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公開番号2025097352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213493
出願日2023-12-19
発明の名称組合せ秤
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250624BHJP(測定;試験)
要約【課題】 分散フィーダで分散搬送された被計量物を、分散フィーダを取り囲んで配備したリニアフィーダで放射状に搬送し、各リニアフィーダに対応して配備した供給ホッパを介して計量部へ送り込み、組合せ演算によって選択した計量部から排出された被計量物を、集合シュートを介して装置中心下方へ流下案内するよう構成した組合せ秤において、バッグインバッグ仕様の組合せ計量と、通常仕様の組合せ計量を簡単容易に切り換えることのできるようにする。
【解決手段】 隣接する供給ホッパ8の間の空隙を覆う山形の供給ホッパカバー13を、隣接する供給ホッパ8の側板上部に亘って脱着可能に取付けるとともに、隣接する供給ホッパカバー13の終端部に亘って、前板14を脱着可能に起立支持してある。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
分散フィーダで分散搬送された被計量物を、前記分散フィーダを取り囲んで配備したリニアフィーダで放射状に搬送し、各リニアフィーダに対応して配備した供給ホッパを介して計量部へ送り込み、組合せ演算によって選択した計量部から排出された被計量物を、集合シュートを介して装置中心下方へ流下案内するよう構成した組合せ秤において、
隣接する前記供給ホッパの間の空隙を覆う山形の供給ホッパカバーを、隣接する前記供給ホッパの側板上部に亘って脱着可能に取付けるとともに、隣接する前記供給ホッパカバーの終端部に亘って、前板を脱着可能に起立支持してある、
ことを特徴とする組合せ秤。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記供給ホッパカバーを、隣接する前記供給ホッパの隣接対向する側板の上端部に亘って載置支持してある、
請求項1に記載の組合せ秤。
【請求項3】
前記供給ホッパにおける左右側板の上部に、上拡がりに延出された導入ガイドを備え、この導入ガイドの傾斜に、前記供給ホッパカバーの山形傾斜を合致させてある、
請求項3に記載の組合せ秤。
【請求項4】
前記供給ホッパカバーにおける山形斜面のそれぞれの終端近傍に横長のスリットを形成し、前記前板の下端に備えた複数の舌片を前記スリットに挿入係止して、前板を起立支持するよう構成してある、
請求項3に記載の組合せ秤。
【請求項5】
取外した前記前板を前記集合シュートに係止支持可能に構成してある、
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の組合せ秤。
【請求項6】
前記前板にフック部を備え、このフック部を介して前板を前記集合シュートの上端縁に係止可能に構成してある、
請求項5に記載の組合せ秤。
【請求項7】
前記前板の上端辺全長に沿って折出し部を屈折形成するとともに、この折出し部に前記フック部を連設してある、
請求項6に記載の組合せ秤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、菓子や食品を所定重量ずつ計量して排出する組合せ秤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
上記組合せ秤としては、例えば、特許文献1に示されているように、分散フィーダで分散搬送された被計量物をリニアフィーダ群で放射状に搬送して供給ホッパに送り込んだ後、各供給ホッパに対応して配備した計量ホッパへ送り込み、組合せ演算によって選択された複数の計量部からの被計量物を、集合シュートを介して集合ホッパに集めるよう構成したものが多用されている。
特開2019-132616号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に示される組合せ秤は、主としてバラ物を計量対象とした標準的な通常仕様に構成されており、被計量物を直進搬送するリニアフィーダのトラフは、被計量物を漏れなく供給ホッパへ送り込むために、供給ホッパの入口内部に入り込むよう配備されている。
【0004】
しかし、菓子などが入った小袋の複数を大きい袋で包装する、いわゆるバッグインバッグ仕様で包装を行う場合、上記標準仕様では、リニアフィーダにおけるトラフの搬送出口での幅が小さいために、バラ物の被計量物よりも相当大きい小袋はトラフの搬送出口で詰まりやすいものであった。
【0005】
そこで、バッグインバッグ仕様での組合せ計量を行う場合には、リニアフィーダや供給ホッパをバッグインバッグ仕様のものに取り換える必要があった。
【0006】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、バッグインバッグ仕様の組合せ計量と、通常仕様の組合せ計量を簡単容易に切り換えることのできる組合せ秤を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0008】
(1)本発明に係る組合せ秤は、
分散フィーダで分散搬送された被計量物を、前記分散フィーダを取り囲んで配備したリニアフィーダで放射状に搬送し、各リニアフィーダに対応して配備した供給ホッパを介して計量部へ送り込み、組合せ演算によって選択した計量部から排出された被計量物を、集合シュートを介して装置中心下方へ流下案内するよう構成した組合せ秤において、
隣接する前記供給ホッパの間の空隙を覆う山形の供給ホッパカバーを、隣接する前記供給ホッパの側板上部に亘って脱着可能に取付けるとともに、隣接する前記供給ホッパカバーの終端部に亘って、前板を脱着可能に起立支持してある。
【0009】
この構成によると、終端横幅が広いバッグインバッグ仕様のリニアフィーダを装備した状態で、供給ホッパカバーを介して前板を起立装備することで、跳ね飛びやすいバラ物の搬送供給に適した状態を得ることができる。
【0010】
また、前板を取り外すことで、リニアフィーダ終端部と前板との間でのブリッジによる詰まりをもたらすことなく小袋を供給ホッパへ送り込むことができ、バッグインバッグ仕様での組合せ計量を直ちに実行することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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