TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025096808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212741
出願日2023-12-18
発明の名称検査システム、検査方法、およびプログラム
出願人タカノ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 21/958 20060101AFI20250623BHJP(測定;試験)
要約【課題】照明の映り込み部分を柔軟に調整して検査を行うことが可能な検査システム、検査方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】検査システム1は、拡散光を検査対象50に照射する照射部20と、検査対象50の画像を撮像する撮像部70と、照射部20により照射された拡散光の検査対象50への映り込みを遮蔽する遮蔽部40と、遮蔽部40を、検査対象50の中心を軸として回転駆動させる駆動部10と、撮像部70で撮像された検査対象50の画像に基づいて、検査対象50に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
拡散光を検査対象に照射する照射部と、
前記検査対象の画像を撮像する撮像部と、
前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽部と、
前記遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動部と、
前記撮像部で撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部と、を備える、
検査システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記撮像部は、前記駆動部による前記遮蔽部の回転駆動回数分の前記検査対象の画像を撮像し、
前記撮像部が撮像した前記回転駆動回数分の前記検査対象の画像を合成する合成部を、さらに備え、
前記欠陥判定部は、前記合成部により合成された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する、
請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
前記撮像部が撮像した前記回転駆動回数分の前記検査対象の画像を画素単位で分割し、同一座標の画素を輝度情報に基づいてそれぞれソートするソート部と、
前記合成部は、前記ソート部でソートした画素のうち、中間階層の画素を組み合わせることにより前記検査対象の画像を合成する、
請求項2に記載の検査システム。
【請求項4】
前記欠陥判定部は、前記検査対象の画像に予め定められた輝度以上の部分が存在し、かつ該部分の長さが予め定められた長さ以上である場合に、前記検査対象に欠陥が存在すると判定する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の検査システム。
【請求項5】
照射部が、拡散光を検査対象に照射する照射ステップと、
撮像部が、前記検査対象の画像を撮像する撮像ステップと、
遮蔽部が、前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽ステップと、
駆動部が、前記遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動ステップと、
欠陥判定部が、前記撮像ステップで撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定ステップと、
を備える検査方法。
【請求項6】
コンピュータを、
拡散光を検査対象に照射する照射部の制御を行う照射制御部、
前記検査対象の画像を撮像する撮像部の制御を行う撮像処理部、
前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動部の制御を行う駆動制御部、
前記撮像部で撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査システム、検査方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
眼鏡レンズのようにカーブを有するレンズを始めとする様々なレンズを検査する技術が知られている。例えば、特許文献1には、手間の少ない状態で適切に検査可能な検査装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-173644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の検査装置では、第1~第4照明部分を順に点灯させるため、照明の映り込み部分を柔軟に調整して検査を行うという点からすると未だ改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、照明の映り込み部分を柔軟に調整して検査を行うことが可能な検査システム、検査方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る検査システムは、
拡散光を検査対象に照射する照射部と、
前記検査対象の画像を撮像する撮像部と、
前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽部と、
前記遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動部と、
前記撮像部で撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部と、を備える。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る検査方法は、
照射部が、拡散光を検査対象に照射する照射ステップと、
撮像部が、前記検査対象の画像を撮像する撮像ステップと、
遮蔽部が、前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽ステップと、
駆動部が、前記遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動ステップと、
欠陥判定部が、前記撮像ステップで撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定ステップと、
を備える。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
拡散光を検査対象に照射する照射部の制御を行う照射制御部、
前記検査対象の画像を撮像する撮像部の制御を行う撮像処理部、
前記照射部により照射された前記拡散光の前記検査対象への映り込みを遮蔽する遮蔽部を、前記検査対象の中心を軸として回転駆動させる駆動部の制御を行う駆動制御部、
前記撮像部で撮像された前記検査対象の画像に基づいて、前記検査対象に欠陥が存在するか否かを判定する欠陥判定部、
として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、照明の映り込み部分を柔軟に調整して検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る検査システムの全体構成を示す図である。
照射部の一例を示す図である。
遮蔽部の一例を示す図である。
検査対象物の画像の一例を示す図である。
画像処理部の構成を示すブロック図である。
欠陥判定処理の一例を示すフローチャートである。
照射部と遮蔽部の位置関係を示す図である。
検査対象物の画像の一例を示す図である。
照射部と遮蔽部の位置関係を示す図である。
検査対象物の画像の一例を示す図である。
検査対象物の画像を画素単位で分割した例を示す図である。
同一座標の画素を輝度情報に基づき降順にソートした場合の例を示す説明図である。
合成画像の一例を示す図である。
変形例における遮蔽部の一例を示す図である。
変形例における遮蔽部の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
計器装置
2日前
日本精機株式会社
液面検出装置
4日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
4日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
10日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
4日前
個人
フロートレス液面センサー
17日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
5日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
10日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
5日前
株式会社クボタ
作業車
9日前
株式会社ノーリツ
通信システム
2日前
株式会社フジキン
流量測定装置
11日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
2日前
旭光電機株式会社
漏出検出装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
歯車の検査方法
5日前
TDK株式会社
計測装置
3日前
株式会社アステックス
ラック型負荷装置
17日前
住友化学株式会社
積層基板
16日前
株式会社島津製作所
発光分析装置
2日前
日本製鉄株式会社
評価方法
17日前
DIC株式会社
凹凸増幅用具
2日前
大和ハウス工業株式会社
計測用治具
16日前
タカハタプレシジョン株式会社
水道メータ
2日前
株式会社ミツトヨ
非接触表面性状評価装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
異音判定装置
18日前
株式会社デンソー
電流センサ
16日前
パイオニア株式会社
評価装置
9日前
SMC株式会社
位置検出センサ
9日前
住友重機械工業株式会社
異常検知装置
4日前
オプテックス株式会社
検知装置
2日前
富士電機株式会社
診断装置、診断方法
5日前
株式会社日本マイクロニクス
プローブ
11日前
オプテックス株式会社
検知装置
2日前
日新電機株式会社
検電デバイス
9日前
CKD株式会社
半田検査装置及び半田検査方法
9日前
続きを見る