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公開番号2025098698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215017
出願日2023-12-20
発明の名称車載装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類G10L 19/00 20130101AFI20250625BHJP(楽器;音響)
要約【課題】情報ソースから入力されたコンテンツの情報を多くの場面で幅広く利用する。
【解決手段】車両に搭載される車載装置1であって、記憶処理部101と、再生部102と、指定部104と、出力処理部105とを備える。記憶処理部101は、車両上で取得される1又は2以上の情報ソースのコンテンツに含まれる音声VOを記憶部16に記憶させる。再生部102は、所定の指示の入力に基づいて、記憶部16に記憶された音声VOの、所定の指示の入力時点から所定期間遡った過去の時点までの部分を再生する。指定部104は、再生部102により再生された音声VO中の対象部分TPを指定する。出力処理部105は、指定部104により指定された対象部分TPの情報を、例えば対話エージェント等の情報処理回路4に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車載装置であって、
前記車両上で取得される1又は2以上の情報ソースのコンテンツに含まれる音声を記憶部に記憶させる記憶処理部と、
所定の指示の入力に基づいて、前記記憶部に記憶された音声の、前記所定の指示の入力時点から所定期間遡った過去の時点までの部分を再生する再生部と、
前記再生部により再生された音声中の対象部分を指定する指定部と、
前記指定部により指定された前記対象部分の情報を情報処理回路に出力する出力処理部と、
を備える車載装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記指定部は、前記再生部により再生された音声を聴取した前記車両の乗員による、前記対象部分を指定する操作を検出して、前記対象部分を指定する請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記再生部により再生された音声の、音声認識により変換された文字列を、表示部に表示させる表示処理部をさらに備え、前記指定部は、前記表示部に表示された前記文字列を視認した前記車両の乗員による、前記対象部分を指定する操作を検出して、前記対象部分を指定する請求項1に記載の車載装置。
【請求項4】
前記指定部は、前記対象部分の少なくとも始点及び終点を指定する請求項1~3のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項5】
前記再生部は、前記記憶部に記憶された音声を、音声合成処理による合成音によって再生する請求項1~3のいずれか1項に記載の車載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、移動体ナビゲーション装置が開示されている。この装置では、複数の情報ソースのコンテンツを並行に又は切り替えて入力し、入力したコンテンツから音声認識又は画像解析により言語情報を得る。コンテンツから得た言語情報からは、地名、施設名、店舗名を示すキーワードと一致する言語情報が抽出され、抽出された言語情報は目的地候補として記憶部に記憶される。記憶部の目的地候補からは、ユーザ選択を受け付ける候補が選択され、選択された候補は表示部に表示される。ユーザは、表示された候補から所望の目的地を選択することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/185540号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の装置では、キーワードが分類データとして予め登録されている。情報ソースのコンテンツから最終的に抽出される言語情報は、登録されたキーワードの地名、施設名、店舗名と一致する言語を含む目的地候補の言語情報に限定される。特許文献1の装置では、情報ソースから装置に入力されたコンテンツの情報を利用できる場面が、ユーザが装置に目的地を入力する際に限られてしまう。
【0005】
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、情報ソースから入力されたコンテンツの情報を多くの場面で幅広く利用できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため本発明の1つの態様に係る車載装置は、車両に搭載される車載装置であって、記憶処理部と、再生部と、指定部と、出力処理部とを備える。記憶処理部は、車両上で取得される1又は2以上の情報ソースのコンテンツに含まれる音声を記憶部に記憶させる。再生部は、所定の指示の入力に基づいて、記憶部に記憶された音声の、前記所定の指示の入力時点から所定期間遡った過去の時点までの部分を再生する。指定部は、再生部により再生された音声中の対象部分を指定する。出力処理部は、指定部により指定された対象部分の情報を情報処理回路に出力する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、情報ソースから入力されたコンテンツの情報を多くの場面で幅広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る車載装置の基本的な構成を示す説明図である。
図2は、図1の車載装置において再生部が再生した音声をスピーカから出力する状態を示す図である。
図3は、図2の再生した音声の出力中に乗員の発話により対象部分を指定する場合を示す図である。
図4は、図2の再生した音声の対象部分を表示部の文字列の表示上で指定する場合を示す図である。
図5は、図4の文字列の表示上で指定された対象部分の反転表示状態を示す図である。
図6は、図1のコントローラによって実行される処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一あるいは同等の部位、または構成要素には、同一の符号を付している。
【0010】
以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものである。この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。
(【0011】以降は省略されています)

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