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公開番号
2025098827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215217
出願日
2023-12-20
発明の名称
音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
15/00 20060101AFI20250625BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】設置環境にかかわらず音響特性を正確に測定することが可能な音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラムを提供する。
【解決手段】音響測定装置10は、画像取得部12、音声取得部13、判定部15および測定部16を含む。画像取得部12は、撮像装置180から画像を示す画像データを取得する。音声取得部13は、収音装置190から音声を示す音声信号を取得する。判定部15は、画像取得部12により取得された画像データと音声取得部13により取得された音声信号とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定する。測定部16とは、判定部15による判定結果に基づいて音響特性を測定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置から画像を示す画像データを取得する画像取得部と、
収音装置から音声を示す音声信号を取得する音声取得部と、
前記画像取得部により取得された画像データと前記音声取得部により取得された音声信号とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて音響特性を測定する測定部とを備える、音響測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記画像取得部により取得された前記画像に、測定に適さないオブジェクトの画像が含まれず、前記音声取得部により取得された前記音声に、測定に適さないオブジェクトの音声が含まれない場合、測定を行うことが適切であると判定する、請求項1記載の音響測定装置。
【請求項3】
前記測定部は、測定を行うことが適切であると前記判定部により判定された場合に、音響特性を測定する、請求項1または2記載の音響測定装置。
【請求項4】
前記判定部は、測定を行うことが適切であると判定した場合に、音響特性の測定が必要であるか否かを判定し、
前記測定部は、音響特性の測定が必要であると前記判定部により判定された場合に、音響特性を測定する、請求項1または2記載の音響測定装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記画像取得部により取得された前記画像における景色の変化に基づいて、音響特性の測定が必要であるか否かを判定する、請求項4記載の音響測定装置。
【請求項6】
前記判定部は、現時点が指定された日時である場合に、音響特性の測定が必要であると判定する、請求項4記載の音響測定装置。
【請求項7】
前記測定部による音響特性の結果をパラメータとして設定し、設定されたパラメータに基づいて、音声信号に処理を行う信号処理部をさらに備える、請求項1または2記載の音響測定装置。
【請求項8】
前記画像取得部により取得された画像データに基づいてオブジェクトの位置を推定し、前記収音装置により取得された音声信号に基づいて音声の位置を推定する推定部をさらに備え、
前記判定部は、前記推定部により推定されたオブジェクトの位置と音声の位置とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定する、請求項1または2記載の音響測定装置。
【請求項9】
前記収音装置は、音声信号を取得し、取得された音声信号を前記推定部に与える複数のマイクを含む、請求項8記載の音響測定装置。
【請求項10】
予め定められた音声のリストを取得するリスト取得部をさらに備え、
前記判定部は、前記推定部により推定されたオブジェクトの位置と音声の位置とが対応し、かつ推定された位置における音声が前記リストに含まれる場合に、測定を行うことが適切であると判定する、請求項8記載の音響測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音響特性を測定する音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
通話装置においては、良好な音声の送受信を可能にするため、装置の設置環境の音響特性が事前に測定される。測定された音響特性に基づいて、設置環境に応じた適切なパラメータが設定される。ここで、音響特性の測定時には大きい音が発生するため、周囲に人がいると迷惑になる。また、周囲に人がいると、雑音が混入するため、音響特性の測定の精度が低下する。
【0003】
特許文献1には、エレベータ用の音声通話装置が記載されている。この音声通話装置においては、当該音声通話装置が設置されたエレベータ内の環境に応じて、音声通話に先立ってパラメータの学習を行うことが可能か否かが学習契機判定部により判定される。エレベータが停止中であり、エレベータのドアが閉まった状態であり、エレベータ内に設置されたカメラの画像が無人であるとき、エレベータ内の環境がパラメータの学習が可能と判定され、パラメータの学習を行う学習信号が学習信号発生部により発生される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/134798号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の音声通話装置によれば、エレベータ内においては、適切に音響特性を測定することができる。しかしながら、通話装置は、エレベータ内のように、比較的狭く、閉鎖された環境に設置されるとは限らない。また、通話装置の設置環境は動的に変化することがある。そのため、設置環境にかかわらず、音響特性を正確に測定することが可能な音響測定装置が望まれる。
【0006】
本発明の目的は、設置環境にかかわらず音響特性を正確に測定することが可能な音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従う音響測定装置は、撮像装置から画像を示す画像データを取得する画像取得部と、収音装置から音声を示す音声信号を取得する音声取得部と、前記画像取得部により取得された画像データと前記音声取得部により取得された音声信号とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて音響特性を測定する測定部とを備える。
【0008】
本発明の他の局面に従う音響測定方法は、撮像装置から画像を示す画像データを取得することと、収音装置から音声を示す音声信号を取得することと、取得された画像データと取得された音声信号とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定することと、判定結果に基づいて音響特性を測定することとを含み、コンピュータにより実行される。
【0009】
本発明のさらに他の局面に従う音響測定プログラムは、撮像装置から画像を示す画像データを取得する処理と、収音装置から音声を示す音声信号を取得する処理と、取得された画像データと取得された音声信号とに基づいて、測定を行うことが適切か否かを判定する処理と、判定結果に基づいて音響特性を測定する処理とを、コンピュータにより実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、設置環境にかかわらず音響特性を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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