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公開番号2025099445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216118
出願日2023-12-21
発明の名称流体の昇温部材及び流体の昇温方法
出願人WOTA株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類F24V 40/00 20180101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】流体を昇温させるために要するコストを低減させることが可能な流体の昇温部材及び流体の昇温方法に関する。
【解決手段】流体を流動させることが可能な内部流路を備え、内部流路は、流体が流入される上流側端部と、流路方向の一部に設けられ、流路断面積が減少した狭小部と、狭小部から上流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した上流側傾斜部とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
流体を流動させることが可能な内部流路を備え、
前記内部流路は、
流体が流入される上流側端部と、
流路方向の一部に設けられ、流路断面積が減少した狭小部と、
前記狭小部から前記上流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した上流側傾斜部と
を有する
流体の昇温部材。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記内部流路は、
流体が流出される下流側端部と、
前記狭小部から前記下流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した下流側傾斜部と
を更に有する
請求項１に記載の流体の昇温部材。
【請求項３】
流体が流入される上流側端部と、流路方向の一部に設けられ、流路断面積が減少した狭小部と、前記狭小部から前記上流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した上流側傾斜部とを有し、流体を流動させることが可能な内部流路を備える昇温部材を用いて流体を昇温させる
流体の昇温方法。
【請求項４】
流体を収容可能な槽の内部又は該槽に接続された流路に前記昇温部材を配置し、流体を循環させることで、前記槽に供給される流体を昇温させる
請求項３に記載の流体の昇温方法。
【請求項５】
前記流体が液体であり、
前記槽が生物処理槽である
請求項４に記載の流体の昇温方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、流体を昇温させるための流体の昇温部材及び流体の昇温方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、例えば、生物処理槽等の水槽に貯留された液体を昇温させるために、加温装置が用いられている（特許文献１等）。一般的に、このような加温装置としては、ヒーター等が利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１５９７６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来では、液体を昇温させるために加温装置（ヒーター）を用いているため、液体を昇温させるために要するコストが高いという問題がある。
【０００５】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、流体を昇温させるために要するコストを低減させることが可能な流体の昇温部材及び流体の昇温方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る流体の昇温部材は、流体を流動させることが可能な内部流路を備え、前記内部流路は、流体が流入される上流側端部と、流路方向の一部に設けられ、流路断面積が減少した狭小部と、前記狭小部から前記上流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した上流側傾斜部とを有する。
【０００７】
本発明に係る流体の昇温部材において、前記内部流路は、流体が流出される下流側端部と、前記狭小部から前記下流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した下流側傾斜部とを更に有していても良い。
【０００８】
本発明に係る流体の昇温方法は、流体が流入される上流側端部と、流路方向の一部に設けられ、流路断面積が減少した狭小部と、前記狭小部から前記上流側端部側かつ流路断面方向外側に向けて傾斜した上流側傾斜部とを有し、流体を流動させることが可能な内部流路を備える昇温部材を用いて流体を昇温させる。
【０００９】
本発明に係る流体の昇温方法は、流体を収容可能な槽の内部又は該槽に接続された流路に前記昇温部材を配置し、流体を循環させることで、前記槽に供給される流体を昇温させても良い。
【００１０】
本発明に係る流体の昇温方法において、前記流体が液体であり、前記槽が生物処理槽であっても良い。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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