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公開番号
2025093145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208702
出願日
2023-12-11
発明の名称
撮像レンズおよび撮像装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G02B
13/04 20060101AFI20250616BHJP(光学)
要約
【課題】Fナンバーが小さく、広角で、小型に構成され、良好な光学性能を保持する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像レンズは、物体側から像側へ順に、前群と、開口絞りと、後群とからなる。後群は、合焦の際に光軸に沿って移動する合焦レンズ群を1つもしくは2つ含む。合焦の際、前群の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離は不変である。撮像レンズは、予め定められた条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に、前群と、開口絞りと、後群とからなり、
前記後群は、合焦の際に光軸に沿って移動する合焦レンズ群を1つもしくは2つ含み、
合焦の際、前記前群の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離が不変であり、
無限遠物体に合焦した状態における、前記前群の最も物体側のレンズ面から前記後群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、全系の空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTL、
無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をf、
無限遠物体に合焦した状態における最大半画角をωm、
無限遠物体に合焦した状態における開放FナンバーをFno、
無限遠物体に合焦した状態における全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfとした場合、
2.3<TL/(f×tanωm)<7 (1)
1.15<Fno/tanωm<3.5 (2)
0.3<Bf/(f×tanωm)<1.5 (3)
で表される条件式(1)、(2)、および(3)を満足する撮像レンズ。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
無限遠物体に合焦した状態における前記前群の最も物体側のレンズ面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をdFStとした場合、
0.43<dFSt/TL<0.75 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項3】
無限遠物体に合焦した状態における前記前群の焦点距離をfF、
無限遠物体に合焦した状態における前記後群の焦点距離をfRとした場合、
-2<fR/fF<4 (5)
で表される条件式(5)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項4】
無限遠物体に合焦した状態における前記前群の焦点距離をfFとした場合、
-1<f/fF<2 (6)
で表される条件式(6)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項5】
6<(TL×Fno)/(f×tanωm)<11 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項6】
前記前群は、合焦の際に光軸に沿って移動する合焦レンズ群を1つ含む請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項7】
前記後群は、合焦の際に相互間隔を変化させて移動する2つの前記合焦レンズ群を含む請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項8】
近軸領域で物体側に凸面を向け、かつ光軸上から周辺部に行くに従い凹凸形状が途中で変化する変曲点を物体側のレンズ面に有する少なくとも1枚のレンズが前記後群に配置されている請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項9】
近軸領域で物体側に凹面を向け、かつ光軸上から周辺部に行くに従い凹凸形状が途中で変化する変曲点を物体側のレンズ面に有する少なくとも1枚のレンズが前記後群に配置されている請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項10】
近軸領域で像側に凸面を向け、かつ光軸上から周辺部に行くに従い凹凸形状が途中で変化する変曲点を像側のレンズ面に有する少なくとも1枚のレンズが前記後群に配置されている請求項1に記載の撮像レンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、撮像レンズ、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等の撮像装置に使用可能な撮像レンズとして、下記特許文献1に記載の撮像光学系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/168603号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
Fナンバーが小さく、広角で、小型に構成され、良好な光学性能を保持する撮像レンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々、高まっている。
【0005】
本開示は、Fナンバーが小さく、広角で、小型に構成され、良好な光学性能を保持する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、撮像レンズであって、物体側から像側へ順に、前群と、開口絞りと、後群とからなり、後群は、合焦の際に光軸に沿って移動する合焦レンズ群を1つもしくは2つ含み、合焦の際、前群の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離が不変であり、
2.3<TL/(f×tanωm)<7 (1)
1.15<Fno/tanωm<3.5 (2)
0.3<Bf/(f×tanωm)<1.5 (3)
で表される条件式(1)、(2)、および(3)を満足する。
ここでは、無限遠物体に合焦した状態における、前群の最も物体側のレンズ面から後群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、全系の空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTLとしている。無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をfとしている。無限遠物体に合焦した状態における最大半画角をωmとしている。無限遠物体に合焦した状態における開放FナンバーをFnoとしている。無限遠物体に合焦した状態における全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfとしている。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様の撮像レンズにおいて、無限遠物体に合焦した状態における前群の最も物体側のレンズ面から開口絞りまでの光軸上の距離をdFStとした場合、
0.43<dFSt/TL<0.75 (4)
で表される条件式(4)を満足する。
【0008】
本開示の第3の態様は、第1の態様の撮像レンズにおいて、無限遠物体に合焦した状態における前群の焦点距離をfF、無限遠物体に合焦した状態における後群の焦点距離をfRとした場合、
-2<fR/fF<4 (5)
で表される条件式(5)を満足する。
【0009】
本開示の第4の態様は、第1の態様の撮像レンズにおいて、無限遠物体に合焦した状態における前群の焦点距離をfFとした場合、
-1<f/fF<2 (6)
で表される条件式(6)を満足する。
【0010】
本開示の第5の態様は、第1の態様の撮像レンズにおいて、
6<(TL×Fno)/(f×tanωm)<11 (7)
で表される条件式(7)を満足する。
(【0011】以降は省略されています)
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