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公開番号
2025099862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216819
出願日
2023-12-22
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
F16H
63/08 20060101AFI20250626BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】PTO系動力伝達系統の変速操作を、スイッチを用いた電子制御で行うことのできる作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、原動機の動力を外部に取り出すPTO軸を備えた作業車両であって、原動機からの動力が伝達される第1PTO伝動軸と、PTO軸へ動力を伝達する第2PTO伝動軸と、第1PTO伝動軸から第2PTO伝動軸に動力を伝達する第1ギヤ列及び第2ギヤ列と、第1PTO伝動軸から第2PTO伝動軸への動力伝達を、第1ギヤ列を経由して行う第1状態及び第2ギヤ列を経由して行う第2状態のいずれかに切り換えるシンクロメッシュ式の切換機構と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
原動機の動力を外部に取り出すPTO軸を備えた作業車両であって、
前記原動機からの動力が伝達される第1PTO伝動軸と、
前記PTO軸へ動力を伝達する第2PTO伝動軸と、
前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸に動力を伝達する第1ギヤ列及び第2ギヤ列と、
前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸への動力伝達を、前記第1ギヤ列を経由して行う第1状態及び前記第2ギヤ列を経由して行う第2状態のいずれかに切り換えるシンクロメッシュ式の切換機構と、
を備えた作業車両。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1状態及び前記第2状態のいずれかに切り換えるべく前記切換機構の切換操作を行うシフトフォークと、
前記シフトフォークによる前記切換機構の前記切換操作を行うべく前記シフトフォークを操作する操作機構と、
前記操作機構を操作するための操作信号を出力するスイッチと、
前記スイッチからの操作信号を取得した際に、前記操作機構を作動させる制御信号を出力する制御装置と、
を備えている請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第1ギヤ列は、前記原動機の回転数が第1回転数であるときに、PTO軸へ動力を伝達するものであり、
前記第2ギヤ列は、前記原動機の回転数が前記第1回転数とは異なる第2回転数であるときに、PTO軸へ動力を伝達するものであり、
前記第1ギヤ列及び前記第2ギヤ列のギヤ比は、前記原動機の回転数が前記第1回転数であっても前記第2回転数であっても前記PTO軸の回転数が略等しくなるギヤ比に設定されている請求項1または2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記制御装置は、前記スイッチからの操作信号を取得した際に、前記原動機の回転数を前記第1回転数及び前記第2回転数のいずれかに切り換え、且つ、前記第1回転数及び前記第2回転数に対応して前記第1状態及び前記第2状態のいずれかに切り換わるように前記操作機構に制御信号を出力する請求項2を引用する請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記操作機構は、前記切換操作を行うべく前記シフトフォークを移動させるシフトシリンダと、前記シフトシリンダを作動させるべく前記制御信号によって制御される変速バルブとを有している請求項2に記載の作業車両。
【請求項6】
前記シフトシリンダは、シリンダボディと、前記シリンダボディに対して突出及び縮退するピストンロッドとを有し、
前記シフトフォークは、前記ピストンロッドに連結ピンを介して連結される連結部を有している請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記シフトフォークの位置を検出する検出センサを備え、
前記シフトフォークは、第1操作位置と第2操作位置とに移動自在であり、且つ当該シフトフォークが前記第1操作位置或いは前記第2操作位置であることを検出センサが検出するための検出部を有し、
前記第1操作位置は、前記切換機構が前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸への動力伝達を前記第1状態に切り換えた位置であり、
前記第2操作位置は、前記切換機構が前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸
への動力伝達を前記第2状態に切り換えた位置である請求項2に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業車両が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された作業車両は、原動機の動力を外部に取り出すPTO軸を備え、且つ原動機の動力をPTO軸に伝達するPTO系動力伝達系統(PTO伝動方向下流側伝動構造350)を備えている。PTO系動力伝達系統は、PTO変速機構(PTO多段変速機構370)を有している。
【0004】
PTO変速機構は、原動機の動力が伝達される第1PTO伝動軸から、PTO軸へ動力を伝達する第2PTO伝動軸に動力を伝達する第1ギヤ列及び第2ギヤ列を備え、第1PTO伝動軸から第2PTO伝動軸への動力伝達を、第1ギヤ列を経由して行う第1状態及び第2ギヤ列を経由して行う第2状態のいずれかに切り換えるように構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-189532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来、PTO系動力伝達系統の変速操作を、スイッチを用いた電子制御で行いたいという要望がある。
【0007】
本発明は、前記問題点に鑑み、PTO系動力伝達系統の変速操作を、スイッチを用いた電子制御で行うことのできる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る作業車両は、原動機の動力を外部に取り出すPTO軸を備えた作業車両であって、前記原動機からの動力が伝達される第1PTO伝動軸と、前記PTO軸へ動力を伝達する第2PTO伝動軸と、前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸に動力を伝達する第1ギヤ列及び第2ギヤ列と、前記第1PTO伝動軸から前記第2PTO伝動軸への動力伝達を、前記第1ギヤ列を経由して行う第1状態及び前記第2ギヤ列を経由して行う第2状態のいずれかに切り換えるシンクロメッシュ式の切換機構と、を備えている。
【0009】
前記第1状態及び前記第2状態のいずれかに切り換えるべく前記切換機構の切換操作を行うシフトフォークと、前記シフトフォークによる前記切換機構の前記切換操作を行うべく前記シフトフォークを操作する操作機構と、前記操作機構を操作するための操作信号を出力するスイッチと、前記スイッチからの操作信号を取得した際に、前記操作機構を作動させる制御信号を出力する制御装置と、を備えていてもよい。
【0010】
前記第1ギヤ列は、前記原動機の回転数が第1回転数であるときに、PTO軸へ動力を伝達するものであり、前記第2ギヤ列は、前記原動機の回転数が前記第1回転数とは異なる第2回転数であるときに、PTO軸へ動力を伝達するものであり、前記第1ギヤ列及び前記第2ギヤ列のギヤ比は、前記原動機の回転数が前記第1回転数であっても前記第2回転数であっても前記PTO軸の回転数が略等しくなるギヤ比に設定されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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