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公開番号2025099724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216612
出願日2023-12-22
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/509 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】それぞれが複数の蓄電素子を備える複数の蓄電素子ユニットを簡易な構成で接続できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、複数の蓄電素子ユニット群31を備え、複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、第一方向に並ぶ複数の蓄電素子ユニット200を備え、複数の蓄電素子ユニットのそれぞれは、複数の蓄電素子と、第一方向に並ぶ一対の外部端子251と、を備え、複数の蓄電素子ユニット群は、第一方向と交差する第二方向に並び、複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれが備える複数の蓄電素子ユニットは、直列接続され、複数の蓄電素子ユニット群は、並列接続される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
複数の蓄電素子ユニット群を備え、
前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、第一方向に並ぶ複数の蓄電素子ユニットを備え、
前記複数の蓄電素子ユニットのそれぞれは、複数の蓄電素子と、前記第一方向に並ぶ一対の外部端子と、を備え、
前記複数の蓄電素子ユニット群は、前記第一方向と交差する第二方向に並び、
前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれが備える複数の蓄電素子ユニットは、直列接続され、
前記複数の蓄電素子ユニット群は、並列接続される
蓄電装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第二方向に延び、前記複数の蓄電素子ユニット群を並列接続する少なくとも１つのバスバーを備える
請求項１に記載の蓄電装置。
【請求項３】
前記第二方向に延び、前記複数の蓄電素子ユニット群を並列接続する一対の前記バスバーである第一バスバー及び第二バスバーを備える
請求項２に記載の蓄電装置。
【請求項４】
前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、一方の直列端である第一端子と、他方の直列端である第二端子と、を備え、
前記第一バスバーは、各前記蓄電素子ユニット群の前記第一端子に接続され、
前記第二バスバーは、各前記蓄電素子ユニット群の前記第二端子に接続される
請求項３に記載の蓄電装置。
【請求項５】
前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、一方の直列端である第一端子と、他方の直列端である第二端子と、を備え、
前記蓄電装置は、前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれについて前記第一端子に接続される第一導電部材を備え、
各前記第一導電部材は、前記第一バスバーに電気的に接続され、
前記第二バスバーは、各前記蓄電素子ユニット群の前記第二端子に接続される
請求項３に記載の蓄電装置。
【請求項６】
各前記蓄電素子ユニット群を流れる電流が統合される正極配線部材及び負極配線部材の一方及び他方である第一配線部材及び第二配線部材を備え、
前記第一配線部材は、前記第一バスバーの第一端部に接続され、
前記第二配線部材は、前記第二バスバーの第二端部に接続される
請求項３～５のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項７】
前記第一端部は、前記第一バスバーにおける前記複数の蓄電素子ユニット群との並列接続箇所のうちの最も前記第二方向の一方側の並列接続箇所から、前記第一バスバーの前記第二方向の一方側の端縁までの範囲に位置し、
前記第二端部は、前記第二バスバーにおける前記複数の蓄電素子ユニット群との並列接続箇所のうちの最も前記第二方向の他方側の並列接続箇所から、前記第二バスバーの前記第二方向の他方側の端縁までの範囲に位置する
請求項６に記載の蓄電装置。
【請求項８】
前記複数の蓄電素子ユニットのうちの少なくとも１つの蓄電素子ユニットを制御するための制御配線部材をさらに備え、
前記制御配線部材は、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向において、前記複数の蓄電素子ユニットの前記一対の外部端子とは反対側から導出される
請求項１～５のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項９】
前記複数の蓄電素子ユニット群は、前記複数の蓄電素子ユニット群の前記第一方向の位置であって、前記第一方向から見て前記複数の蓄電素子ユニット群と重なる位置に配置されるバスバーで並列接続される
請求項１～５のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、それぞれが複数の電池セルを備える複数の電池モジュールがハウジングに収容され、各電池モジュールに接続された第１ハーネスは第１集合部に接続され、各電池モジュールに接続された第２ハーネスは第２集合部に接続された電池パックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－５８１５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記特許文献１に開示された電池パックでは、それぞれが複数の電池セルを備える複数の電池モジュールが、複雑な構成で接続されている。つまり、複数の電池モジュールのそれぞれに第１ハーネス及び第２ハーネスが接続され、第１ハーネスが第１集合部に接続され、第２ハーネスが第２集合部に接続されており、複数の電池モジュールの接続構成が複雑である。
【０００５】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、それぞれが複数の蓄電素子を備える複数の蓄電素子ユニットを簡易な構成で接続できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の蓄電素子ユニット群を備え、前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、第一方向に並ぶ複数の蓄電素子ユニットを備え、前記複数の蓄電素子ユニットのそれぞれは、複数の蓄電素子と、前記第一方向に並ぶ一対の外部端子と、を備え、前記複数の蓄電素子ユニット群は、前記第一方向と交差する第二方向に並び、前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれが備える複数の蓄電素子ユニットは、直列接続され、前記複数の蓄電素子ユニット群は、並列接続される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明における蓄電装置によれば、それぞれが複数の蓄電素子を備える複数の蓄電素子ユニットを簡易な構成で接続できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図２は、実施の形態に係る蓄電装置から蓋部材及び第一固定部材を取り外した状態を示す斜視図である。
図３は、実施の形態に係る蓄電装置の外ケースの内部構成を示す斜視図である。
図４は、実施の形態に係る蓄電装置が備える外ケースの構成を示す分解斜視図及び断面図である。
図５は、実施の形態に係る蓄電装置が備える蓄電ユニットの構成を示す分解斜視図である。
図６は、実施の形態に係る蓄電素子ユニットの構成を示す斜視図である。
図７は、実施の形態に係る蓄電装置が備える構成要素の位置関係を示す断面図である。
図８は、実施の形態に係る蓄電装置が備える構成要素の位置関係を示す上面図である。
図９は、実施の形態に係る蓄電素子ユニットの電気的接続構成を示す模式図である。
図１０は、実施の形態の変形例１に係る蓄電素子ユニットの電気的接続構成を示す模式図である。
図１１は、実施の形態の変形例２に係る蓄電素子ユニットの電気的接続構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（１）本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の蓄電素子ユニット群を備え、前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれは、第一方向に並ぶ複数の蓄電素子ユニットを備え、前記複数の蓄電素子ユニットのそれぞれは、複数の蓄電素子と、前記第一方向に並ぶ一対の外部端子と、を備え、前記複数の蓄電素子ユニット群は、前記第一方向と交差する第二方向に並び、前記複数の蓄電素子ユニット群のそれぞれが備える複数の蓄電素子ユニットは、直列接続され、前記複数の蓄電素子ユニット群は、並列接続される。
【００１０】
これによれば、蓄電装置において、複数の蓄電素子と第一方向に並ぶ一対の外部端子とをそれぞれ備える複数の蓄電素子ユニットを第一方向に並べて直列接続して蓄電素子ユニット群を構成し、複数の蓄電素子ユニット群を第二方向に並べて並列接続する。これにより、それぞれが複数の蓄電素子を備える複数の蓄電素子ユニットを、直列接続及び並列接続しやすいように配置でき、接続の形態を簡易な構成にできる。
（【００１１】以降は省略されています）

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