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公開番号
2025096602
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025067471,2023111471
出願日
2025-04-16,2016-12-22
発明の名称
コンバイン
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01F
17/02 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】排藁搬送装置を容易に開放可能なコンバインが要望されている。
【解決手段】コンバインは、排藁搬送装置12を支持すると共に、排藁搬送装置12が排藁の搬送を行う下降位置と排藁搬送装置12が排藁の搬送を行わない上昇位置とに亘って、機体前後方向に延びる揺動軸心Y2周りで上下揺動可能な排藁フレーム50と、排藁搬送装置12の入力軸に動力を伝達するベルト伝動機構53と、が備えられ、ベルト伝動機構53は、駆動プーリ54と、従動プーリ55と、駆動プーリ54及び従動プーリ55に巻き付けられる伝動ベルト56と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、
前記フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置の後側に連設されると共に、前記フィードチェーンから脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する排藁搬送装置と、が備えられたコンバインであって、
前記排藁搬送装置を支持すると共に、前記排藁搬送装置が排藁の搬送を行う下降位置と前記排藁搬送装置が排藁の搬送を行わない上昇位置とに亘って、機体前後方向に延びる揺動軸心周りで上下揺動可能な排藁フレームと、
前記排藁搬送装置の入力軸に動力を伝達するベルト伝動機構と、が備えられ、
前記ベルト伝動機構は、駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き付けられる伝動ベルトと、を備えるコンバイン。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記駆動プーリは、前記揺動軸心上に配置される請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記ベルト伝動機構は、前記排藁フレームと共に上下揺動可能に構成されている請求項1に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記排藁搬送装置は、平面視で前記揺動軸心と交差するように設けられている請求項1から3の何れか一項に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記排藁搬送装置のうち前記揺動軸心に対して搬送始端側に位置する搬送始端側部分と搬送終端側に位置する搬送終端側部分とが、前記排藁フレームと共に前記揺動軸心周りで上下揺動可能に構成され、かつ、前記搬送始端側部分の搬送始端部が上昇すると前記搬送終端側部分の搬送終端部が下降するように構成され、
前記従動プーリは、前記搬送始端側部分に支持されている請求項4に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置と、脱穀装置の後側に連設されると共に、フィードチェーンから脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する排藁搬送装置と、が備えられたコンバインに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。特許文献1に記載のコンバインには、刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーン(文献では「脱穀フィードチェン」)と、フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を扱胴(文献では「扱胴」)によって脱穀処理する脱穀装置(文献では「脱穀機」)と、脱穀装置の後側に連設されると共に、フィードチェーンから脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する排藁搬送装置(文献では「排藁搬送装置」)と、が備えられている。扱胴の上方には、扱胴を上方から覆う上部カバー(文献では「扱胴カバー」)が設けられている。上部カバーは、扱室の一側を支点として揺動開閉するように構成されている。排藁搬送装置は、前後方向の回動軸を支点として上下に揺動開閉するように構成されている。このような構成によれば、上部カバー及び排藁搬送装置を夫々上方に揺動させることにより、上部カバー及び排藁搬送装置が開放されるため、メンテナンス作業を容易に行ことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-50339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のコンバインでは、上部カバーと排藁搬送装置とを別々に開放しなければならないし、その開放を手動で行わなければならず、手間がかかる。
【0005】
上記状況に鑑み、上部カバー及び排藁搬送装置を容易に開放可能なコンバインが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴は、
刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、
前記フィードチェーンによって搬送される刈取穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置の後側に連設されると共に、前記フィードチェーンから脱穀処理後の排藁を受け取って後方へ挟持搬送する排藁搬送装置と、が備えられたコンバインであって、
前記扱胴を上方から覆う上部カバーと、
前記上部カバーを支持すると共に、機体前後方向に延びる揺動軸心周りで上下揺動可能な上部フレームと、
前記上部フレームを上方に揺動させるアクチュエータと、
前記排藁搬送装置を支持すると共に、前記排藁搬送装置が排藁の搬送を行う下降位置と前記排藁搬送装置が排藁の搬送を行わない上昇位置とに亘って、前記揺動軸心周りで上下揺動可能な排藁フレームと、
前記上部フレームと前記排藁フレームとを連結解除可能に連結する連結機構と、が備えられ、
前記上部フレームと前記排藁フレームとが前記連結機構によって連結された連結状態で、前記上部フレーム及び前記排藁フレームが前記アクチュエータによって上方に揺動可能であり、
前記連結状態が解除された連結解除状態で、前記上部フレーム及び前記排藁フレームのうち前記上部フレームのみが前記アクチュエータによって上方に揺動可能であることにある。
【0007】
本特徴構成によれば、連結状態において、上部フレーム及び排藁フレームを、アクチュエータによって上方に揺動させることにより、上部フレームと排藁フレームとが一体的に上方に揺動するため、上部カバー及び排藁搬送装置を容易に開放することができる。また、連結解除状態において、上部フレーム及び排藁フレームのうち上部フレームのみを、アクチュエータによって上方に揺動させることにより、排藁搬送装置のメンテナンス作業を行う際に、上部カバーを開放する必要が無い場合は、排藁搬送装置のみを開放することができる。
【0008】
さらに、本発明において、
前記上部フレームに、前記上部フレームのうち機体左右方向で機体外側に位置すると共に機体前後方向に延びる前後向きフレームが備えられ、
前記前後向きフレームは、前記扱胴の後端よりも後側まで延ばされ、
前記連結機構は、前記前後向きフレームと、前記排藁フレームのうち機体左右方向における機体外側の端部とを連結可能であると好適である。
【0009】
本特徴構成によれば、上部フレームのうち機体左右方向で機体外側に位置する前後向きフレームと、排藁フレームのうち機体左右方向における機体外側の端部とが、連結機構によって連結されることになる。これにより、上部フレーム及び排藁フレームにおける互いに連結される箇所同士が近付くため、連結機構を連結距離の短いコンパクトな構造とすることができる。また、連結作業や連結解除作業を行う際に、連結機構に対して機体外側からアクセスし易い。
【0010】
さらに、本発明において、
前記排藁フレームに、機体左右方向で前記揺動軸心側から機体外側に向けて延びる横フレームと、前記横フレームのうち機体左右方向における機体外側の端部に連結されると共に機体前後方向に延びる外フレームと、が備えられ、
前記外フレームは、前記下降位置において、前記前後向きフレームに沿って延び、かつ、前記前後向きフレームと隣り合っており、
前記連結機構は、前記前後向きフレームと前記外フレームとを連結可能であると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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