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公開番号
2025099900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216885
出願日
2023-12-22
発明の名称
ルート案内システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約
【課題】途中でエネルギーの充填を行って目的地まで走行する場合の所要時間を短くする。
【解決手段】ナビゲーション装置と管理サーバとを含むルート案内システムであって、管理サーバは、水素ステーションの混雑状況を格納した混雑状況データベースを備え、ナビゲーション装置は、管理サーバの混雑状況データベースから充填スポット候補である水素ステーションの混雑状況を取得し(S302)、水素ステーションでの待ち時間を推定し(S303)、充填スポット経由走行ルートを水素ステーション毎に探索し(S304)、探索した各充填スポット経由走行ルートについて待ち時間を含む目的地までの所要時間を算出し(S305)、所要時間が最も短くなる充填スポット経由走行ルートによりルート案内を行う(S306)。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
目的地と経由地とに基づいて前記目的地までの走行ルートを探索し、探索した前記走行ルートによりルート案内を行うナビゲーション装置と、
複数のエネルギー充填スポットの運用状況を管理する管理サーバと、を含むルート案内システムであって、
前記管理サーバは、各前記エネルギー充填スポットの混雑状況を格納した混雑状況データベースを備え、
前記ナビゲーション装置は、
前記管理サーバの前記混雑状況データベースから各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況を取得し、
取得した前記混雑状況に基づいて各前記エネルギー充填スポットでの待ち時間を推定し、
前記エネルギー充填スポットを前記経由地に組み込んだ充填スポット経由走行ルートを前記エネルギー充填スポット毎に探索し、
探索した各前記充填スポット経由走行ルートについて前記待ち時間を含む前記目的地までの所要時間を算出し、
前記所要時間が最も短くなる前記充填スポット経由走行ルートによりルート案内を行うこと、
を特徴とするルート案内システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のルート案内システムであって、
前記管理サーバは、各前記エネルギー充填スポットの所在地と、営業情報とを格納した営業情報データベースを備え、
前記ナビゲーション装置は、
前記目的地と前記経由地とに基づいて、前記目的地までの基準走行ルートを探索し、
前記管理サーバの前記営業情報データベースから各前記エネルギー充填スポットの前記所在地を取得して前記基準走行ルートの周辺に位置する複数の前記エネルギー充填スポットを探索して複数の充填スポット候補として設定し、
各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況の取得は、前記管理サーバの前記混雑状況データベースから各前記充填スポット候補の前記混雑状況を取得することであり、
前記待ち時間の推定は、取得した前記混雑状況に基づいて各前記充填スポット候補での待ち時間を推定することであり、
前記充填スポット経由走行ルートの探索は、前記充填スポット候補を前記経由地に組み込んだ充填スポット経由走行ルートを前記充填スポット候補毎に探索することである、
ルート案内システム。
【請求項3】
請求項2に記載のルート案内システムであって、
前記ナビゲーション装置は、
複数の前記充填スポット候補を設定した後、前記管理サーバの前記営業情報データベースから複数の前記充填スポット候補の営業情報を取得し、非営業の前記充填スポット候補を除外して複数の前記充填スポット候補を再設定し、
各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況の取得は、前記管理サーバの前記混雑状況データベースから再設定した各前記充填スポット候補の前記混雑状況を取得することであり、
前記待ち時間の推定は、取得した前記混雑状況に基づいて再設定した各前記充填スポット候補での待ち時間を推定することであり、
前記充填スポット経由走行ルートの探索は、再設定した前記充填スポット候補を前記経由地に組み込んだ充填スポット経由走行ルートを再設定した前記充填スポット候補毎に探索することである、
ルート案内システム。
【請求項4】
請求項3に記載のルート案内システムであって、
前記混雑状況データベースは、曜日と時間帯と各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況を関連付けて格納したデータベースであり、
前記ナビゲーション装置は、
再設定した複数の前記充填スポット候補までの部分走行ルートを探索して、再設定した複数の前記充填スポット候補への到着時刻をそれぞれ算出し、
前記待ち時間の推定は、前記混雑状況データベースを参照し、再設定した各前記充填スポット候補への各前記到着時刻における各前記待ち時間を推定すること、
を特徴とするルート案内システム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のルート案内システムであって、
