1または2記載の表示制御装置。
【請求項5】
車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、前記車両の前方に仮想的に設定される結像領域に前記画像を結像するヘッドアップディスプレイ装置であって、
生成された前記画像を被投影部材に向けて投影する画像表示部と、
前記特定の対象に関して前記車両との相対位置関係情報を取得し、
結像領域内における前記特定の対象に重畳される第1の態様画像を前記車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、結像領域外における前記特定の対象に非重畳の第2の態様画像を前記車両の前方に前記第1の距離、または前記第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御部と、を有するヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、前記車両の前方に仮想的に設定される結像領域に前記画像を投影する車両用表示装置を制御する表示制御装置の表示制御プログラムであって、
前記表示制御装置が有するプロセッサに、
前記特定の対象に関して前記車両との相対位置関係情報を取得する処理と、
結像領域内における前記特定の対象に重畳される第1の態様画像を前記車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像する処理と、
結像領域外における前記特定の対象に非重畳の第2の態様画像を前記車両の前方に前記第1の距離、または前記第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する処理と、を実行させる表示制御プログラム。
【請求項7】
車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、前記車両の前方に仮想的に設定される結像領域に前記画像を結像するヘッドアップディスプレイ装置と、前記ヘッドアップディスプレイ装置の表示制御を行う表示制御装置とからなる車両用表示システムであって、
前記表示制御装置は、
前記特定の対象に関して前記車両との相対位置関係情報を取得し、
結像領域の領域内における前記特定の対象に重畳される第1の態様画像を前記車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、
結像領域外における前記特定の対象に非重畳の第2の態様画像を前記車両の前方に前記第1の距離、または前記第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御を行い、
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、
前記第1の態様画像、または前記第2の態様画像を被投影部材に向けて投影する、車両用表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、車両の前方に仮想的に設定される結像領域に当該画像を結像する車両用表示装置を制御する表示制御装置、等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の前方視界にある特定の対象に関連する情報を、その対象と重畳して表示する技術が知られている。この技術によれば、視認者であるドライバは、前方視界から視線を大きくずらすことなくその情報を視認することができ、したがってドライバは視線移動の負荷を軽減して運転を行うことができる。
【0003】
例えば、特許文献1に、ドライバの視点と結像領域との関係から、車両の前方視界にある特定の対象に関連する情報の重畳表示ができない場合には、代わりに重畳対象となる対象への方向性を示す別態様のコンテンツ(例えば、段落[0059]、及び図11の80b)を表示することでドライバに対して理解性を担保する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6528139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1に記載された技術によれば、視認者であるドライバの視点と結像領域との関係について、縦横方向は考慮されているが、奥行き方向については考慮されていない(視認者が視認するコンテンツまでの距離である表示距離が固定されている)。したがって、重畳対象となる前方視界の対象と、重畳対象に関連するコンテンツとが奥行き方向に関して離れすぎている場合、コンテンツの前方視界への没入感に乏しく、視認者であるドライバは違和感を持ち、かつそのコンテンツが提示する情報を的確に把握することができないといった課題があった。
【0006】
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、重畳対象と重畳対象に関連するコンテンツが奥行き方向に関して離れすぎている場合であってもそのコンテンツが提示する情報を認識し易く表示可能な表示制御装置等を提供することを目的とする。
【0007】
本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
【0009】
第1の態様は、車両の前方視界にある特定の対象に関連づけられた画像を生成し、前記車両の前方に仮想的に設定される結像領域に前記画像を結像する車両用表示装置を制御する表示制御装置であって、前記特定の対象に関して前記車両との相対位置関係情報を取得し、結像領域内における前記特定の対象に重畳される第1の態様画像を前記車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、結像領域外における前記特定の対象に非重畳の第2の態様画像を前記車両の前方に前記第1の距離、または前記第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御部、を有する。
【0010】
第1の態様では、制御部は、車両の前方視界にある特定の対象に関する車両との相対位置関係情報を取得し、結像領域内における特定の対象に重畳される第1の態様で表現される画像(第1の態様画像)を車両の前方に第1の距離だけ向かった位置に結像し、結像領域外における特定の対象に非重畳の第2の態様で表現される画像(第2の態様画像)を車両の前方に第1の距離、または第1の距離より短い第2の距離だけ向かった位置に結像する制御を行う。このように、車両の前方視界にある特定の対象が結像領域内にあるか否かによって、特定の対象に関連する画像の表示態様を変更することで、特定の対象に関連付けられた画像が提示する情報の認識性を高めることができる(認識し易くなる)。また、視認者であるドライバと生成される画像との間の距離で示される表示距離を制御することによって奥行き方向も考慮した結像制御を行うことができる。したがって、重畳対象となる前方視界の対象と重畳対象に関連する画像とが奥行き方向に関して離れすぎている場合であってもその画像の前方視界への没入感を高めることができ、視認者であるドライバは違和感なくその画像が提示する情報を的確に把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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