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公開番号
2025079540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192276
出願日
2023-11-10
発明の名称
油膜付燃料及び非混和性油脂
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
国立大学法人広島大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10L
1/00 20060101AFI20250515BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】アンモニアの蒸発を抑制して、通常の燃料タンクに貯蔵することが可能な燃料及びその燃料を得るための非混和性油脂を提供する。
【解決手段】本開示の油膜付燃料70は、アンモニア及びメタノールを含有する燃料溶液50、並びに燃料溶液50と混和しない非混和性油脂60を含む。非混和性油脂60の密度は、燃料溶液50の密度より小さい。また、非混和性油脂60は、燃料溶液50の液面52上に滞留して、燃料溶液50中のアンモニアの蒸発を抑制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アンモニア及びメタノールを含有する燃料溶液、並びに
前記燃料溶液と混和しない非混和性油脂
を含み、
前記非混和性油脂の密度が、前記燃料溶液の密度より小さい、
油膜付燃料。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記非混和性油脂が、シリコーンオイルである、請求項1に記載の油膜付燃料。
【請求項3】
前記非混和性油脂の密度が、0.770g/cm
3
以下である、請求項1又は2に記載の油膜付燃料。
【請求項4】
前記燃料溶液中のアンモニア濃度が、0.1~20.0質量%である、請求項1又は2に記載の油膜付燃料。
【請求項5】
アンモニア及びメタノールを含有する燃料溶液と混和せず、前記燃料溶液よりも密度が小さく、前記燃料溶液の液面上に滞留して、前記燃料溶液中のアンモニアの蒸発を抑制する、非混和性油脂。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、油膜付燃料及び非混和性油脂に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
アンモニアは、燃焼時に二酸化炭素を発生しないため、カーボンニュートラルを実現することができる燃料として注目されている。アンモニアは、例えば、再生可能エネルギーで発電した電気を用いて、水を電気分解して得られた水素と、空気中に約80%含まれる窒素とを反応させて得ることができる。アンモニアは、単体では、大気圧下(0.1MPa)室温で気体であるため、自動車用燃料としては体積が大きくなり、適用は困難である。また、液化するには、1MPa(25℃)に加圧するため、耐圧容器が必要である。
【0003】
メタノールはカーボンニュートラルを実現することができる燃料として期待できるものの、自動車用燃料として使用する場合には、自動車の稼働中(オンボード)に二酸化炭素を排出する。また、メタノールは、アルコール臭のある無色透明の液体であり、中毒性がある。
【0004】
アンモニアとメタノールの上述の性質を考慮して、従来から、アンモニアとメタノールを含有する燃料溶液が検討されている。
【0005】
特許文献1には、アンモニアとメタノールを含有して、アンモニアの難燃性を改善した燃料溶液が開示されている。また、具体例として、70質量%のアンモニアと30質量%のメタノール、50質量%のアンモニアと50質量%のメタノール、そして、30質量%のアンモニアと70質量%のメタノールを含有する燃料溶液が開示されている。
【0006】
特許文献2には、アンモニア水(加水アンモニア)とメタノールを含有する燃料溶液が開示されている。
【0007】
特許文献3には、5~25質量%のアンモニアを含み、残部がメタノールである燃料溶液が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2022-171351号公報
国際公開第2012/050127号
特開2000-110510号公報
【非特許文献】
【0009】
CRC Handbook, Editor-in-Chief. W.M. Haynes, CRC handbook of chemistry and physics, 97th ed., CRC Press, 2016-2017.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1に開示された燃料溶液のように、30質量%以上のアンモニアを含有する場合、大気圧下(0.1MPa)では、多量のアンモニアが蒸発する。そのため、通常の燃料タンクで燃料溶液を貯蔵することは困難である。
(【0011】以降は省略されています)
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