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公開番号2025109317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003114
出願日2024-01-12
発明の名称液位検出システム
出願人WOTA株式会社
代理人個人
主分類G01F 23/16 20060101AFI20250717BHJP(測定;試験)
要約【課題】
本発明の目的は、従前技術と比べて、貯水タンクといった容器内の液体の液位をより広範囲に検出することが可能であり、かつ複数個の容器に適用可能である、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムを提供することにある。
【解決手段】
上記目的は、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、通気管と、気体供給手段と、圧力測定手段と、電磁弁とを備える、前記容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムなどにより解決される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、通気管と、気体供給手段と、圧力測定手段と、電磁弁とを備え、
前記通気管は、一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記通気管の他方の端部から気体を供給可能であり、
前記圧力測定手段は、前記通気管の一方の端部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、及び
前記電磁弁は、前記通気管の前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、複数個の通気管と、気体供給手段と、複数個の圧力測定手段と、複数個の電磁弁とを備え、
前記複数個の通気管は、それぞれ一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記複数個の通気管のそれぞれの他方の端部から気体を供給可能であり、
前記複数個の圧力測定手段は、それぞれ前記複数個の通気管のそれぞれの一方の端部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、及び
前記複数個の電磁弁は、それぞれ前記複数個の通気管のそれぞれの前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システム。
【請求項3】
容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、通気管と、気体供給手段と、圧力測定手段と、複数個の電磁弁と、弁とを備え、
前記通気管は、一方の端部側が分岐する分岐部を有し、かつ分岐したそれぞれの一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記通気管の他方の端部から気体を供給可能であり、
前記圧力測定手段は、前記通気管の分岐部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、
前記複数個の電磁弁は、それぞれ前記通気管の分岐部と分岐したそれぞれの一方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能であり、及び
前記弁は、前記通気管の前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システム。
【請求項4】
前記弁は、電磁弁である、請求項3に記載の液位検出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自立循環型の浄水装置では、貯水タンクから水が溢れ出すのを防ぐために水位センサが設置される。自立循環型の浄水装置に設置される水位センサとして、例えば、特許文献1には、2種の電極と制御部とを備える水位センサが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7161808号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の水位センサによれば、自立循環型の浄水装置において貯水タンク内の液位を検出できる。しかし、特許文献1に記載の水位センサでは、2種の電極が貯水タンク内の上壁面から吊り下げられるように取り付けられることから、検出できる液位が2種の電極の高さに制限されるという問題がある。また、特許文献1に記載の水位センサは、貯水タンクごとに用意しなければならず、1個の水位センサを複数個の貯水タンクに用いることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、特許文献1に記載の水位センサと比べて、貯水タンクといった容器内の液体の液位をより広範囲で検出することが可能であり、かつ複数個の容器に適用可能である、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムを提供することを、本発明が解決しようとする課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を積み重ねた結果、本発明の課題を解決するものとして、通気管、気体供給手段、圧力測定手段及び電磁弁を基本要素とする液位検出システムを創作することに成功した。本発明はこのような本発明者らによって初めて為された成功例に基づいて完成するに至った発明である。
【0007】
すなわち、本発明の一側面によれば、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、通気管と、気体供給手段と、圧力測定手段と、電磁弁とを備え、
前記通気管は、一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記通気管の他方の端部から気体を供給可能であり、
前記圧力測定手段は、前記通気管の一方の端部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、及び
前記電磁弁は、前記通気管の前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システムが提供される。
【0008】
本発明の別の一側面によれば、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、複数個の通気管と、気体供給手段と、複数個の圧力測定手段と、複数個の電磁弁とを備え、
前記複数個の通気管は、それぞれ一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記複数個の通気管のそれぞれの他方の端部から気体を供給可能であり、
前記複数個の圧力測定手段は、それぞれ前記複数個の通気管のそれぞれの一方の端部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、及び
前記複数個の電磁弁は、それぞれ前記複数個の通気管のそれぞれの前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システムが提供される。
【0009】
本発明の別の一側面によれば、容器内の液体の液位を検出するための液位検出システムであって、
前記液位検出システムは、通気管と、気体供給手段と、圧力測定手段と、複数個の電磁弁と、弁とを備え、
前記通気管は、一方の端部側が分岐する分岐部を有し、かつ分岐したそれぞれの一方の端部が容器内の液体中に配置可能であり、
前記気体供給手段は、前記通気管の他方の端部から気体を供給可能であり、
前記圧力測定手段は、前記通気管の分岐部と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管内の圧力を測定可能であり、
前記複数個の電磁弁は、それぞれ前記通気管の分岐部と分岐したそれぞれの一方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能であり、及び
前記弁は、前記通気管の前記圧力測定手段を配置している部分と他方の端部との間に配置し、かつ前記通気管を開閉可能である、前記液位検出システムが提供される。
【0010】
前記弁は、好ましくは、電磁弁である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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