前記エネルギー充填スポットは充電スポットもしくは水素ステーションであること、
を特徴とするルート案内システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギー充填スポットを経由する目的地までの走行ルートを探索し、探索した走行ルートによりルート案内を行うルート案内システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、充電スポットの現在の利用状況と、充電器と車両との適合性に関する情報をデータベースから取得し、車両と適合する利用可能な充電器を有する充電スポットへの走行ルートを示すシステムが開示されている。このシステムでは、最も近い充電スポットが利用できない場合には、次に近い充電スポットの探索を行う。
【0003】
また、特許文献2は、電動二輪車に搭載されたバッテリパックをバッテリステーションにおいて交換するシステムに関する。バッテリステーションは、バッテリを充電して充電済のバッテリパックとして提供する。このため、充電済のバッテリパックを提供できるようになるまで時間が掛かる。特許文献2に記載のシステムでは、各バッテリステーションが充電済のバッテリパックを準備できるまでの時間と、バッテリステーションまでの移動時間と、バッテリステーションの混雑状況に基づいて算出される待ち時間とに基づいて交換完了時間を算出する。そして、画面上に現在の電動二輪車の位置と、各バッテリステーション到着までの時間と交換完了時間とを表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-500697号公報
特開2017-91427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、水素ステーションや充電スポット等のエネルギー充填スポットは普及途上であり、従来のガソリンスタンドと比較して設置地点数、設置基数が少ない。一方、水素の充填、バッテリの充電に必要な時間は給油時間よりも長い。このため、エネルギー充填スポットに車両が集中し、水素ガスの充填、バッテリの充電に時間が掛かる場合がある。また、エネルギー充填スポットは、メンテナンスのために非営業となる場合があり、他のエネルギー充填スポットを経由する追加ルートの走行が発生する場合がある。この場合、途中でエネルギーの充填を行って目的地まで走行する場合の所要時間が長くなるという問題がある。
【0006】
この点に関し、特許文献1、2に記載のシステムでは、目的地までの所要時間は考慮されていない。
【0007】
そこで、本開示は、途中でエネルギーの充填を行って目的地まで走行する場合の所要時間を短くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のルート案内システムは、目的地と経由地とに基づいて前記目的地までの走行ルートを探索し、探索した前記走行ルートによりルート案内を行うナビゲーション装置と、複数のエネルギー充填スポットの運用状況を管理する管理サーバと、を含むルート案内システムであって、前記管理サーバは、各前記エネルギー充填スポットの混雑状況を格納した混雑状況データベースを備え、前記ナビゲーション装置は、前記管理サーバの前記混雑状況データベースから各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況を取得し、取得した前記混雑状況に基づいて各前記エネルギー充填スポットでの待ち時間を推定し、前記エネルギー充填スポットを前記経由地に組み込んだ充填スポット経由走行ルートを前記エネルギー充填スポット毎に探索し、探索した各前記充填スポット経由走行ルートについて前記待ち時間を含む前記目的地までの所要時間を算出し、前記所要時間が最も短くなる前記充填スポット経由走行ルートによりルート案内を行うこと、を特徴とする。
【0009】
このように、混雑状況に基づいてエネルギー充填スポットでの待ち時間を推定し、エネルギー充填スポットでの待ち時間を含む目的地までの所要時間が最短となる充填スポット経由走行ルートによりルート案内を行うので、走行ルートの途中でエネルギーの充填を行って目的地まで走行する場合の所要時間を短くすることができる。
【0010】
本開示のルート案内システムにおいて、前記管理サーバは、各前記エネルギー充填スポットの所在地と、営業情報とを格納した営業情報データベースを備え、前記ナビゲーション装置は、前記目的地と前記経由地とに基づいて、前記目的地までの基準走行ルートを探索し、前記管理サーバの前記営業情報データベースから各前記エネルギー充填スポットの前記所在地を取得して前記基準走行ルートの周辺に位置する複数の前記エネルギー充填スポットを探索して複数の充填スポット候補として設定し、各前記エネルギー充填スポットの前記混雑状況の取得は、前記管理サーバの前記混雑状況データベースから各前記充填スポット候補の前記混雑状況を取得することであり、前記待ち時間の推定は、取得した前記混雑状況に基づいて各前記充填スポット候補での待ち時間を推定することであり、前記充填スポット経由走行ルートの探索は、前記充填スポット候補を前記経由地に組み込んだ充填スポット経由走行ルートを前記充填スポット候補毎に探索することでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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