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公開番号
2025120862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015993
出願日
2024-02-05
発明の名称
情報処理システム及び方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
8/70 20180101AFI20250808BHJP(計算;計数)
要約
【課題】契約が開始した後に、ユーザに負担をかけることなく即座にスマートサービスを利用可能にする情報処理システム及び方法を提供する。
【解決手段】契約管理サーバ、契約連動処理実行サーバ、設定配信サーバ、スマートサービス用サーバ及び画像形成装置を含む情報処理システムにおいて、契約管理サーバは、スマートサービスの利用契約を管理し、契約連動処理実行サーバは、契約管理サーバで管理された利用契約に関する判断を実行し、設定配信サーバは、画像形成装置の設定情報を管理する。契約連動処理実行サーバはまた、利用契約の期間が開始されたか又は利用契約が更新されたと判断したかに応じて、画像形成装置の設定処理のためのクライアント配信指示の設定配信サーバに対する送信と、スマートサービス用サーバでの画像形成装置のスマートサービスの利用のための設定に関するサービス配信指示のスマートサービス用サーバに対する送信と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
契約管理サーバと、契約連動処理実行サーバと、設定配信サーバと、スマートサービス用サーバと、画像形成装置とを含む情報処理システムであって、
前記契約管理サーバは、スマートサービスの利用契約を管理する利用契約管理機能を有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約管理機能で管理された前記利用契約に関する判断を実行する契約判断機能を有し、
前記設定配信サーバは、前記画像形成装置の設定情報を管理するクライアント設定情報管理機能を有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約の期間が開始された又は前記利用契約が更新されたと判断したことに応じて、前記画像形成装置の設定処理のためのクライアント配信指示の前記設定配信サーバに対する送信と、前記スマートサービス用サーバでの前記画像形成装置の前記スマートサービスの利用のための設定に関するサービス配信指示の前記スマートサービス用サーバに対する送信とを実行する、
ことを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記契約管理サーバは、外部と通信する外部通信機能を有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記契約管理サーバから、前記利用契約が開始されたことを示す契約期間開始情報を、前記外部通信機能を介して受信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記契約連動処理実行サーバは、前記スマートサービスの利用条件を管理するサービス利用条件管理機能をさらに有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記スマートサービスの利用条件として該スマートサービスのためのサービス要求設定が含まれる場合には前記サービス配信指示の送信を実行し、前記スマートサービスの利用条件として該スマートサービスのためのサービス要求設定が含まれない場合には前記サービス配信指示の送信を実行しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記利用契約は、顧客毎のサービス利用設定値を含む、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記契約連動処理実行サーバにより、前記利用契約の期間が開始されたと判断したことに応じて送信される前記サービス配信指示及び前記クライアント配信指示の少なくともいずれかは前記顧客毎のサービス利用設定値に基づく指示である、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記スマートサービス用サーバは、順序制御の下で、前記サービス配信指示に従う処理を実行し、
前記画像形成装置は、前記順序制御の下で、前記クライアント配信指示に従うクライアント設定値配信、ファームウェアインストール及びファームウェアインストールを実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約が更新されたと判断したことに応じて、未設定の内容に関するサービス配信指示の前記スマートサービス用サーバに対する送信、及び未設定の内容に関するクライアント配信指示の前記設定配信サーバに対する送信を実行する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
契約管理サーバと、契約連動処理実行サーバと、設定配信サーバと、スマートサービス用サーバと、画像形成装置とを含む情報処理システムにおける方法であって、
前記契約管理サーバは、スマートサービスの利用契約を管理する利用契約管理機能を有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約管理機能で管理された前記利用契約に関する判断を実行する契約判断機能を有し、
前記設定配信サーバは、前記画像形成装置の設定情報を管理するクライアント設定情報管理機能を有し、
前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約の期間が開始された又は前記利用契約が更新されたと判断したことに応じて、前記画像形成装置の設定処理のためのクライアント配信指示の前記設定配信サーバに対する送信する工程と、前記スマートサービス用サーバでの前記画像形成装置の前記スマートサービスの利用のための設定に関するサービス配信指示の前記スマートサービス用サーバに対する送信する工程と、を実行する、
