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公開番号
2025095223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211084
出願日
2023-12-14
発明の名称
画面遷移制御システム及び作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】表示パネルに複数の画面遷移を用いて表示されている表示画面を正確に識別できる簡単な制御技法が要望されている。
【解決手段】画面遷移制御システムは、操作具8aの特定操作に基づく操作データを生成する操作信号処理部54と、複数の情報表示画面からなる画面群から選択された情報表示画面を選択画面として表示する表示パネル8Bと、選択画面に割り当てられている画面識別子を画面識別子管理部56に与える画面管理部81と、画面識別子管理部56から取得した画面識別子と操作データとから表示情報を含む表示指令を生成する表示指令生成部58とを備え、画面管理部81は、表示指令に基づいて決定された情報表示画面を表示するための表示信号を前記表示パネルに与える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
作業車の情報を順次表示する画面遷移制御システムであって、
操作具の特定操作に基づく操作データを生成する操作信号処理部と、
複数の情報表示画面からなる画面群から選択された前記情報表示画面を選択画面として表示する表示パネルと、
前記選択画面に割り当てられている画面識別子を画面識別子管理部に与える画面管理部と、
前記画面識別子管理部から取得した前記画面識別子と前記操作データとから表示情報を含む表示指令を生成する表示指令生成部と、
を備え、
前記画面管理部は、前記表示指令に基づいて決定された前記情報表示画面を表示するための表示信号を前記表示パネルに与える画面遷移制御システム。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記画面群を構成する前記情報表示画面は、表示目的別に複数のグループに区分けされ、各グループに属する前記情報表示画面には、共通の前記画面識別子が割り当てられている請求項1に記載の画面遷移制御システム。
【請求項3】
前記グループには、起動時に優先される複数の優先画面からなる優先グループが含まれており、前記選択画面として選択された前記優先画面によって、前記作業車の作業車動作モードが決定される請求項2に記載の画面遷移制御システム。
【請求項4】
同一の前記選択画面において行われる前記特定操作には、第1特定操作と第2特定操作とが含まれ、前記第1特定操作を通じて前記表示パネルに示される前記選択画面と、前記第2特定操作を通じて前記表示パネルに示される前記選択画面とは、互いに異なっている請求項1に記載の画面遷移制御システム。
【請求項5】
前記操作具は単一のプッシュスイッチであり、押し操作時間に応じて、前記第1特定操作と前記第2特定操作とが区別される請求項4に記載の画面遷移制御システム。
【請求項6】
各種センサ群や各種機器群と接続された制御ユニットに、前記画面識別子管理部と前記表示指令生成部とが備えられ、前記制御ユニットとデータ交換可能に接続された操作メータパネルに、前記表示パネルと前記画面管理部とが備えられている請求項1に記載の画面遷移制御システム。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の画面遷移制御システムを搭載した作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車の情報を順次表示する画面遷移制御システムと、そのような画面遷移制御システムを備えた作業車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アワーメータ表示画面、トリップメータ表示画面、燃費メータ表示画面などの複数の表示画面から、第1の操作によって順次選択された表示画面をディスプレイに表示していく遷移表示モードと、第2の操作によって選択された表示画面の設定情報を変更可能にする情報変更モードとを備えた作業車の情報表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-30002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業車の情報は多岐にわたるので、表示パネルに表示する表示画面も多種多様であり、その表示画面数も多くなる。また、作業車には、制御の優先上位(階層上位)となる複数の作業車動作モード(例えば、エコモードや標準モードなど)があり、設定されている作業車動作モードによって、表示画面を通じて行われる処理が異なることもある。表示画面を制御する制御部は、どの作業車動作モードにおいてどの表示画面が表示パネルに表示されているか正確に知る必要がある。表示画面を制御する制御部が、現在表示されている表示画面を正確に認識していない場合、当該表示画面に対して行われた操作が、操作者の意図に反する結果をもたらすという問題が生じる。
【0005】
上記問題を解決するために、表示パネルに複数の画面遷移を用いて表示されている表示画面を正確に識別できる簡単な制御技法が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による、作業車の情報を順次表示する画面遷移制御システムは、操作具の特定操作に基づく操作データを生成する操作信号処理部と、複数の情報表示画面からなる画面群から選択された前記情報表示画面を選択画面として表示する表示パネルと、前記選択画面に割り当てられている画面識別子を画面識別子管理部に与える画面管理部と、前記画面識別子管理部から取得した前記画面識別子と前記操作データとから表示情報を含む表示指令を生成する表示指令生成部とを備え、前記画面管理部は、前記表示指令に基づいて決定された前記情報表示画面を表示するための表示信号を前記表示パネルに与える。
【0007】
この構成によれば、選択画面となる情報表示画面には、当該情報表示画面を識別する画面識別子が割り当てられており、選択画面に対して特定操作が行われた場合、表示指令生成部は、その操作データと画面識別子とを受け取る。表示指令生成部は、受け取った操作データと画面識別子とに基づいて、特定操作をトリガーとして実行される処理、例えば、次の情報表示画面を表示する表示指令の生成処理、選択画面の内容に基づくデータ処理などを行う。画面識別子の管理により、情報表示画面群が、階層的に構成されていても、表示パネルに表示されている表示画面、つまり特定操作が行われた選択画面は正確に認識される。
【0008】
情報表示画面群には、表示目的が同一な複数の類似する情報表示画面が含まれている。したがって、類似する情報表示画面をグループ化し、共通の画面識別子(グループ識別子)を与えることで、画面識別の制御負荷が軽くなる。このことから、本発明では、前記画面群を構成する前記情報表示画面は、表示目的別に複数のグループに区分けされ、各グループに属する前記情報表示画面には、共通の前記画面識別子が割り当てられることも提案される。
【0009】
多くの作業車では、エコモード、標準モード、強化モード、楽々モードなどの制御優先層が設定されている。そのような作業車では、情報表示画面群も階層的にグループ化されると、制御構成が明確になり、表示制御も明確なものとなる利点が得られる。このことから、本発明では、前記グループには、起動時に優先される複数の優先画面からなる優先グループが含まれており、前記選択画面として選択された前記優先画面によって、前記作業車の作業車動作モードが決定されることが提案される。
【0010】
選択画面から次の情報表示画面の遷移において、当該選択画面に複数の遷移先(分岐)が設定されている場合、その選択画面で行われる特定操作も複数の形態で区別して行う必要がある。このため、本発明では、同一の前記選択画面において行われる前記特定操作には、第1特定操作と第2特定操作とが含まれ、前記第1特定操作を通じて前記表示パネルに示される前記選択画面と、前記第2特定操作を通じて前記表示パネルに示される前記選択画面とは、互いに異なっている。もちろん、遷移先が3つ以上あれば、特定操作に、第1特定操作と第2特定操作とに加えて第3特定操作・・・が含まれることになる。
(【0011】以降は省略されています)
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