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公開番号2025120733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015775
出願日2024-02-05
発明の名称情報処理装置、方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 48/16 20090101AFI20250808BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アクセスポイントの一覧を画面上に表示させる場合にユーザの利便性を向上させる情報処理装置を提供する。
【解決手段】外部のアクセスポイントと無線通信が可能な情報処理装置は、前記アクセスポイントを探索する探索手段と、前記探索手段による探索結果を表示部に表示する表示制御手段とを有する。前記表示制御手段は、前記探索結果を前記表示部に表示する際に、前記探索手段により探索されたアクセスポイントのアクセスポイント情報を表示するように制御し、前記探索手段により複数のアクセスポイントが探索された場合、通信規格に準拠する所定の機能に対応するアクセスポイントのアクセスポイント情報が前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報より優先的に探索結果として表示されるように表示を制御する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
外部のアクセスポイントと無線通信が可能な情報処理装置であって、
前記アクセスポイントを探索する探索手段と、
前記探索手段による探索結果を表示部に表示する表示制御手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、
前記探索結果を前記表示部に表示する際に、前記探索手段により探索されたアクセスポイントのアクセスポイント情報を表示するように制御し、
前記探索手段により複数のアクセスポイントが探索された場合、通信規格に準拠する所定の機能に対応するアクセスポイントのアクセスポイント情報が前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報より優先的に探索結果として表示されるように表示を制御する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記表示制御手段は、前記探索結果において、前記所定の機能に対応するアクセスポイントのアクセスポイント情報を、前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報よりも上位に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記所定の機能に対応するアクセスポイントのアクセスポイント情報を、当該アクセスポイントと同じ通信品質ランクに分類され且つ前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報よりも優先的に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記探索手段により、前記所定の機能に対応せず且つ第1の通信品質ランクに分類される第1のアクセスポイントと、前記所定の機能に対応し且つ第2の通信品質ランクに分類される第2のアクセスポイントとが探索された場合、
前記表示制御手段は、前記第1の通信品質ランクが前記第2の通信品質ランクよりも高いのであれば、前記第2のアクセスポイントのアクセスポイント情報を、前記第1のアクセスポイントのアクセスポイント情報よりも優先的に表示しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記第1の通信品質ランクが前記第2の通信品質ランクよりも高いのであれば、前記第1のアクセスポイントのアクセスポイント情報を、前記第2のアクセスポイントのアクセスポイント情報よりも優先的に表示するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記探索手段により、前記所定の機能に対応し且つ前記第1の通信品質ランクに分類される第3のアクセスポイントがさらに探索された場合、
前記表示制御手段は、前記第1の通信品質ランクが前記第2の通信品質ランクよりも高いのであれば、前記第3のアクセスポイントのアクセスポイント情報を、前記第2のアクセスポイントのアクセスポイント情報よりも優先的に表示するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の通信品質ランクおよび前記第2の通信品質ランクは、電波強度の範囲に対応することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報を前記探索結果として表示しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御手段による制御は、前記情報処理装置において前記所定の機能が有効である場合に行われることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置において前記所定の機能が有効でない場合、前記表示制御手段は、前記アクセスポイント情報に含まれる電波強度の情報に基づいて、前記探索結果における前記複数のアクセスポイントそれぞれのアクセスポイント情報の表示を制御することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイントと通信可能な情報処理装置、その情報処理装置における方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)技術が様々な機器に適用されており、この無線LAN技術を用いれば、様々な機器を無線回線で接続することができる。そして、様々な機器を無線回線で接続すれば、機器の設置場所にとらわれることも、有線のようにケーブル等を用いることもなくなるので、ユーザーによって煩わしさがない。このような観点から、多くの家庭だけでなくオフィス環境においても無線LANのアクセスポイント(AP)を配置して、無線LAN環境を構築する傾向がある。無線LANのアクセスポイントには、アクセスポイントを識別するSSIDや無線通信を保護するセキュリティの設定が可能である。プリンタ等の無線LANに対応する機器でアクセスポイントを探索すると、機器に備えられた表示パネル等に探索結果としてアクセスポイントを識別するためのSSID等が一覧表示される。特許文献1には、アクセスポイントの探索結果を表示する際に、電波強度が強いアクセスポイントを表示することが記載されている。特許文献2には、アクセスポイントの探索結果を表示する際に、所定のセキュリティ方式に設定されたアクセスポイントをわかりやすく表示することが記載されている。
【0003】
ところで、無線LAN技術では、IEEE802.11b/11g/11n/11ac/11axといった規格が知られている。これらに加え、近年ではさらなるスループット向上や周波数利用効率の改善、通信レイテンシ改善を目指した後継規格として、IEEE802.11beと呼ばれるtask groupが発足されている。
【0004】
IEEE802.11be規格では、例えば1台のAPが異なる複数の周波数チャネルを介して1台のステーション(STA)と複数のリンクを確立し、並行して通信を行うMulti-Link通信が検討されている。Multi-Link通信に対応するAPを利用する場合、通信品質の良い環境でMulti-Link通信を行うと、単一の周波数チャネルでの通信時よりも通信スループットを向上させることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-180106号公報
特開2022-112729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通信機器は通信状態が良く且つMulti-Link通信対応のAPに接続することが望ましい。しかしながら、周囲に多くのAPがある場合、ユーザーがアクセスポイントの探索結果の一覧表示の中から望ましいAPを探し出すことが困難な場合がある。
【0007】
本発明は、アクセスポイントの一覧を画面上に表示させる場合にユーザの利便性を向上させる情報処理装置、方法、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、外部のアクセスポイントと無線通信が可能な情報処理装置であって、前記アクセスポイントを探索する探索手段と、前記探索手段による探索結果を表示部に表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記探索結果を前記表示部に表示する際に、前記探索手段により探索されたアクセスポイントのアクセスポイント情報を表示するように制御し、前記探索手段により複数のアクセスポイントが探索された場合、通信規格に準拠する所定の機能に対応するアクセスポイントのアクセスポイント情報が前記所定の機能に対応しないアクセスポイントのアクセスポイント情報より優先的に探索結果として表示されるように表示を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アクセスポイントの一覧を画面上に表示させる場合にユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
システム構成を示す図である。
MFPの構成を示す図である。
MFPの操作表示部を示す図である。
MFPの操作表示部を示す図である。
MFPの操作表示部を示す図である。
AP属性情報を示す図である。
表示制御処理を示すフローチャートである。
AP選択画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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