TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025097288
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2024199776
出願日
2024-11-15
発明の名称
錠剤またはカプセルの除塵装置および方法
出願人
フェッテ コンパクティング ゲーエムベーハー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B08B
7/02 20060101AFI20250623BHJP(清掃)
要約
【課題】錠剤またはカプセルに対する物理的影響を防止し、高い除塵能力を少ない経費で達成できる装置および方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、製造機械で製造された錠剤またはカプセルを除塵するための装置であって、製品入口と、製品入口を介して供給された錠剤またはカプセルを受け取り、供給された錠剤またはカプセルを装置の製品排出口に搬送するように設計された第1表面とを備え、超音波装置が、第1表面に結合され、第1表面を超音波で振動させ、超音波振動によって錠剤またはカプセルから剥離した粉塵を製品排出口とは別の装置の粉塵排出口に供給する分離装置が設けられる、装置に関する。本発明はまた、対応する方法に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
製造機(100)で製造された錠剤(48)またはカプセルを除塵するための装置であって、
製品入口(210)と、
前記製品入口(210)を介して供給された錠剤(48)またはカプセルを受け取り、供給された錠剤(48)またはカプセルを装置(200)の製品排出口(60)に搬送するように設計された第1表面(54)と
を備え、
超音波装置が、前記第1表面(54)に結合され、前記第1表面(54)を超音波で振動させ、
超音波振動によって前記錠剤(48)またはカプセルから剥離した粉塵を製品排出口(220)とは別の前記装置(200)の粉塵排出口(64)に供給する、分離装置が設けられることを特徴とする、装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記超音波装置は、超音波発生器(66)と、前記超音波発生器(66)に接続された超音波振動子(68)とを備え、
前記超音波振動子(68)は、超音波導体(69)を介して直接または間接的に前記第1表面(54)に結合されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第1表面(54)は、少なくとも部分的にスクリーンのように設計されるか、または複数の穴が設けられることにより、前記超音波振動によって前記錠剤(48)またはカプセルから剥離した粉塵が、前記第1表面(54)内のスクリーン開口部または前記穴を通って前記粉塵排出口(64)に落下することを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記分離装置は、前記錠剤(48)またはカプセルの搬送方向に、前記製品排出口(220)の上流に設けられた粉塵排出口開口部(64)を有し、前記超音波振動によって前記錠剤(48)またはカプセルから剥離した粉塵が、前記粉塵排出口開口部(64)を通って前記粉塵排出口(64)に落下することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
前記超音波振動によって前記錠剤(48)またはカプセルから剥離した粉塵を吸引して、前記粉塵排出口(64)に搬送する、吸引装置(70)が設けられることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記第1表面(54)は、少なくとも部分的に構造化されている、かつ/あるいは少なくとも1つの窪みおよび/または隆起を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
前記第1表面(54)は、水平方向に対して0度以外の角度で配置され、それにより、前記錠剤(48)またはカプセルが、少なくとも部分的に重力によって、前記製品排出口(60)に搬送されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記錠剤(48)またはカプセルの前記搬送方向において、前記第1表面(54)の下流に配置された第2表面(56)が設けられ、前記錠剤(48)またはカプセルが前記第1表面(54)から搬送される際に前記第2表面に供給され、前記錠剤(48)またはカプセルが前記第2表面(56)からさらに前記装置(200)の前記製品排出口(60)に搬送されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記超音波装置は、前記第2表面(56)にも結合され、前記第2表面(56)も超音波で振動させることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記第2表面(56)は、少なくとも部分的にスクリーンのように設計されるか、または複数の穴が設けられることにより、前記超音波振動によって前記錠剤(48)またはカプセルから剥離した粉塵が、前記第2表面(56)内のスクリーン開口部または前記穴を通って前記粉塵排出口(64)に落下することを特徴とする、請求項8または9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品入口と、製品入口を介して供給された錠剤またはカプセルを受け取り、供給された錠剤またはカプセルを装置の製品排出口に搬送するように設計された第1表面とを備える、製造機で製造された錠剤またはカプセルを除塵するための装置に関する。本発明はまた、製造機で製造された錠剤またはカプセルを除塵する方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
