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公開番号
2025089464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025050047,2023081553
出願日
2025-03-25,2016-01-29
発明の名称
C21H22Cl2N4O2の結晶形態
出願人
バイオメッド バレー ディスカバリーズ,インコーポレイティド
,
バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド
,
VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
代理人
個人
,
個人
主分類
C07D
401/04 20060101AFI20250605BHJP(有機化学)
要約
【課題】ERKタンパク質キナーゼの阻害剤として有用な、4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドの結晶形態を提供すること
【解決手段】
本発明は、式(I)の化合物の結晶形態を提供する。提供される結晶形態を含む医薬組成物、ならびに提供される結晶形態およびがんを処置するための医薬組成物を使用する方法も提供される。本発明は、ERKタンパク質キナーゼの阻害剤として有用な、4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドの結晶形態に関するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
結晶性化合物により処置される疾患
。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願との相互参照
本特許出願は、2015年1月30日に出願された米国仮特許出願第62/110,449号に対する利益を主張し、これはその全体が本明細書において参考として援用される。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
発明の分野
本発明は、ERKタンパク質キナーゼの阻害剤として有用な、4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドの結晶形態に関する。
【背景技術】
【0003】
マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ(MAPK)経路は、成長、分化、遊走、増殖、およびアポトーシスを含む、多様な細胞過程を制御するシグナルを媒介する。1つのMAPK経路である、細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)によるシグナル伝達経路は、腫瘍において上方調節されていることがしばしば見出される。したがって、経路のメンバーは、がん治療の開発において、魅力的な遮断標的を表す(KohnoおよびPouyssegur、2006年)。例えば、米国特許第7,354,939B2はとりわけ、ERKタンパク質キナーゼの阻害剤として有効な化合物について開示している。これらの化合物のうちの1つである4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドは、式(I):
TIFF
2025089464000002.tif
68
107
に従う化合物である。
【0004】
医薬組成物は、医薬品有効成分(API)の結晶性固体で製剤化されることが多い。APIの特異的な結晶形態は、安定性および可溶性/バイオアベイラビリティーなどの特性に対して、著明な影響を及ぼしうる。不安定性および可溶性の特徴は、組成物を適切な保管寿命で製剤化する能力、または所望量の薬物を、所与の時間枠にわたり効果的に送達する能力を制限しうる(Petersonら、2006年)。
医薬組成物の製剤のための特性の改善を呈する4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドの結晶形態に対する必要は満たされていない。本出願は、この必要および他の必要を満たすことを対象とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第7,354,939号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドの結晶形態を調製することができ、これが、特性の改善、例えば、驚くべき程度に改善された安定性および可溶性の特徴を呈することが発見された。
【0007】
こうして、本発明は、結晶性4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドを提供する。
【0008】
本発明は、結晶性遊離塩基4-(5-クロロ-2-イソプロピルアミノピリジン-4-イル)-1H-ピロール-2-カルボン酸[1-(3-クロロフェニル)-2-ヒドロキシエチル]アミドも提供する。
【0009】
本発明は、約19.5°の2θにおいて特徴的ピークを含む粉末X線回折(XRPD)パターンを有する、式:
TIFF
2025089464000003.tif
57
95
の化合物の結晶性遊離塩基も提供する。
【0010】
本発明は、約9.1および19.5°の2θにおいて特徴的ピークを含むXRPDパターンを有する、式:
TIFF
2025089464000004.tif
57
92
の化合物の結晶性遊離塩基も提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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