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公開番号
2025099498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216194
出願日
2023-12-21
発明の名称
画像形成装置及び方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ユーザのコンテンツ画像との重複を回避するように調整用パターンを適切に配置することを可能にする。
【解決手段】画像形成装置は、シートにユーザ画像を形成する画像形成手段と、前記シートを読み取って読取画像を生成する読取手段と、前記ユーザ画像に関連するプレビュー画面を表示手段に表示させる制御手段とを備える。前記画像形成手段は、画像形成条件の調整に使用される調整用パターンを前記ユーザ画像と共に前記シートに形成可能である。前記画像形成条件は、前記読取画像における前記調整用パターンの検知結果に基づいて調整される。前記制御手段は、前記シート上の前記調整用パターンの配置に従って、前記プレビュー画面に前記調整用パターンを表すオブジェクトを表示させる。前記制御手段は、ユーザ入力に応じて、前記シート上の前記調整用パターンの配置を、前記主走査方向の端部及び前記副走査方向の端部のうちの一方から他方へ変更する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの画像形成条件に基づいて、シートにユーザ画像を形成する画像形成手段と、
前記シートを光学的に読み取って、読取画像を生成する読取手段と、
前記画像形成手段により形成される前記ユーザ画像に関連するプレビュー画面を表示手段に表示させる制御手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像形成手段は、前記少なくとも1つの画像形成条件の調整に使用される調整用パターンを前記ユーザ画像と共に前記シートに形成可能であり、
前記調整用パターンは、前記シートの主走査方向の端部又は前記主走査方向に直交する副走査方向の端部に配置され、
前記画像形成装置は、
前記読取手段により生成される前記読取画像における前記調整用パターンの検知結果に基づいて、前記少なくとも1つの画像形成条件を調整する調整手段、
をさらに備え、
前記制御手段は、前記シート上の前記調整用パターンの配置に従って、前記プレビュー画面に前記調整用パターンを表す表示オブジェクトを表示させ、
前記制御手段は、前記調整用パターンの配置の変更を指示するユーザ入力に応じて、
前記シート上の前記調整用パターンの配置を、前記主走査方向の端部及び前記副走査方向の端部のうちの一方から他方へ変更し、
前記調整用パターンの変更後の配置に従って、前記プレビュー画面に前記表示オブジェクトを表示させる、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記画像形成手段は、前記調整用パターンを前記シートの断裁されるべき断裁領域に形成可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記調整用パターンは、第1の配置において前記主走査方向の両端に配置され、第2の配置において前記副走査方向の両端に配置される、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記調整用パターンは、前記調整用パターンの長手方向に沿って配列される複数のパッチ画像を含み、
前記第1の配置において、前記調整用パターンの前記長手方向は前記副走査方向と平行であり、
前記第2の配置において、前記調整用パターンの前記長手方向は前記主走査方向と平行である、
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置は、
前記画像形成手段により形成される画像の前記主走査方向における濃度ムラを補正する補正手段、
をさらに備え、
前記制御手段は、前記調整用パターンの配置として前記第2の配置が設定される場合に、前記補正手段に前記主走査方向における濃度ムラを補正させる、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つの画像形成条件は、前記画像形成手段により形成される画像の濃度に関する条件を含み、
前記調整用パターンの前記複数のパッチ画像は、階調の異なる2つ以上のパッチ画像を含む、
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成手段は、第1サイズのシート及び前記第1サイズよりも小さい第2サイズのシートに画像を形成可能であり、
前記制御手段は、
前記画像形成手段が前記第1サイズのシートに画像を形成するように設定される場合に、前記ユーザ入力を受け付けることを可能とし、
前記画像形成手段が前記第2サイズのシートに画像を形成するように設定される場合に、前記ユーザ入力を受け付けることを不可とする、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成装置は、前記表示手段を備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置は、前記表示手段を備える他の装置と通信するための通信手段、をさらに備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
画像形成装置により実行される方法であって、
少なくとも1つの画像形成条件の調整に使用される調整用パターンを、ユーザ画像と共にシートに形成することと、
前記シートを光学的に読み取ることにより生成された読取画像を取得することと、
前記読取画像における前記調整用パターンの検知結果に基づいて、前記少なくとも1つの画像形成条件を調整することと、
