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公開番号
2025091610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206948
出願日
2023-12-07
発明の名称
ウォーターサーバー
出願人
株式会社コスモライフ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20250612BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】ウォーターサーバーの設置レイアウトの自由度が高いウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】筐体1と、筐体1の内部に設けられた冷水タンク6と、冷水タンク6内の冷水を筐体1の外部に出水する冷水出水路20とを有し、筐体1内には、冷水タンク6に補給するための水の入った原水ボトル15が収納され、筐体1の前面側には、原水ボトル15を出し入れするための前面開口30と、前面開口30を開閉する前面扉31とが設けられているウォーターサーバーにおいて、前面扉31を、右側と左側のいずれの側からも開閉可能に構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体(1)と、
前記筐体(1)の内部に設けられた冷水タンク(6)と、
前記冷水タンク(6)内の冷水を前記筐体(1)の外部に出水する冷水出水路(20)と、を有し、
前記筐体(1)内には、前記冷水タンク(6)に補給するための水の入った原水容器(15)が収納され、
前記筐体(1)の前面側には、前記原水容器(15)を出し入れするための前面開口(30)と、前記前面開口(30)を開閉する前面扉(31)とが設けられているウォーターサーバーにおいて、
前記前面扉(31)を、右側と左側のいずれの側からも開閉可能に構成したことを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
前記前面扉(31)の左側の端部には、右側から前記前面扉(31)が開くときの回動中心となる左側ヒンジ孔(35a)をもつ左側凸部(34a)が設けられ、
前記前面開口(30)の左側の縁部には、前記左側凸部(34a)が収容される左側凹部(32a)と、前記左側ヒンジ孔(35a)に挿入される挿入位置と前記左側ヒンジ孔(35a)から抜け出る非挿入位置との間で上下方向に移動可能に設けられた左側ヒンジピン(37a)と、前記左側ヒンジピン(37a)を前記非挿入位置から前記挿入位置に向けて付勢する左側ヒンジピン付勢部材(39a)と、前記左側ヒンジピン(37a)を前記左側ヒンジピン付勢部材(39a)の付勢力に抗して手動で前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させる左側ヒンジピン操作部(33a)とが設けられ、
前記前面扉(31)の右側の端部には、左側から前記前面扉(31)が開くときの回動中心となる右側ヒンジ孔(35b)をもつ右側凸部(34b)が設けられ、
前記前面開口(30)の右側の縁部には、前記右側凸部(34b)が収容される右側凹部(32b)と、前記右側ヒンジ孔(35b)に挿入される挿入位置と前記右側ヒンジ孔(35b)から抜け出る非挿入位置との間で上下方向に移動可能に設けられた右側ヒンジピン(37b)と、前記右側ヒンジピン(37b)を前記非挿入位置から前記挿入位置に向けて付勢する右側ヒンジピン付勢部材と、前記右側ヒンジピン(37b)を前記右側ヒンジピン付勢部材の付勢力に抗して手動で前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させる右側ヒンジピン操作部(33b)とが設けられている請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記左側ヒンジ孔(35a)は、前記左側凸部(34a)を上下に貫通して設けられ、
前記左側ヒンジ孔(35a)には、前記左側ヒンジ孔(35a)から前記左側ヒンジピン(37a)が挿入される側とは反対側に突出する突出位置と、前記左側ヒンジ孔(35a)に没入する非突出位置との間で移動可能に支持された第2左側ヒンジピン(40a)が組み込まれ、
前記前面開口(30)の左側の縁部には、前記第2左側ヒンジピン(40a)が前記非突出位置から前記突出位置に移動したときに、その第2左側ヒンジピン(40a)の前記左側ヒンジ孔(35a)からの突出部分が挿入される第2左側ヒンジ孔(45a)が形成され、
前記右側ヒンジ孔(35b)は、前記右側凸部(34b)を上下に貫通して設けられ、
前記右側ヒンジ孔(35b)には、前記右側ヒンジ孔(35b)から前記右側ヒンジピン(37b)が挿入される側とは反対側に突出する突出位置と、前記右側ヒンジ孔(35b)に没入する非突出位置との間で移動可能に支持された第2右側ヒンジピン(40b)が組み込まれ、
前記前面開口(30)の右側の縁部には、前記第2右側ヒンジピン(40b)が前記非突出位置から前記突出位置に移動したときに、その第2右側ヒンジピン(40b)の前記右側ヒンジ孔(35b)からの突出部分が挿入される第2右側ヒンジ孔が形成されている請求項2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記左側凸部(34a)は、前記前面扉(31)の左側の端部に上下一対に設けられ、
前記左側凹部(32a)も、前記左側凸部(34a)に対応して前記前面開口(30)の左側の縁部に上下一対に設けられ、
上下一対の前記左側凹部(32a)の間に前記左側ヒンジピン操作部(33a)が配置され、
前記左側ヒンジピン操作部(33a)に対して上側と下側とにそれぞれ前記左側ヒンジピン(37a)が設けられ、
前記左側ヒンジピン操作部(33a)は、上下一対の前記左側ヒンジピン(37a)の両方を同時に前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させることができるように、上下一対の前記左側ヒンジピン(37a)の両方に連結して構成され、
前記右側凸部(34b)は、前記前面扉(31)の右側の端部に上下一対に設けられ、
前記右側凹部(32b)も、前記右側凸部(34b)に対応して前記前面開口(30)の右側の縁部に上下一対に設けられ、
