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公開番号
2025090766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025040019,2024023390
出願日
2025-03-13,2013-09-03
発明の名称
移動体通信システム、第1ソース基地局、第1ターゲット基地局、および移動端末
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
36/08 20090101AFI20250610BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ネットワークに負荷をかけることなく、かつ正常に通信中のセルの移行を行うことを可能にする。
【解決手段】移動体通信システムは、第1基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信し、第1基地局を第1ソース基地局から第1ターゲット基地局に変更する。第1ソース基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信している状態において、第1ソース基地局から第1ターゲット基地局にハンドオーバ要求を通知する。第1ターゲット基地局から第1ソース基地局にハンドオーバ応答を通知する。移動端末と通信する第1ソース基地局を第1ターゲット基地局に変更することを、第1ソース基地局から移動端末に通知する。第1ターゲット基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信する状態に移行する。
【選択図】図47
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信し、前記第1基地局を第1ソース基地局から第1ターゲット基地局に変更する移動体通信システムであって、
前記第1ソース基地局および前記第2基地局が並行して前記移動端末と通信している状態において、前記第1ソース基地局から前記第1ターゲット基地局にハンドオーバ要求を通知し、
前記第1ターゲット基地局から前記第1ソース基地局にハンドオーバ応答を通知し、
前記移動端末と通信する前記第1ソース基地局を前記第1ターゲット基地局に変更することを、前記第1ソース基地局から前記移動端末に通知し、
前記第1ターゲット基地局および前記第2基地局が並行して前記移動端末と通信する状態に移行することを特徴とする移動体通信システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ハンドオーバ要求を通知するためのハンドオーバ要求メッセージは、前記第2基地局の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項3】
前記ハンドオーバ応答を通知するためのハンドオーバ応答メッセージは、前記第2基地局の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項4】
前記第1ソース基地局を前記第1ターゲット基地局に変更することを通知するための基地局変更メッセージは、前記第2基地局の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項5】
第1基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信し、前記第1基地局を第1ソース基地局から第1ターゲット基地局に変更する移動体通信システムにおける第1ソース基地局であって、
前記第2基地局と並行して前記移動端末と通信している状態において、前記第1ターゲット基地局にハンドオーバ要求を通知し、
前記第1ターゲット基地局からハンドオーバ応答が通知され、
前記移動端末と通信する前記第1基地局を前記第1ターゲット基地局に変更することを、前記移動端末に通知し、
前記第1ターゲット基地局および前記第2基地局が並行して前記移動端末と通信する状態に移行することを特徴とする第1ソース基地局。
【請求項6】
第1基地局および第2基地局が並行して移動端末と通信し、前記第1基地局を第1ソース基地局から変更する移動体通信システムにおける第1ターゲット基地局であって、
前記第1ソース基地局および前記第2基地局が並行して前記移動端末と通信している状態において、前記第1ソース基地局からハンドオーバ要求が通知され、
前記第1ソース基地局にハンドオーバ応答を通知し、
前記移動端末と通信する前記第1基地局を前記第1ソース基地局から変更することを、前記第1ソース基地局から前記移動端末に通知し、
前記第2基地局と並行して前記移動端末と通信する状態に移行することを特徴とする第1ターゲット基地局。
【請求項7】
第1基地局および第2基地局が並行して通信し、前記第1基地局を第1ソース基地局から第1ターゲット基地局に変更する移動体通信システムにおける移動端末であって、
前記第1ソース基地局および前記第2基地局が並行して前記移動端末と通信している状態において、前記第1ソース基地局から前記第1ターゲット基地局にハンドオーバ要求が通知され、
前記第1ターゲット基地局から前記第1ソース基地局にハンドオーバ応答が通知され、
前記第1ソース基地局を前記第1ターゲット基地局に変更することを、前記第1ソース基地局から通知され、
前記第1ターゲット基地局および前記第2基地局と並行して通信する状態に移行することを特徴とする移動端末。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は移動体通信システム等に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