前記調整用パターンを前記ユーザ画像と共に前記シートに形成することに先立って、前記ユーザ画像に関連するプレビュー画面を表示装置に表示させることと、
を含み、
前記調整用パターンは、前記シートの主走査方向の端部又は前記主走査方向に直交する副走査方向の端部に配置され、
前記プレビュー画面は、前記シート上の前記調整用パターンの配置に従って配置される、前記調整用パターンを表す表示オブジェクトを含み、
前記方法は、
前記調整用パターンの配置の変更を指示するユーザ入力を受付けることと、
前記ユーザ入力に応じて、
前記シート上の前記調整用パターンの配置を、前記主走査方向の端部及び前記副走査方向の端部のうちの一方から他方へ変更することと、
前記調整用パターンの変更後の配置に従って、前記プレビュー画面に前記表示オブジェクトを表示させることと、
をさらに含む、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及び方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置により画像が形成されたシートをリーダで読み取って、読取画像に基づいて画像形成条件を自動的に調整する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1は、カラー画像を構成する複数の色成分の各々について、シートに形成される階調パターンを光学センサで読み取った結果に基づいて生成されるガンマカーブを、画像形成装置の濃度出力条件の調整に使用する技術を開示している。特許文献1では、断裁によって分離されることが想定されたシートの周縁領域に階調パターンを形成する例が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-53089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザによっては、シートの周縁領域にもコンテンツを配置することがあり得る。例えば、ユーザは、ジョブ管理若しくはコンテンツ管理に使用されるコード(例えば、シリアル番号、1次元バーコード若しくは2次元バーコード)、又は独自のカラーパッチなどを、入力画像の周縁領域に配置するかもしれない。画像形成条件の調整のためのパターンがシート上でユーザのコンテンツに重複すると、そのパターンの不正確な読み取りに起因する画像形成条件の調整の失敗、又はコンテンツ画像を用いたジョブ管理若しくはコンテンツ管理への悪影響が生じかねない。そのため、調整用パターンを適切に配置することを可能にする仕組み求められていた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑み、画像形成条件の調整に使用される調整用パターンとユーザのコンテンツ画像との重複を回避して調整用パターンを適切に配置できる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ある観点によれば、少なくとも1つの画像形成条件に基づいて、シートにユーザ画像を形成する画像形成手段と、前記シートを光学的に読み取って、読取画像を生成する読取手段と、前記画像形成手段により形成される前記ユーザ画像に関連するプレビュー画面を表示手段に表示させる制御手段と、を備える画像形成装置であって、前記画像形成手段は、前記少なくとも1つの画像形成条件の調整に使用される調整用パターンを前記ユーザ画像と共に前記シートに形成可能であり、前記調整用パターンは、前記シートの主走査方向の端部又は前記主走査方向に直交する副走査方向の端部に配置され、前記画像形成装置は、前記読取手段により生成される前記読取画像における前記調整用パターンの検知結果に基づいて、前記少なくとも1つの画像形成条件を調整する調整手段、をさらに備え、前記制御手段は、前記シート上の前記調整用パターンの配置に従って、前記プレビュー画面に前記調整用パターンを表す表示オブジェクトを表示させ、前記制御手段は、前記調整用パターンの配置の変更を指示するユーザ入力に応じて、前記シート上の前記調整用パターンの配置を、前記主走査方向の端部及び前記副走査方向の端部のうちの一方から他方へ変更し、前記調整用パターンの変更後の配置に従って、前記プレビュー画面に前記表示オブジェクトを表示させる、画像形成装置が提供される。対応する方法もまた提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ユーザのコンテンツ画像との重複を回避するように調整用パターンを適切に配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す概略図。
画像形成条件の自動調整に関連するリーダユニットのより詳細な構成の一例を示すブロック図。
ラインセンサの構成の一例を示す概略図。
小型分光センサの構成の一例を示す概略図。
画像形成条件の自動調整に関連するコントローラな構成の一例を示すブロック図。
シートに形成される調整用パターンの一例を示す説明図。
検知回路の詳細な構成の一例を示すブロック図。
シートに形成される補正用パターンの一例を示す説明図。
印刷設定画面の構成の一例を示す説明図。
プレビュー画面の構成の第1の例を示す説明図。
プレビュー画面の構成の第2の例を示す説明図。
図11のプレビュー画面を介する調整用パターンの配置の変更について説明するための説明図。
配置が変更された調整用パターンの一例を示す説明図。
一実施形態に係るジョブ実行処理の流れの一例を示すフローチャート。
プレビュー画面において調整用パターンの配置の変更が禁止される様子を示す説明図。
ある変形例における調整用パターンの配置の変更について説明するための説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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