TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025098689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215005
出願日
2023-12-20
発明の名称
二酸化炭素吸着分離装置
出願人
大坪環境エンジニアリング株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
53/62 20060101AFI20250625BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】二酸化炭素を効率よく吸着し分離できるようにした二酸化炭素吸着分離装置装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を含有する被処理ガスが導入されて流通され該被処理ガスにプラズマを作用させるプラズマ処理路10と、石炭灰層が充填内蔵され上記プラズマを作用させた被処理ガスが導入されて上記石炭灰層に流通され上記被処理ガスに含まれる二酸化炭素が上記石炭灰層に吸着されて被処理ガスから分離される吸着処理路20と、該吸着処理路20を出た被処理ガスが導入されて所定の圧力で次段のプラズマ処理路10に送り出すバファタンク30と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二酸化炭素を含有する被処理ガスが導入されて流通され該被処理ガスにプラズマを作用させるプラズマ処理路と、石炭灰層が充填内蔵され上記プラズマを作用させた被処理ガスが導入されて上記石炭灰層に流通され上記被処理ガスに含まれる二酸化炭素が上記石炭灰層に吸着されて被処理ガスから分離される吸着処理路と、該吸着処理路を出た被処理ガスが導入されて所定の圧力で次段のプラズマ処理路に送り出すバファタンクと、を備えたことを特徴とする二酸化炭素吸着分離装置。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
二酸化炭素を含有する被処理ガスが導入されて流通され該被処理ガスにプラズマを作用させるプラズマ処理路と、ゼオライト、イモゴライト及び花崗岩の群から選ばれる鉱物粉層が充填内蔵され上記プラズマを作用させた被処理ガスが導入されて上記鉱物灰層に流通され上記被処理ガスに含まれる二酸化炭素が上記鉱物灰層に吸着されて被処理ガスから分離される吸着処理路と、該吸着処理路を出た被処理ガスが導入されて所定の圧力で次段のプラズマ処理路に送り出すバファタンクと、を備えたことを特徴とする二酸化炭素吸着分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は二酸化炭素吸着分離装置に関し、特に二酸化炭素を効率よく吸着し分離できるようにした装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化対策として二酸化炭素の排出削減が注目されており、産業界において各種の二酸化炭素除去技術の開発が進められている。
【0003】
例えば、分離膜を用いて二酸化炭素を分離する方法が知られている(特許文献1、特許文献2)が、膜の製造が非常に困難である。
【0004】
また、アミン化合物を用いて二酸化炭素を吸着して分離する方法が知られているが、化学薬品を使用する必要がある。
【0005】
また、酸化カルシウムを主成分とする鉄鋼スラグ粉末を多孔質体に成形し、多孔質成形体に水分を添加して二酸化炭素と酸化カルシウムとの反応を進行させることにより、炭酸カルシウムを多孔質成形体のスラグ粒子間に析出させることにより二酸化炭素を分離するようにした方法が提案されている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-21175号公報
特開2021-145318号公報
【非特許文献】
【0007】
著者:安江 任(日本大学理工学部)、 「二酸化炭素の無機化学的プロセスによる固定化」、Journa1 of the Society of Inorganic Materials,Japan,9 (299)、無機マテリアル学会、2002、p192-207
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、非特許文献1記載の方法では鉄鋼スラグ粉末における二酸化ケイ素等の含有量が多く、酸化カルシウムの含有量が4割程度に過ぎないため、この酸化カルシウムの含有量の低さが二酸化炭素の除去にとって不利となる。
【0009】
本発明はかかる点に鑑み、二酸化炭素を効率よく吸着し分離できるようにした二酸化炭素吸着分離装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明に係る二酸化炭素吸着分離装置は、二酸化炭素を含有する被処理ガスが導入されて流通され該被処理ガスにプラズマを作用させるプラズマ処理路と、石炭灰層が充填内蔵され上記プラズマを作用させた被処理ガスが導入されて上記石炭灰層に流通され上記被処理ガスに含まれる二酸化炭素が上記石炭灰層に吸着されて被処理ガスから分離される吸着処理路と、該吸着処理路を出た被処理ガスが導入されて所定の圧力で次段のプラズマ処理路に送り出すバファタンクと、を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東ソー株式会社
捕捉剤
19日前
株式会社サタケ
バグフィルタ
1か月前
プライミクス株式会社
攪拌装置
26日前
株式会社源兵衛
液状廃棄物処理具
1か月前
株式会社フクハラ
CO2分離方法
26日前
株式会社近畿理研
吸引・収集装置
4日前
株式会社村田製作所
触媒装置
1か月前
東ソー株式会社
カルボニル化合物の捕捉剤
27日前
日本バイリーン株式会社
円筒型フィルター
4日前
株式会社Tornada
気泡発生装置
3日前
水ing株式会社
スカム防止装置
1か月前
株式会社GSユアサメンブレン
ろ過装置
1か月前
大日本印刷株式会社
攪拌スタンド
1か月前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
26日前
個人
循環槽用フィルタ及び浄化システム
5日前
株式会社トクヤマ
有機スズ化合物を低減する方法
13日前
株式会社神戸製鋼所
混練機
27日前
東ソー株式会社
消臭性組成物及び脱臭フィルター
1か月前
ユニチカ株式会社
フィルター材の製造方法
12日前
清水建設株式会社
集塵ユニット
1か月前
トヨタ自動車株式会社
混合ガスの均一化方法
3日前
株式会社アピステ
オイルミスト除去装置
1か月前
東レ株式会社
除害装置、除害方法及び半導体製造方法
5日前
日本特殊陶業株式会社
セラミック多孔体
1か月前
株式会社放電精密加工研究所
混合溶融装置
10日前
トヨタバッテリー株式会社
混練機、及び混練方法
1か月前
三菱重工業株式会社
粒子回収設備
1か月前
東レ株式会社
親水性多孔質フィルムおよび、その製造方法
11日前
株式会社宮富士工業
油脂抽出蒸留設備
1か月前
株式会社神戸製鋼所
混練機の軸受構造
27日前
花王株式会社
分散液の製造方法
25日前
リンナイ株式会社
混合装置
11日前
阪和化工機株式会社
撹拌翼及び撹拌構造体
1か月前
いすゞ自動車株式会社
吸収装置
20日前
住友重機械エンバイロメント株式会社
沈殿装置
17日前
アクアインテック株式会社
固液分離システム
3日前
続きを見る
他の特許を見る