第3世代と呼ばれる通信方式のうち、W-CDMA(Wideband Code division Multiple Access)方式が、2001年から日本で商用サービスが開始されている。また、下りリンク(個別データチャネル、個別制御チャネル)にパケット伝送用のチャネル(High Speed-Downlink Shared Channel:HS-DSCH)を追加することにより、下りリンクを用いたデータ送信の更なる高速化を実現するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)のサービスが開始されている。さらに、上り方向のデータ送信をより高速化するために、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)方式についてもサービスが開始されている。W-CDMAは、移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により定められた通信方式であり、リリース10版の規格書がとりまとめられている。
【0003】
また、3GPPにおいて、W-CDMAとは別の通信方式として、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される新たな通信方式が検討されている。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0004】
LTEでは、アクセス方式、無線のチャネル構成やプロトコルが、W-CDMA(HSDPA/HSUPA)とは全く異なるものになる。例えば、アクセス方式は、W-CDMAが符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)を用いているのに対して、LTEは下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Career Frequency Division Multiple Access)を用いる。また、帯域幅は、W-CDMAが5MHzであるのに対し、LTEでは1.4MHz,3MHz,5MHz,10MHz,15MHz,20MHzの中で基地局毎に選択可能となっている。また、LTEでは、W-CDMAとは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0005】
LTEでは、W-CDMAのコアネットワークであるGPRS(General Packet Radio Service)とは異なる新たなコアネットワークを用いて通信システムが構成されるので、LTEの無線アクセス網(無線アクセスネットワーク(radio access network))は、W-CDMA網とは別の独立した無線アクセス網として定義される。
【0006】
したがって、W-CDMAの通信システムと区別するために、LTEの通信システムでは、コアネットワークはEPC(Evolved Packet Core)と称され、無線アクセスネットワークはE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)と称される。また無線アクセスネットワークにおいて、通信端末装置である移動端末(User Equipment:UE)と通信を行う基地局(Base station)はeNB(E-UTRAN NodeB)と称される。また複数の基地局と制御データやユーザデータのやり取りを行う基地局制御装置(Radio Network Controller)の機能は、EPCが担う。EPCは、aGW(Access Gateway)とも称される。またEPCとE-UTRANとで構成されるシステムは、EPS(Evolved Packet System)と称される。
【0007】
LTEの通信システムでは、ユニキャスト(Unicast)サービスとE-MBMSサービス(Evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)とが提供される。E-MBMSサービスとは、放送型マルチメディアサービスである。E-MBMSサービスは、単にMBMSと称される場合もある。E-MBMSサービスでは、複数の移動端末に対してニュースや天気予報、モバイル放送などの大容量放送コンテンツが送信される。これを1対多(Point to Multipoint)サービスともいう。
【0008】
3GPPでの、LTEシステムにおける全体的なアーキテクチャ(Architecture)に関する決定事項が、非特許文献1(4章)に記載されている。全体的なアーキテクチャについて図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムの構成を示す説明図である。図1において、移動端末101に対する制御プロトコル、例えばRRC(Radio Resource Control)と、ユーザプレイン、例えばPDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)、PHY(Physical layer)とが基地局102で終端するならば、E-UTRANは1つあるいは複数の基地局102によって構成される。
【0009】
基地局102は、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity:MME)103から通知されるページング信号(Paging Signal、ページングメッセージ(paging messages)とも称される)のスケジューリング(Scheduling)および送信を行う。基地局102は、X2インタフェースにより、互いに接続される。また基地局102は、S1インタフェースによりEPC(Evolved Packet Core)に接続される。より明確には、基地局102は、S1_MMEインタフェースによりMME(Mobility Management Entity)103に接続され、S1_UインタフェースによりS-GW(Serving Gateway)104に接続される。
【0010】
MME103は、複数あるいは単数の基地局102へのページング信号の分配を行う。また、MME103は、待受け状態(Idle State)のモビリティ制御(Mobility control)を行う。MME103は、移動端末が待ち受け状態の際、および、アクティブ状態(Active State)の際に、トラッキングエリア(Tracking Area)リストの管理を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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