回転式錠剤プレス機やカプセル充填機などの製造機で製造された錠剤やカプセルは、製造後にその表面に製品粉塵が残留することが多い。この製品粉塵は、錠剤またはカプセルをさらに加工する前に、特に包装する前に、可能な限り完全に除去しなければならない。錠剤またはカプセルに付着した粉末残留物を除去するために、例えば(スクリーン)ドラム式集塵機、振動式集塵機、または縦型集塵機などの集塵機が知られている。
【0003】
錠剤またはカプセルを除塵することが目的である集塵機は、それぞれ固有の特性、構成的設計、および機能性によって、ある程度錠剤またはカプセルの付着粉塵を除去することができる。しかしながら、このことは、錠剤またはカプセル、方法、またはインターフェースおよび周辺機器を含む製造機に、悪影響を及ぼす様々な副次的影響を伴う。
【0004】
これらには、例えば、ドラム式集塵機の場合は、錠剤またはカプセルへの望ましくない物理的影響(ストレス)、例えば、縦型集塵機の場合は、製造領域でのかなりのスペースまたはむしろ設置スペースの必要性、比較的低い輸送能力および多数の個々のパーツの清掃の複雑さ、ならびにメンテナンス、コスト、およびエネルギー需要に関する多大な出費が含まれる。さらに、先行技術における除塵工程に必要な媒体や、当該媒体の準備においても、他の多大なコストが発生し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は、説明した先行技術から進んで、錠剤またはカプセルに対する望ましくない物理的影響を防止し、高い除塵能力および高い処理能力を少ない経費で達成できる、冒頭に述べた種類の装置および方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、独立請求項1および18により目的を達成する。有利な実施形態は、従属請求項、明細書、および図に開示される。
【0007】
冒頭に述べた種類の装置に関して、本発明は、超音波装置が第1表面に結合し、第1表面を超音波振動させるように作動させ、超音波振動によって錠剤またはカプセルから剥離した粉塵を、製品排出口とは別の装置の粉塵出口に供給する分離装置を設ける点で、目的を達成する。
【0008】
冒頭に述べた種類の方法に関して、本発明は以下のステップで目的を達成する。
・製造機で製造された錠剤またはカプセルは、製品入口から、錠剤またはカプセルを製品排出口に搬送する第1表面に供給されるステップと、
・錠剤またはカプセルが第1表面から製品排出口まで搬送される間に、第1表面が超音波振動するように作動され、超音波振動によって錠剤またはカプセルから粉塵が剥離されるステップと、
・錠剤またはカプセルから剥離した粉塵は、製品排出口とは別の粉塵出口に供給されるステップ。
【0009】
本発明によれば、除塵される錠剤またはカプセルは、製品入口を介して第1表面に供給される。製品入口は、製造機の機械出口に直接または間接的に接続可能であってもよい。除塵される錠剤またはカプセルは、第1表面から装置の製品排出口まで搬送される。この搬送中に、錠剤またはカプセルは、その表面に付着している粉塵から解放される。この目的のために、第1表面に結合した超音波装置が設けられる。第1表面は、超音波装置によって超音波で振動されて、その振動は、第1表面上に位置する錠剤またはカプセルに適宜伝達される。
【0010】
錠剤またはカプセルに伝達される超音波振動により、錠剤またはカプセルの表面に付着した粉塵が錠剤またはカプセルから放出される。この工程は、第1表面から錠剤またはカプセルに伝達される超音波振動によって、一方では錠剤あるいはカプセル、および他方では粉塵状の製品残留物が、異なる振動を受けることで互いに分離するという事実を利用する。特に、錠剤またはカプセルから分離された粒子は、その幾何学的形状および質量の違いにより、局所的な位置が変化し、例えば上昇し、物理的な分離がさらに促進される。もちろん、装置の他の構成要素、例えば壁部、フレーム、他の表面なども、第1表面に加えて超音波で振動させて、これらの他の構成要素からも対応する製品残留物を剥離することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
清掃装置
11日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗浄機
15日前
株式会社クボタ
処理剤収容部用清掃装置および処理剤収容部の清掃方法
11日前
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
接触クリーニングシステム及び接触クリーニングシステムから接着ロールを除去する方法
15日前
ノヴァ ケミカルズ(アンテルナショナル)ソシエテ アノニム
ODH反応器の下流の汚れを除去する方法
3日前
他の特許を見る