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公開番号2025089627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204356
出願日2023-12-04
発明の名称自動調理装置、自動調理プログラム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】加熱時間を調整しつつ自動的に調理できる自動調理装置、及び、自動調理プログラムを提供する。
【解決手段】
本開示の自動調理装置1は、調理器具8を用いて調理を行うロボット2と、ロボット2を制御する制御部3と、所定の料理の調理方法を記憶する記憶部4を備える。調理器具8は、食材9の温度を計測する温度センサ84を含む。制御部3は、温度センサ84に基づいて食材9の加熱時間を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
調理器具を用いて調理を行うロボットと、前記ロボットを制御する制御手段と、所定の料理の調理方法を記憶する記憶手段と、を備え、
前記調理器具が、食材の温度を計測する計測手段を含み、
前記制御手段は、前記計測手段により計測された温度に基づいて前記食材の加熱時間を算出することを特徴とする自動調理装置。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記調理器具の近傍に配設されたランドマークを備え、
前記ロボットが、前記ランドマークを読み取る読取手段を含み、
前記ランドマークが、前記調理器具の種類を判別するための判別情報を含む、請求項１に記載の自動調理装置。
【請求項３】
前記ロボットが、調理状態を撮影する撮影手段を備え、
前記調理方法が、あらかじめ手本となる調理状態を撮影した手本画像を含み、
前記制御手段は、前記手本画像と前記カメラの画像とに基づいて前記ロボットを制御する、請求項１に記載の自動調理装置。
【請求項４】
コンピュータにおいて実行されることにより、当該コンピュータを、請求項１～３の何れか一項に記載の制御手段として機能させる自動調理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、飲食店等に設置され、注文に応じて自動的に調理を行う自動調理装置及び該自動調理装置に搭載される自動調理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、飲食店等において、将来の人材不足を鑑み、調理を自動化する技術が開発されている。例えば、特許文献１には、注文が入ると、ロボットがバンズを選択し、ハンバーガーを調理し、ラッピング位置まで移載する、調理支援ロボットシステムの技術が紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１００７７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、ロボットが調理する場合であっても、人間が調理する場合と同様の美味しい料理を提供したいという要望がある。しかし、例えば、卵料理は加熱時間が重要であるところ、ロボットでは火の通り具合が判別できないという問題があった。
【０００５】
そこで、本開示の目的は、加熱時間を調整しつつ自動的に調理できる自動調理装置及び該自動調理装置に搭載される自動調理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本開示の自動調理装置は、以下の特徴を有する。
（１）調理器具を用いて調理を行うロボットと、ロボットを制御する制御手段と、所定の料理の調理方法を記憶する記憶手段と、を備え、調理器具が、食材の温度を計測する計測手段を含み、制御手段は、計測手段により計測された温度に基づいて食材の加熱時間を算出すること。
【０００７】
（２）（１）の場合に、調理器具の近傍に配設されたランドマークを備え、ロボットが、ランドマークを読み取る読取手段を含み、ランドマークが、調理器具の種類を判別するための判別情報を含むこと。
【０００８】
（３）（１）又は（２）の場合に、ロボットが、調理状態を撮影する撮影手段を備え、調理方法が、あらかじめ手本となる調理状態を撮影した手本画像を含み、制御手段は、手本画像とカメラの画像とに基づいてロボットを制御すること。
【０００９】
また、上記課題を解決するために、本開示の自動調理プログラムは、コンピュータにおいて実行されることにより、当該コンピュータを、（１）～（３）の何れか一つに記載の制御手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の自動調理装置によれば、食材の温度を温度センサにより計測し、加熱時間を算出することとしたため、特に食材が卵の場合には、程よく加熱し、美味しい料理を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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