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公開番号2025099731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216623
出願日2023-12-22
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡易な構成で、蓄電素子ユニットの収容部分のシール性を確保できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置10は、蓄電素子を備える蓄電素子ユニット200と、蓄電素子ユニットを収容するケースと、蓄電素子ユニットと外部の配線とを電気的に接続するコネクタ500と、ケースの内方の空間を、所定方向に並ぶ第一空間S1及び第二空間S2に仕切る仕切壁と、仕切壁の第一空間に向く面とケースとの間に配置されるガスケット900と、を備え、第一空間に、蓄電素子ユニットが配置され、第二空間に、コネクタの少なくとも一部が配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子を備える蓄電素子ユニットと、
前記蓄電素子ユニットを収容するケースと、
前記蓄電素子ユニットと外部の配線とを電気的に接続するコネクタと、
前記ケースの内方の空間を、所定方向に並ぶ第一空間及び第二空間に仕切る仕切壁と、
前記仕切壁の前記第一空間に向く面と前記ケースとの間に配置されるガスケットと、を備え、
前記第一空間に、前記蓄電素子ユニットが配置され、
前記第二空間に、前記コネクタの少なくとも一部が配置される
蓄電装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第二空間には、前記蓄電素子ユニットと電気的に接続される電気部品と、前記電気部品を覆うカバーと、が配置される
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記カバーが前記電気部品を覆う範囲内において前記仕切壁を貫通する導電部材をさらに備え、
前記導電部材は、前記蓄電素子ユニットと前記電気部品とを電気的に接続する
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記ケースは、ウェイトを備え、
前記ガスケットは、前記仕切壁の前記第一空間に向く面と前記ウェイトとの間に配置される
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記ケース内に配置され、前記蓄電素子ユニットを収容する内ケースを備え、
前記仕切壁は、前記内ケースの一部である
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記ケースには、開口部が形成されており、
前記ガスケットの少なくとも一部が、前記開口部の開口方向から見て、前記開口部内に配置される
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の二次電池モジュールが筐体内に配置された蓄電装置(電池パック)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-149147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された蓄電装置では、電池モジュールを収容する筐体と、筐体の開口を塞ぐ蓋との間に、シール部材が配置されている。このような構成において、蓄電装置の外部の配線(例えば外部の充電器の配線)と蓄電装置とを接続するコネクタを筺体に配置する場合、筐体を貫通させてコネクタを配置することが考えられる。この場合、複数の電池モジュール収容部分のシール性(防水性等)を確保させるために、コネクタの周囲にもシール部材を配置する等の必要が生じ、構成が複雑になるおそれがある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、コネクタと、蓄電素子を備える蓄電素子ユニットと、を備える蓄電装置において、簡易な構成で、蓄電素子ユニットの収容部分のシール性を確保できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子を備える蓄電素子ユニットと、前記蓄電素子ユニットを収容するケースと、前記蓄電素子ユニットと外部の配線とを電気的に接続するコネクタと、前記ケースの内方の空間を、所定方向に並ぶ第一空間及び第二空間に仕切る仕切壁と、前記仕切壁の前記第一空間に向く面と前記ケースとの間に配置されるガスケットと、を備え、前記第一空間に、前記蓄電素子ユニットが配置され、前記第二空間に、前記コネクタの少なくとも一部が配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、コネクタと蓄電素子を備える蓄電素子ユニットとを備える蓄電装置において、簡易な構成で、蓄電素子ユニットの収容部分のシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置から蓋部材及び第一固定部材を取り外した状態を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電装置の外ケースの内部構成を示す斜視図である。
図4は、実施の形態に係る蓄電装置が備える外ケースの構成を示す分解斜視図及び断面図である。
図5は、実施の形態に係る蓄電装置が備える蓄電ユニットの構成を示す分解斜視図である。
図6は、実施の形態に係る蓄電素子ユニットの構成を示す斜視図である。
図7は、実施の形態に係る蓄電装置が備える構成要素の位置関係を示す断面図である。
図8は、実施の形態に係る蓄電装置が備える構成要素の位置関係を示す上面図である。
図9は、実施の形態に係る仕切壁及びその周囲の構成を示す断面図及び側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子を備える蓄電素子ユニットと、前記蓄電素子ユニットを収容するケースと、前記蓄電素子ユニットと外部の配線とを電気的に接続するコネクタと、前記ケースの内方の空間を、所定方向に並ぶ第一空間及び第二空間に仕切る仕切壁と、前記仕切壁の前記第一空間に向く面と前記ケースとの間に配置されるガスケットと、を備え、前記第一空間に、前記蓄電素子ユニットが配置され、前記第二空間に、前記コネクタの少なくとも一部が配置される。
【0010】
これによれば、蓄電装置において、ケースの内方の空間を第一空間及び第二空間に仕切る仕切壁の第一空間に向く面とケースとの間にガスケットを配置し、蓄電素子を備える蓄電素子ユニットを第一空間に配置し、コネクタの少なくとも一部を第二空間に配置する。このように、仕切壁の第一空間に向く面とケースとの間にガスケットを配置することで、第一空間と第二空間との間のシール性(防水性等)を向上できる。これにより、簡易な構成で、蓄電素子を備える蓄電素子ユニットとコネクタとの間のシール性を向上できる。したがって、コネクタと蓄電素子を備える蓄電素子ユニットとを備える蓄電装置において、簡易な構成で、蓄電素子ユニットの収容部分のシール性を確保できる。
(【0011】以降は省略されています)

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