上下一対の前記右側凹部(32b)の間に前記右側ヒンジピン操作部(33b)が配置され、
前記右側ヒンジピン操作部(33b)に対して上側と下側とにそれぞれ前記右側ヒンジピン(37b)が設けられ、
前記右側ヒンジピン操作部(33b)は、上下一対の前記右側ヒンジピン(37b)の両方を同時に前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させることができるように、上下一対の前記右側ヒンジピン(37b)の両方に連結して構成されている請求項2または3に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記左側ヒンジピン操作部(33a)は、前記筐体(1)の左側の側面に開口する左側ボタン穴(47a)と、前記左側ボタン穴(47a)に水平にスライド可能に組み込まれた左側押しボタン(48a)とを有し、前記左側押しボタン(48a)には、前記左側押しボタン(48a)を押し込んだときに、上下一対の前記左側ヒンジピン(37a)を互いに近づけるように押し動かす上下対称形状の傾斜カム面(49)が形成され、
前記右側ヒンジピン操作部(33b)は、前記筐体(1)の右側の側面に開口する右側ボタン穴(47b)と、前記右側ボタン穴(47b)に水平にスライド可能に組み込まれた右側押しボタン(48b)とを有し、前記右側押しボタン(48b)には、前記右側押しボタン(48b)を押し込んだときに、上下一対の前記右側ヒンジピン(37b)を互いに近づけるように押し動かす上下対称形状の傾斜カム面(49)が形成されている請求項4に記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
前記左側ヒンジピン操作部(33a)には、前記左側ヒンジピン(37a)を前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させる操作をしたときに、その操作に連動して前記前面扉(31)の左側の端部を前方に押し動かす左側ドア押圧ピン(52a)が設けられ、
前記右側ヒンジピン操作部(33b)には、前記右側ヒンジピン(37b)を前記挿入位置から前記非挿入位置に移動させる操作をしたときに、その操作に連動して前記前面扉(31)の右側の端部を前方に押し動かす右側ドア押圧ピン(52b)が設けられている請求項2または3に記載のウォーターサーバー。
【請求項7】
前記左側凸部(34a)には、前記右側ヒンジピン(37b)を回動軸として前記前面扉(31)が閉じるときに、前記左側ヒンジピン(37a)の先端に接触してその左側ヒンジピン(37a)を前記左側ヒンジピン付勢部材(39a)の付勢力に抗して押し戻すように傾斜する左側ヒンジピン案内面(46a)が形成され、
前記右側凸部(34b)には、前記左側ヒンジピン(37a)を回動軸として前記前面扉(31)が閉じるときに、前記右側ヒンジピン(37b)の先端に接触してその右側ヒンジピン(37b)を前記右側ヒンジピン付勢部材の付勢力に抗して押し戻すように傾斜する右側ヒンジピン案内面が形成されている請求項2または3に記載のウォーターサーバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある(例えば、特許文献1~3)。
【0003】
特許文献1~3のウォーターサーバーは、筐体と、筐体の内部に設けられた冷水タンクと、冷水タンク内の冷水を筐体の外部に出水する冷水出水路とを有し、その冷水出水路に設けられた冷水出水弁を開くことで、いつでもすぐに美味しい冷水を利用することができる。
【0004】
また、特許文献1~3のウォーターサーバーの筐体内には、冷水タンクに補給するための水の入った原水ボトルが収納され、筐体の前面側には、原水ボトルを出し入れするための前面開口と、その前面開口を開閉する前面扉とが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-218116号公報
特開2023-083801号公報
特開2006-076662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1,2のウォーターサーバーは、筐体の前面扉が、筐体の前面開口の左側の縁部に設けたヒンジ軸を回動中心として右側から開閉するように取り付けられている。一方、特許文献3のウォーターサーバーは、筐体の前面扉が、筐体の前面開口の右側の縁部に設けたヒンジ軸を回動中心として左側から開閉するように取り付けられている。
【0007】
これらのウォーターサーバーをキッチンやリビング等に設置する際、特許文献1,2のウォーターサーバーは、右側から開いた前面扉が周囲の家電や家具などに干渉しないように設置場所が制限され、特許文献3のウォーターサーバーは、左側から開いた前面扉が周囲の家電や家具などに干渉しないように設置場所が制限される。そのため、特許文献1~3のウォーターサーバーは、設置レイアウトの自由度が低かった。
【0008】
そこで、ウォーターサーバーの設置レイアウトの自由度を高めるため、右側から前面扉が開くように左側に前面扉のヒンジ軸を配置した左ヒンジタイプと、左側から前面扉が開くように右側に前面扉のヒンジ軸を配置した右ヒンジタイプとの両タイプのウォーターサーバーを製造し、そのいずれのタイプのウォーターサーバーを使用するかを各ユーザーに選択してもらうという方法が考えられるが、この方法では、ウォーターサーバーの製造コストや管理コストが高くなってしまう。
【0009】
この発明が解決しようとする課題は、ウォーターサーバーの設置レイアウトの自由度が高いウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
筐体と、
前記筐体の内部に設けられた冷水タンクと、
前記冷水タンク内の冷水を前記筐体の外部に出水する冷水出水路と、を有し、
前記筐体内には、前記冷水タンクに補給するための水の入った原水容器が収納され、
前記筐体の前面側には、前記原水容器を出し入れするための前面開口と、前記前面開口を開閉する前面扉とが設けられているウォーターサーバーにおいて、
前記前面扉を、右側と左側のいずれの側からも開閉可能に構成したことを特徴とするウォーターサーバー。
(【0011】以降は省略されています)
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