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公開番号
2025095292
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211210
出願日
2023-12-14
発明の名称
空調制御システム
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60H
1/03 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】 コンデンサの除霜の際、当該コンデンサに熱をより安定して供給することが可能な空調制御システムを提供する。
【解決手段】 制御システムA10は、各々に流体が流れる第1管路41および第2管路42と、第1管路41につながるコンプレッサ21およびコンデンサ22と、第2管路42につながる空調装置10およびヒータ31と、第1管路41および第2管路42の各々に流れる流体の熱を相互に交換する熱交換器23と、ヒータ31を制御する制御装置60とを備える。第1管路41に流れる流体は、コンプレッサ21により圧縮される。第2管路42に流れる流体は、ヒータ31により加熱される。コンデンサ22の除霜要求があった際、制御装置60は、ヒータ31を制御する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
各々に流体が流れる第1管路および第2管路と、
前記第1管路につながるコンプレッサおよびコンデンサと、
前記第2管路につながる空調装置およびヒータと、
前記第1管路および前記第2管路の各々に流れる流体の熱を相互に交換する熱交換器と、
前記ヒータを制御する制御装置と、を備え、
前記第1管路に流れる流体は、前記コンプレッサにより圧縮され、
前記第2管路に流れる流体は、前記ヒータにより加熱され、
前記コンデンサの除霜要求があった際、前記制御装置は、前記ヒータを制御する、空調制御システム。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記空調装置は、前記第2管路につながるヒータコアを有し、
前記空調装置の作動要求があった際、前記制御装置は、前記ヒータコアに流入する流体の目標温度を設定の上、前記ヒータを制御する、請求項1に記載の空調制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として電気自動車の空調制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両用空調装置の一例が開示されている。当該空調装置は、車室内空調ユニットと、車室外熱交換器(コンデンサ)とを備える。当該空調装置においては、車室内空調ユニットによる暖房運転時に車室外熱交換器が着霜されていると判定された際、要求されている暖房能力が所定以下(暖房が比較的弱くても要求を満たす状態)と検出された場合は、車室内空調ユニットの下流側車室内熱交換器への空気流下量が低減するようにエアミックスダンパを制御する。ここで、下流側車室内熱交換器は、流下する空気を加熱する。これにより、下流側車室内熱交換器からの放熱が抑制されるため、車両乗員の快適性を著しく損なうことなく、車室外熱交換器の除霜を効率よく行うことができる。
【0003】
特許文献1に開示された車両用空調装置においては、下流側車室内熱交換器への空気流下量の調整によって、車室外熱交換器および車室内空調ユニットに流れる流体(冷媒)の温度を制御する方策が採られている。ただし、本方策では、下流側車室内熱交換器を流下する空気の温度が著しく低い場合、車室外熱交換器に流入する流体の熱が当該下流側車室内熱交換器に向けて放熱することがある。これにより、車室外熱交換器に供給される熱が低下するため、当該車室外熱交換器の除霜の効率が低下するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-19179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、先述の事情に鑑み、コンデンサの除霜の際、当該コンデンサに熱をより安定して供給することが可能な空調制御システムを提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供される空調制御システムは、各々に流体が流れる第1管路および第2管路と、前記第1管路につながるコンプレッサおよびコンデンサと、前記第2管路につながる空調装置およびヒータと、前記第1管路および前記第2管路の各々に流れる流体の熱を相互に交換する熱交換器と、前記ヒータを制御する制御装置を備える。前記第1管路に流れる流体は、前記コンプレッサにより圧縮される。前記第2管路に流れる流体は、前記ヒータにより加熱される。前記コンデンサの除霜要求があった際、前記制御装置は、前記ヒータを制御する。
【0007】
本発明の実施において好ましくは、前記空調制御システムは、前記第2管路につながるヒータコアを有し、前記空調装置の作動要求があった際、前記制御装置は、前記ヒータコアに流入する流体の目標温度を設定の上、前記ヒータを制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る空調制御システムによれば、コンデンサの除霜の際、当該コンデンサに熱をより安定して供給することが可能となる。
【0009】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る空調制御システムを示す概略ブロック図である。
図1に示す空調制御システムにおいて、ヒータの制御に係る目標温度を設定するためのフローチャートである。
図2に示す目標温度の設定に係る遅延時間のマップの一例である。
図2に示す目標温度の設定に係る第1補正温度のマップの一例である。
図2に示す目標温度の設定に係る第2補正温度のマップの一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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