TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025098816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215200
出願日2023-12-20
発明の名称シート給送装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 3/06 20060101AFI20250625BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡易な構成かつ低コストで給送圧を調整可能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート給送装置は、シートを積載可能な積載部と、給送ローラと、給送ローラを揺動可能に保持する保持部材と、を有する給送ローラユニットと、給送ローラがシートを押圧するように保持部材を付勢する第1付勢部材と、給送ローラユニット及び装置本体の少なくともいずれか一方に着脱可能に支持され着脱ユニットであって、保持部材を付勢する第2付勢部材を有する着脱ユニットと、を備える。給送ローラが積載部に積載されたシートを給送する際にシートに対して作用させる給送圧は、給送圧調整機構が装着された状態では第1付勢部材及び第2付勢部材によって第1の給送圧となり、給送圧調整機構が取り外された状態では第1付勢部材によって第1の給送圧とは異なる第2の給送圧となる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体に支持され、シートを積載可能な積載部と、
前記積載部に積載されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラを揺動可能に保持する保持部材と、を有する給送ローラユニットと、
前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを押圧するように前記保持部材を付勢する第1付勢部材と、
前記給送ローラユニット及び前記装置本体の少なくともいずれか一方に着脱可能に支持される着脱ユニットであって、前記保持部材を付勢する第2付勢部材を有する着脱ユニットと、を備え、
前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを給送する際にシートに対して作用させる給送圧は、前記着脱ユニットが装着された状態では前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材によって第1の給送圧となり、前記着脱ユニットが取り外された状態では前記第1付勢部材によって前記第1の給送圧とは異なる第2の給送圧となる、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記給送ローラユニットは、前記装置本体に対して着脱可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記積載部は、前記装置本体に対して着脱可能に支持され、
前記装置本体は、前記積載部が前記装置本体に対して着脱する際に通過する開口部を有し、
前記着脱ユニットは、前記積載部が前記装置本体から取り外された状態で前記開口部からアクセス可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記第1付勢部材を含み、前記積載部を前記装置本体に対して装着することで前記給送ローラを第1位置から前記第1位置よりも下方の第2位置へ揺動させる揺動機構を更に備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記揺動機構は、前記保持部材に当接する当接部を有すると共に前記保持部材を介して前記給送ローラを前記第1位置と前記第2位置との間で揺動させる揺動部を有し、
前記第1付勢部材は、前記積載部が前記装置本体に装着された状態で、前記揺動部を介して前記給送ローラを前記第2位置に向けて付勢する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記着脱ユニットは、前記給送ローラユニットに対して着脱可能に支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記着脱ユニットは、前記装置本体に当接可能な第1当接部材を有し、
前記第2付勢部材は、前記着脱ユニットが前記給送ローラユニットに装着された状態で、前記保持部材と前記第1当接部材の間に設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記第2付勢部材は、弾性部材である、
ことを特徴とする請求項7に記載のシート給送装置。
【請求項9】
前記当接部材は、前記着脱ユニットが前記給送ローラユニットに装着された状態で、前記第2付勢部材が脱落しないように前記保持部材に対して所定の範囲で回動可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項7に記載のシート給送装置。
【請求項10】
前記着脱ユニットは、前記給送ローラユニットに対して着脱可能に支持される錘部材を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給送するシート給送装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、給送ローラによってシートを給送する際の給送圧を変更可能な給送圧調整機構を備えた印刷機が提案されている(特許文献1参照)。給送ローラは、給送アームによって昇降可能に保持されている。給送圧調整機構は、給送アームを加圧する加圧アームと、加圧アームを付勢する加圧スプリングと、加圧スプリングの付勢力を変化させるラックと、ラックを駆動させる給送圧可変用モータと、を有している。
【0003】
また、ピックアップロールと、ピックアップロールを昇降可能に支持するロール支持体と、ロール支持体に対して水平方向に移動可能な摺動部材と、摺動部材の端部に設けられた錘と、を備えた給送装置が提案されている(特許文献2参照)。摺動部材は、モータによって駆動する歯車によって移動され、摺動部材が移動することで錘とピックアップロールとの間の距離が変化し、その結果、給送圧が変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-235033号公報
特開平5-744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1及び2のいずれにおいても、モータによって給送圧を可変させる構成であり、例えば特定の種類のシートしか使用せず給送圧を調整する必要が無いユーザにとっては装置が複雑でかつコストアップの要因となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、簡易な構成かつ低コストで給送圧を調整可能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、シート給送装置において、装置本体と、前記装置本体に支持され、シートを積載可能な積載部と、前記積載部に積載されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラを揺動可能に保持する保持部材と、を有する給送ローラユニットと、前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを押圧するように前記保持部材を付勢する第1付勢部材と、前記給送ローラユニット及び前記装置本体の少なくともいずれか一方に着脱可能に支持される着脱ユニットであって、前記保持部材を付勢する第2付勢部材を有する着脱ユニットと、を備え、前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを給送する際にシートに対して作用させる給送圧は、前記着脱ユニットが装着された状態では前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材によって第1の給送圧となり、前記着脱ユニットが取り外された状態では前記第1付勢部材によって前記第1の給送圧とは異なる第2の給送圧となる、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、シート給送装置において、装置本体と、前記装置本体に支持され、シートを積載可能な積載部と、前記積載部に積載されたシートを給送する給送ローラを含む給送ローラユニットと、前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを給送する際にシートに対して作用させる給送圧を調整可能な着脱ユニットと、を備え、前記着脱ユニットは、前記給送ローラユニット及び前記装置本体の少なくともいずれか一方に着脱可能に支持され、前記給送圧は、前記着脱ユニットが装着された状態では第1の給送圧となり、前記着脱ユニットが取り外された状態では前記第1の給送圧とは異なる第2の給送圧となる、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、シート給送装置において、装置本体と、前記装置本体に支持され、シートを積載可能な積載部と、前記積載部に積載されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラを揺動可能に保持する保持部材と、を有する給送ローラユニットと、前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを押圧するように前記保持部材を付勢する第1付勢部材と、を備え、前記給送ローラユニット及び前記装置本体の少なくともいずれか一方は、前記保持部材を付勢する第2付勢部材を有する着脱ユニットを着脱可能に支持するための支持部を備え、前記支持部は、前記着脱ユニットが装着された状態で前記第2付勢部材に当接し、前記給送ローラが前記積載部に積載されたシートを給送する際にシートに対して作用させる給送圧は、前記着脱ユニットが装着された状態では前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材によって第1の給送圧となり、前記着脱ユニットが取り外された状態では前記第1付勢部材によって前記第1の給送圧とは異なる第2の給送圧となる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、簡易な構成かつ低コストで給送圧を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
8日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
電源装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
電子部品
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
測距装置
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
音声処理装置
11日前
キヤノン株式会社
表示システム
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
印刷システム
1日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
続きを見る