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公開番号
2025089739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204556
出願日
2023-12-04
発明の名称
潤滑油組成物
出願人
ENEOS株式会社
代理人
弁理士法人セントクレスト国際特許事務所
主分類
C10M
133/44 20060101AFI20250609BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】酸化劣化を高度な水準で抑制することが可能な潤滑油組成物を提供する。
【解決手段】潤滑油基油と;下記一般式(1):
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(式(1)中、R
1
~R
12
は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~18のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~24のアリール基、および、置換基を有していてもよい炭素数7~25のアラルキル基からなる群から選択される1種を示す。)で表される亜鉛ポルフィリン錯体からなる酸化防止剤と、を含有する潤滑油組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
潤滑油基油と、
下記一般式(1):
JPEG
2025089739000007.jpg
58
76
(式(1)中、R
1
~R
12
は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~18のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~24のアリール基、および、置換基を有していてもよい炭素数7~25のアラルキル基からなる群から選択される1種を示す。)
で表される亜鉛ポルフィリン錯体からなる酸化防止剤と、
を含有することを特徴とする潤滑油組成物。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
潤滑油基油と、
下記一般式(2):
JPEG
2025089739000008.jpg
57
75
(式(2)中、R
1
~R
12
は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~18のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~24のアリール基、および、置換基を有していてもよい炭素数7~25のアラルキル基からなる群から選択される1種を示す。)
で表されるポルフィリン系化合物と亜鉛塩との反応物からなる酸化防止剤と、
を含有することを特徴とする潤滑油組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、潤滑油組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、可動部を有する各種機械装置において、その可動部を構成する部材の摩擦および摩耗を低減し、装置の省エネルギー性および寿命を向上させるといった観点から、潤滑油組成物が利用されてきた。このような潤滑油組成物において、必須の成分となる潤滑油基油は空気と接触した場合に酸化劣化することから、その酸化劣化を抑制するために、潤滑油基油と酸化防止剤とを組み合わせて利用することが一般的である。
【0003】
このような酸化防止剤としては、一般に、フェノール系酸化防止剤やアミン系酸化防止剤が利用されている(例えば、特開2023-049434号公報(特許文献1)においては、その段落[0042]に潤滑油組成物に配合する酸化防止剤として、アミン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤が例示されており、実施例の欄において、フェノール系酸化防止剤を利用した実証例が開示されている。
【0004】
なお、このような潤滑油組成物の分野においては、用途等に応じて適切な組成を設計するといった観点から、従来より酸化防止剤として利用されている成分とは異なる成分を利用しながら従来と同等又はそれ以上の酸化防止性能を有する、新たな組成物の出現が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-063013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、従来より酸化防止剤として利用されている成分とは異なる成分を利用しながら、酸化劣化を高度な水準で抑制することが可能な潤滑油組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、潤滑油組成物を潤滑油基油と、下記一般式(1)で表される亜鉛ポルフィリン錯体とを含有したものとすることにより、その組成物の酸化劣化を高度な水準で抑制することが可能となることを見出して本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の態様を提供する。
【0009】
[1]潤滑油基油と、
下記一般式(1):
【0010】
JPEG
2025089739000001.jpg
58
76
(【0011】以降は省略されています)
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