ことを特徴とする方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、顧客の環境の下で複合機、プリンタ等を便利に活用するために様々なサービスが提供されている。このようなサービスとして、例えば、複合機、プリンタ等の消耗品自動配送サービス、故障予測サービス、データバックアップサービス、外部クラウドサービスと連携したドキュメント管理サービスが挙げられる。また、これらのサービスは、スマートサービスと包括的に呼称されることがある。
【0003】
通常、スマートサービスを利用するためには、複合機、プリンタ等のクライアント側に各種設定が必要である。この各種設定は、例えば、スマートサービスの利用に必要なアプリケーションのインストール、当該アプリケーションの利用に適したファームウェアのインストール、スマートサービスの利用に必要な各種設定値の設定である。ただし、スマートサービスは、顧客に利便性を提供しているものの、前述した各種設定を顧客に要求するため、生産性、顧客満足度等を低下させてしまうことがある。
【0004】
前述した各種設定を行う労力を軽減させるため、利用契約に基づいて設定を自動的に実行する技術が存在する。特許文献1では、保守契約種別の変更に伴い、画像形成装置のファームウェアを更新するとともに、画像形成装置の設定値を変更する技術が開示されている。特許文献2では、サービス契約情報が変更された場合にも、ユーザ等の手を極力煩わせることなく、情報端末の設定を更新することができる技術が開示されている。具体的には、当該技術では、サービス提供者が契約締結時に複合機の識別情報、利用するサービスの識別情報及び契約期間情報を契約管理用データベースに登録する。これにより、特許文献2に開示されている技術は、契約に連動した複合機への設定配信を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-56771号公報
特開2014-216817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した技術により、利用契約に基づいて画像形成装置の設定値を自動的に更新することが可能である。一方、前述したスマートサービスを利用するためには、スマートサービスを提供するサーバやクラウド側にも利用設定を反映させる必要がある。特許文献2に開示されている技術では、契約管理用データベースに複合機の識別情報、サービスの識別情報及び契約期間情報を登録している。これにより、当該技術は、スマートサービスを利用する複合機への設定配信を実現させているが、スマートサービスを提供するサーバやクラウド側への設定配信を実行していない。
【0007】
提供されるスマートサービスと、当該スマートサービスを提供するサーバやクラウド側への設定の組み合わせの例として、例えば、データバックアップサービスと、オン/オフ設定、期間設定及び曜日設定を含む定期バックアップ設定とが挙げられる。或いは、このような組み合わせの例として、データバックアップサービスと、完全バックアップ又は差分バックアップを選択させるバックアップ形式設定とが挙げられる。或いは、このような組み合わせの例として、パーツ寿命予測サービスと、ユニット毎通知オン/オフ設定又はアラート通知基準設定とが挙げられる。或いは、このような組み合わせの例として、消耗品予測配送サービスと、自動配送オン/オフ設定、配送基準設定又は支払い方式設定とが挙げられる。或いは、このような組み合わせの例として、外部クラウドサービス文書バックアップと、自動バックアップ設定又は削除設定とが挙げられる。
【0008】
設定配信の実行に関しては、画像形成装置等のクライアントと、サーバやクラウドそれぞれの設定値をどのように決めるかといった問題が発生し、双方への順序制御に関する問題が発生することもある。契約に連動して、画像形成装置と、サーバやクラウドとの双方に設定を反映させる技術は、実現されていない。また、このような技術が無いため、手動による初期設定が必要になり、ユーザに対する負担が発生してしまう。したがって、契約が開始されたら、ユーザの負担を伴わず直ちにユーザがサービスの提供を受けることができる技術が望ましい。
【0009】
そこで、本発明は、契約が開始した時に、画像形成装置と、サーバやクラウドとの双方に設定値等を反映させてスマートサービスを利用することが可能な状態にする。本発明は、これにより、契約が開始した後に、ユーザに負担をかけることなく即座にスマートサービスを利用することを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した課題を解決するために、本発明の情報処理システムは、契約管理サーバと、契約連動処理実行サーバと、設定配信サーバと、スマートサービス用サーバと、画像形成装置とを含む。前記契約管理サーバは、スマートサービスの利用契約を管理する利用契約管理機能を有する。前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約管理機能で管理された前記利用契約に関する判断を実行する契約判断機能を有する。前記設定配信サーバは、前記画像形成装置の設定情報を管理するクライアント設定情報管理機能を有する。前記契約連動処理実行サーバは、前記利用契約の期間が開始された又は前記利用契約が更新されたと判断したことに応じて、前記画像形成装置の設定処理のためのクライアント配信指示の前記設定配信サーバに対する送信と、前記スマートサービス用サーバでの前記画像形成装置の前記スマートサービスの利用のための設定に関するサービス配信指示の前記スマートサービス用サーバに対する送信とを実行する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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