TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025087565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024088585
出願日2024-05-31
発明の名称プログラム、ナレッジ情報生成方法、及びナレッジ情報生成装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/00 20240101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の人物の関係が表される情報を生成する新たな技術を提供する。
【解決手段】ナレッジ情報生成装置は、第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、送信エンティティと、受信エンティティと、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する。ナレッジ情報生成装置は、第1端末の通信履歴を用いて、メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定し、第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いてナレッジタプルを生成し、生成したナレッジタプルをナレッジ情報に追加する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成ステップと、
前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定ステップと、
前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加ステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記メッセージ履歴は、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子、そのメッセージの受信エンティティの識別子、そのメッセージの内容、及びそのメッセージの送受信日時が示されるメッセージ情報を示し、
前記通信履歴は、各通信について、その通信を行ったアプリケーションの識別子、その通信の相手の識別子、及びその通信の日時が示される通信情報を示し、
前記特定ステップにおいて、
前記通信情報に示される前記アプリケーションの識別子が前記第1端末の前記メッセージアプリケーションの識別子という条件と、前記通信情報の前記通信の日時との差異が閾値以下である前記送受信日時を示す前記メッセージ情報が前記第1端末の前記メッセージ履歴に存在しないという条件とが満たされる前記通信情報を特定し、
前記特定した通信情報における前記通信の相手を前記第2端末として特定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第1生成ステップにおいて、
人物の識別子と、その人物によって利用される1つ以上のアカウントそれぞれの識別子とを対応づける人物情報を利用して、前記メッセージ情報に示される前記送信エンティティの識別子で特定される人物の識別子を特定し、前記特定された人物の識別子を、前記ナレッジタプルにおける前記送信エンティティの識別子に設定し、
前記人物情報を利用して、前記メッセージ情報に示される前記受信エンティティの識別子で特定される人物の識別子を特定し、前記特定された人物の識別子を、前記ナレッジタプルにおける前記受信エンティティの識別子に設定する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1端末の記憶部から、前記第1端末を利用する人物の識別子と、前記第1端末で利用されている1つ以上のアカウントそれぞれの識別子とを取得することで、前記第1端末を利用する人物についての情報を前記人物情報に含め、かつ、前記第2端末の記憶部から、前記第2端末を利用する人物の識別子と、前記第2端末で利用されている1つ以上のアカウントそれぞれの識別子とを取得することで、前記第2端末を利用する人物についての情報を前記人物情報に含める第2生成ステップを前記コンピュータに実行させる、請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第1端末の文字変換履歴に示される一つ以上の変換結果を用いて、前記第1端末の前記メッセージ履歴に示されていないメッセージのフレーズを復元し、前記復元したフレーズが示される前記ナレッジタプルを生成する復元ステップを前記コンピュータにさらに実行させる、請求項2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記通信情報は、前記通信の種別を示し、
前記復元ステップにおいて、
前記通信情報に示される前記アプリケーションの識別子が前記第1端末の前記メッセージアプリケーションの識別子という条件と、前記通信情報の前記通信の日時との差異が閾値以下である前記送受信日時を示す前記メッセージ情報が前記第1端末の前記メッセージ履歴に存在しないという条件と、前記通信情報に示される前記通信の種別が送信を表すという条件とが満たされる前記通信情報を特定し、
前記特定した通信情報の前記通信の日時以前に行われた文字変換における変換結果を1つ以上用いて前記フレーズを復元する、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第1端末の前記メッセージアプリケーションがチャットアプリケーションである場合、前記第2端末の前記メッセージアプリケーションは、前記第1端末の前記メッセージアプリケーションと同一のアプリケーションである、請求項1から6いずれか一項に記載のプログラム。
【請求項8】
第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成ステップと、
前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定ステップと、
前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加ステップと、を有するナレッジ情報生成方法。
【請求項9】
前記メッセージ履歴は、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子、そのメッセージの受信エンティティの識別子、そのメッセージの内容、及びそのメッセージの送受信日時が示されるメッセージ情報を示し、
前記通信履歴は、各通信について、その通信を行ったアプリケーションの識別子、その通信の相手の識別子、及びその通信の日時が示される通信情報を示し、
前記特定ステップにおいて、
前記通信情報に示される前記アプリケーションの識別子が前記第1端末の前記メッセージアプリケーションの識別子という条件と、前記通信情報の前記通信の日時との差異が閾値以下である前記送受信日時を示す前記メッセージ情報が前記第1端末の前記メッセージ履歴に存在しないという条件とが満たされる前記通信情報を特定し、
前記特定した通信情報における前記通信の相手を前記第2端末として特定する、請求項8に記載のナレッジ情報生成方法。
【請求項10】
第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成手段と、
前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定手段と、
前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加手段と、を有するナレッジ情報生成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、ナレッジ情報生成方法、及びナレッジ情報生成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
複数の人物の関係を表す情報を生成する技術が開発されている。例えば特許文献1は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS: Social Networking Service)から特定のユーザが属する小集団を抽出し、小集団に属する複数のユーザの関係性を、フォロワーとフォロウィーの関係が分かるように有向グラフで表す技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-015973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の人物の関係は、フォロワーとフォロウィーという関係には限定されない。しかしながら、特許文献1は、複数の人物についてフォロワーとフォロウィー以外の関係を表す技術については言及していない。本開示はこの課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、複数の人物の関係が表される情報を生成する新たな技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のプログラムは、第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成ステップと、前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定ステップと、前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加ステップと、をコンピュータに実行させる。
【0006】
本開示のナレッジ情報生成方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成ステップと、前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定ステップと、前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加ステップと、を有する。
【0007】
本開示のナレッジ情報生成装置は、第1端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて、1つ以上のメッセージそれぞれについて、そのメッセージの送信エンティティの識別子と、そのメッセージの受信エンティティの識別子と、そのメッセージ内のフレーズとの組み合わせであるナレッジタプルを生成し、前記ナレッジタプルが含まれるナレッジ情報を生成する第1生成手段と、前記第1端末の通信履歴を用いて、前記メッセージ履歴に示されていないメッセージの相手である第2端末を特定する特定手段と、前記第2端末のメッセージアプリケーションのメッセージ履歴を用いて前記ナレッジタプルを生成し、前記生成したナレッジタプルを前記ナレッジ情報に追加する追加手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、複数の人物の関係が表される情報を生成する新たな技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ナレッジ情報生成装置によって生成されるナレッジ情報を例示する図である。
ナレッジ情報生成装置の概要を示す図である。
ナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
ナレッジ情報生成装置を実現するコンピュータのハードウエア構成を例示するブロック図である。
ナレッジ情報生成装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
メッセージ履歴の構成を例示する図である。
人物情報の構成を例示する図である。
通信履歴の構成を例示する図である。
人物情報を生成する機能を有するナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
文字変換履歴の構成を例示する図である。
文字変換履歴を用いてフレーズを復元する機能を持つナレッジ情報生成装置について、その機能構成を例示するブロック図である。
集計部を有するナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
各エンティティに関係するメッセージの数が表示される集計画面を例示する図である。
部分期間ごとのメッセージ数が表示される集計画面を例示する図である。
グループサイズ特定部を有するナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
グループサイズが表示される画面を例示する図である。
生成部を有するナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
グループの参加者リストを例示する図である。
検出部を有するナレッジ情報生成装置の機能構成を例示するブロック図である。
各エンティティについて、特定の特徴を持つか否かを示す画面を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。また、特に説明しない限り、所定値や閾値などといった予め定められている値は、その値を利用する装置からアクセス可能な記憶装置などに予め格納されている。さらに、特に説明しない限り、記憶部は、1つ以上の任意の数の記憶装置によって構成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
10日前
個人
情報処理装置
10日前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
情報処理装置
6日前
個人
プラグインホームページ
24日前
個人
情報入力装置
10日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
10日前
個人
マイホーム非電子入札システム
10日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
株式会社BONNOU
管理装置
3日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
12日前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
13日前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
1か月前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
26日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
16日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
16日前
株式会社ライト
情報処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
1か月前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
5日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
24日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
Sansan株式会社
組織図生成装置
19日前
西日本電信電話株式会社
評価装置
25日前
西日本電信電話株式会社
分析装置
25日前
シャープ株式会社
通信装置
23日前
ミサワホーム株式会社
荷物搬送システム
1か月前
株式会社mov
情報処理システム
10日前
続きを見る